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zoom RSS 一阿の 「映画 聯合艦隊司令長官「山本五十六」 を観て」 @/6

<<   作成日時 : 2012/01/26 06:54   >>

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昨年、暮れ、何十年ぶりかで映画を観た。聯合艦隊司令長官「山本五十六」だ。まことに申し訳ないが、観るといふより検証しに行った感が強い。

原作者の半藤一利は帝国海軍について豊富な知見を持っているが、1930年生まれで海軍の生活を実体験するには幼すぎる。敗戦の時は、15才だ。立派な人だとは思うが、地についたものといふより、頭の中で考え出した結論があって、膨大な文献や聞き取りによる衣装を纏わして世に出すと言ったところがある。何を言ひだすか分からないので安心ができない。

事実、澤地久枝の資料集めをしてゐだ時代がある。リベラルは結構だが、帝国海軍のリベラルではなくて戦後の似而非リベラルでは困る。山梨勝之進 反町榮一 堀 悌吉 高木惣吉野村 実とは本質的には異なるところがある。(マスコミでは海軍の長老といふことになってゐるが)。

しかしこの映画は俳優の熱演もあって当を得たものになってをりホットした。昨年のNHKのひどい反戦海軍批判の軽薄な左翼番組があったので、安心が出来なかったのだ。さて、まづ画面にでた場面、陸軍の一個小隊の兵士が三八銃を構え、海軍省の正門を狙ふところがある。

日、独、伊三国同盟に最後まで反対する海軍に対する陸軍の嫌がらせの場面だ。それで思い出したこと がある。昭和18年12月1日私は江田島の海軍兵学校へ入校したが、間もなく井上成美(しげよし)校長の意向で、「生徒の陸軍士官学校の友人との文通を禁 ずる」と言ふお達示があった。

これを伝へたのは、分隊監事の鹿山 誉大尉(65期)であった。彼の著書「帽振れ海軍兵学校」「駆逐艦村雨の最後」は神田のしかるべき古本屋では希少本になってゐる。お達示を受けて、私は 思った「陸軍も海軍もわが国を護る同じ軍隊ではないか。何故文通してはいけないのだらう。」

我々は未だ16、17才の少年だった。゛尤も一号生徒になる頃 にはお達示の本意は良く分るやうになってゐた。戦後一号時代の分隊監事野村実大尉の分かりやすい講話で、映画に出て来る海軍の苦しい立場はよく理解してゐたが、あくまで後知恵と言へやう。「鎮魂歌」の中で詩人那珂太郎が謳った「・・・戦後の高みから、平和時の正論をもって、自らの心の痛みなしに批判し断罪する・・・」評論家が多すぎるのではないか。


(つづく)


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