一阿の 「こけし」 Ⅴ

「サラエボ」雑観;第一次世界大戦は1914年6月29日 オーストリアの皇位継承者フェルディナンドががサラエボで暗殺されたことに端を発する。この時も舞台はウクライナでありクリミヤだったことはよく知られてゐる。

敗戦国 オーストリアのクラウゼウ゜ィッツは「戦争論」を書いたが、その最終章で「戦いに敗けた国は二度と軍隊を持つことは出来ないであろう」と書いた。しかしドイツは強大な軍隊を持つに至った。この予言が的中したのは日本である。本の訳者は75期篠田英之介兄の親父さんだ。(陸軍大学教授)

日本は露・仏・英・米・伊etcの連合国側についた。 そして漁夫の利を得た。だがそれは我が国に軍隊があったからだ、今は無い。我が国の国力は大正7~8年に比べれば半分にも満たない。当時我が国は南樺太 満州 朝鮮 台湾 青島 マーシャル カロリン マリアナ諸島を支配してゐたし何よりも国民と領土を守れる軍隊を持っていた。

ところが、今の無責任なマスコミ共がまるで十分な国力を持ってでもゐるかのやうに、安倍首相や外務省に米露中韓EUの間に立って上手くやれと言う。上記諸国は全て軍隊を有している。軍隊を持たない国の外交なんてものは、膨らし粉の入った砂糖菓子みたいなもので、火を近づけると溶けて流れて仕舞う。

国力は経済力 政治力 軍事力外交力 文化力 教育力 愛国心 領土技術力 知力 精神力の全てから成る。中でも軍事力のウエイトが高い。然るに世論はロシア 欧米 中国に対する外交を論じ、まるであの第一次世界大戦時の我が国が保有してゐた国力がまだあるかのやうな夢想にかられてゐる。戦力無くして平和を唱えるならあのガンジーのやうな命がけの信念を要する。

これから我が国はウクライナ クリミヤを巡る 露 米 EU 中 のせめぎ合いの中で戦力を持たない日本の無力さをいやと言う程思い知らされるだろう。国力の無い国は国力のある国の狭間に埋没するのはそれこそ歴史認識だ。昔第一次世界大戦の時得た漁夫の利は決して得られないことを肝に銘じなければならない。我が国は先ず国力をつけなければならない。国力の中でも最重要な戦力をつけなければならない。戦力は暴力ではない。戦力があって始めて国力と言えるのです。

戦争に敗けて69年余りの文化ショックに共産党崩れの観念論者どもが平和 平和 と夢のうたをうたい続け国力を疲弊させて来ました。国力あっての平和です。シーレーンを守れる戦力あっての平和です。日本は普通に帰らなければならない。国力を復元するのに特急券はない普通乗車券でこつこつ回復してゆく他はない。憲法改正。集団的自衛権の確立。特定秘密保護法。

当たり前じゃないですか。軍隊は暴力装置ではない。一国の文化を守るのは軍隊です。 こけしはなんでかわいいか。思うおもいを言わぬから。堀口大学は明治に生まれ日本の美意識を子守歌のやうに歌った。軍隊が遠くの方で、命をかけて詩人を守ってゐた。

―つづく―

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一阿の 「こけし」 Ⅳ

今は亡き九太郎(ブログ執筆者)に案内されて、私は工業倶楽部の二階ホールにゐた。美術鑑賞会の話しを聴く為である。一昨年の初夏、緑の美しい季(とき)を迎へやうとしてゐた。

講師として入って来られたのはうら若き女性であった。彼女は口を開くと「レジメをご覧になって、お気づきかも知れませんが(そこには出光と言う講師の名が記載されてゐた)、私は出光美術館の出光の娘でございます。」と言った。

その年6月16日~7月22日 に「祭」(遊楽・祭礼・名所)と題して出光美術館て展示会が行はれてゐた。彼女は学芸員として英国ロンドン大学で研修を積み、帰国の第一声であった。淡々とユーモラスに日本文化の祭における信仰と舞台とのかかわりを語った。そして英国人の日本文化への傾倒に話が及んだ。ロンドン大学の美術サロンには阿国の遊芸図や江戸時代の歌舞伎絵図も展示されてゐた。英国人の日本文化に対する愛着は相当なもので、応仁の乱で荒れ果てた京都の町を信長 秀吉 家康が根気よく修復して行ったことも熟知していた。

ところが2003年財政上の都合でこの美術サロンの日本コーナーは突然閉められることになる。我々(出光さん達)は大変残念だが、お金がないのなら仕方がない、と諦めることにした。このサロンには朝鮮の文化を紹介するコーナーもあった。

彼女は続けた。「韓国の人達はこのことに大反対で大騒ぎをしたやうです」 と笑いながら付け加えた。私の頭にははチラッと「慰安婦問題」がよぎった。その後2007には英国人自らの熱心な再開運動で日本コーナーは復活した。日本人が騒いだ訳ではなかった。・・・こけしは/なんで/かわいいか/思う/おもいを/いわぬから。・・・隣接した困った民族を飛び越して、ロナルド・キーンやアンドレ・マルローは言うに及ばす日本人以上に日本人的な外国人は沢山いる。

第二次世界大戦時は敵国であったが英米仏も然りだ。私事になって恐縮だが、祖父は日露戦争に参加して脚部に受けた盲管銃創の傷痕を自慢げに見せながらよく言ったものだ。「満人はのんびりしていて良いが、朝鮮人はひがみっぽくていかん」と。

昭和27年4月28日我が国が独立を回復するまで 、マッカーサーは民主主義と言論の自由を与えると称しながら、30項目に亘る厳重な検閲指針をマスコミに課した。1 SCAP=連合国最高司令部 に対する批判。 2 極東軍事裁判に対する批判。3 SCAPが憲法を起草したことについての言及と批判。4 検閲が行われてゐることについての言及と批判。

そして 5・6・7・8つ目に 8 朝鮮人に対する批判。があり、これらが30項目までつづく。この頃からパチンコ屋で軍艦マーチが大きな音で街に流れ出した。不思議なことに他では絶対に演奏されませんでした。青木彰兄(司馬遼太郎の親友・彼に戦前の海軍を教へた。・ミッドウェーの「赤城」艦長青木泰二郎大佐の息子。75期、産経新聞専務-夕刊フジ社長-筑波大学教授)はよく言ったもだ。

今日のマスコミの堕落はマッカーサーの言うことを聞いておれば先ず安泰と言う怠惰な癖か抜けなかった事だ。自ら真剣に考えようとしない。その最たるものが朝日であるのは論を待たない(一阿)。朝鮮人達の強権に守られた野放図な思い上がりはこの頃からはじまったと考へる。勿論彼等にも良い所もあるし同情の余地もある。しかし思考回路の違うこの民族との対話は国力と言うことばが良さそうだ。

―つづく―

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一阿の 「こけし」 Ⅲ

明治19年8月 清国 北洋艦隊の丁汝昌は「定遠」に座乗し、「威遠」 「済遠」を連れて示威行動の後、長崎で長崎事件をおこす。ウラジオストクからの帰途であった。

昨今の情勢をあの日清戦争前夜になぞらえる人がゐる。私も全く同感だ。日清戦争は明治27~28年だ。長崎事件は日清両方で81名の死傷者が出た。事件が解決したのは明治20年2月だが日・清・米・英の間で行われた交渉の中に露・独・仏が割り込んで来た。これは日清戦争後の三国干渉を予感させる。

「臥薪嘗胆」は三国干渉に対する国民の気概を言ったものだが今の国民にこの覚悟があるだらうか。長崎事件から5年後明治24年丁汝昌は更に強力な北洋艦隊 「丁遠」「鎮遠」「経遠」「来遠」(ドイツ製)「致遠」「靖遠」(イギリス製)の6隻を率いて神戸から横浜に来航し明治天皇に謁見した。西郷従道の招請に李鴻章が北洋艦隊の偉容を見せつける形で応じた。これは琉球 朝鮮で対立する日本への威圧であることは言うまでもない。

艦隊に招待された日本の議員や貴顕紳士 新聞記者達は巨艦 巨砲に圧倒される。当時日本海軍の主力は「扶桑」 3777トン。「比叡」「金剛」 共に2550トン。これに対し「丁遠」 「鎮遠」 は 7335トン。2連装の30センチ主砲4門を備えていた。正に圧倒的な戦力の差である。

ただし呉に入港した艦隊を密かに観察した中牟田倉之助中将や東郷平八郎大佐は水兵の訓練か劣っていることを見抜いてはゐた。我が国が日清戦争前夜と120年後の平成26年で 明らかに異なるのは、戦争に負けた経験を持つか持たぬかの一点だ。

我々の時代に初めて祖国は国土を蹂躙されたのだ。我々は戦争に負けたのだ。このことをかっての敵国によって良いように利用され、こちらに非があったと考えるよう教育されて来た。そして生活の面のみから物事を考えるようになってしまった。国家意識 愛国心なんて言おうものなら忽ち軍国主義者のレッテルを貼られる。

間違ったこう言う風潮を作り上げることに大いに貢献し今もその非を改めないのが、朝日でありNHKであり東大を始めとする左翼の教授連であろう。人権と平和を唱えさえすれば生活は安定する。国を如何に守るかの議論は聞いたことがない。

こけしは/なんで/かわいいか/思う/おもいを/いわぬから/ 堀口大学

昔、帝国海軍はサイレント・ネービーと言われた。サイレントとは政治に関与しないこと、己のことをいわぬ(言い訳せぬ)ことの「黙」だ。昔きゅうちゃんは「上を向いてあるこう。涙がこぼれないやうに・・」と歌った。いま真央ちゃんは天を向いて涙をこぼす。

心ある日本人はこの静かに豊かに速い日本の文化を愛してゐる。 雪はしづかにゆたかにはやし屍室(かばねしつ) 石田 波郷。


―つづく―

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一阿の 「こけし」 Ⅱ

こけしは/なんで/かわいいか/思う/おもいを/言わぬから
(堀口大学)

しかし最近は思うおもいを言わぬとえらいことになる。その一つが慰安婦問題だ。朝鮮人達が騒ぎ立て、我が国の亡国反日政治家どもが頭を下げて回るこの現状を言葉で反論するのは容易(たやす)い。勿論正論はちゃんと発言する要はある。

しかしそれだけでは解決にならない。言葉はその国の国民性によって生まれその人間の価値観の上に息づいてゐ。「言霊」ことだまを信じてゐる国民とディベートにうつつを抜かす民族の土俵は自ずと違うのだ。

修行の言葉に「時に払拭して塵埃を引かしむるなかれ」と言うのがある。一瞬一瞬心の塵を払って常に清くしなさい、と言うのである。

一方「本来無一物何れの処にか塵埃を引かん」なる偈もある。人間は生まれつき清らかなもので塵のかけらもない。何をくよくよ心の塵を払おうとするのか、と読める。言葉は難しい。

しかし考えてみると、全く違ふこれらの言葉の底には同じ静謐な情緒が流れてゐる。恨みつらみで物を言う民族に日本の言葉で話しかけても通じない。前回で目に見へないもの(文化)を守るにはどうすれば良いのかと自問したが、崩れつつある日本の文化を守るには国力と言う目に見へない言葉が必要なのである。

我が国のGDPは世界三位、教育の水準も決して低くない。富士山も世界遺産になった。しかしマチュピチュの文化を残したインカ帝国はいま地球上にはない。自然を愛した見事なケルトの国は一神教の国家に侵されて似て非なる民族が僅か残ってゐるに過ぎない。文化は残っても国を守れはしない。今の日本の姿を日清戦争の前夜になぞらえる人がゐる。私も同感だ。

ただその当時の日本人の気概と今の市民と称する人間の通念のあまりの差に心が暗くなる。先日も衆議院の予算委員会で責任野党を自称する質問者が首相の靖国参拝にいちゃもんをつけ、我が国は講和条約を受け入れたのだから、あまり諸外国の気持ちを逆撫でするやうなことをしてはならない。と言うのである。

敗戦直後ならいざ知らず、69年も経って未だに平和ボケを引きずっている国会議員が大半を占める姿は、臥薪嘗胆していた明治の父祖には恥かしくて見せられない。我が国は諸外国に向かって普通に物が言へる程度に国力を養っていなければならなかったのだ。

国力のなかには勿論兵力もはいる。 国力について、感銘を受けた友人の文章があるので、その一部を紹介します。

「・・・この米軍の残虐な殺戮行為(東京大空襲・原爆投下=一阿、註)は、国家が国民を守る国力を失った時、国民はどんな惨めな、理不尽な目にあわなければならないかを示し、また、どんな理不尽なことをされても、その責任を追及することも出来ないことを示している。米軍による都市空襲だけではない、ソ連によってなされた、満州にをける在留邦人への暴虐行為や、我が将兵のシベリア抑留だって、同様である。我が国のマスコミは、このような悲惨な目にあったことから、『戦争はイヤだ、戦争は悪だ。我が国が、戦争を始めたのが悪い。』という方向に論をもってゆくのが常であり、国民の多数もこういう思考に導かれている。しかし、そうではなく、こういう悲惨な目にあわない為には、わが国は、どうすれば良いかを、考えなければならない。それには、理不尽な仕打ちを受けないよう、国力を充実しなければならないし、国民は、このことを認識し、自覚しなければならないのである。・・・ここで国力というのは、国民と国土を他国の侵略から守る実力、即ち軍事力も含め、国民の知的技術的能力や勤勉さ(労働力の質)資源、廉価なエネルギー、それらの上に立つ生産能力などからなる国際競争力としての経済力、また安全保障、国際的地位、国際的発言力・影響力にかかわり、更には世界にわが国の生産物の販路を拡大するための外交力、そして目下の急務と将来の展望を踏まえて、的確な内政を遂行していける政治力、そして何より大切なのは、政治家も官僚も含む国民すべてが持たなければならない国民意識(愛国心)、これら全てを総合した総合的国力を言っているのである。我が国の総合的国力が強くなければ、国は国民と国土を守れない。尖閣諸島、竹島、北方領土などを見ても明らかである。尖閣諸島事件で、公務執行妨害で逮捕した中国人船長を、釈放して特別機で帰国させたのも、中国の圧倒的な総合的国力の前に屈したと言わなければならない。(例え当時の官房長官が仙谷であり、内閣が確信犯的詐欺同然のマスコミに誤導されて出来上がった民主党であったことを差し引いても、・・一阿 註) 竹島も同じ。韓国が竹島に施設を造るなどして、如何に実効支配を強固にしようと、残念ながら、我が国が、経済的あるいは外交的に、韓国に打撃を与えるような有効な対抗手段を執る力はない。北方領土も同じである。・・・私は声を大にして叫びたい。総合的国力の充実を目指せ。その充実なくしては国家は存立出来ない。」

私は久し振りに愁眉を開いた。

わが家に存って欲しいもの/解ってくれる細君と/散らばる書冊のあいだを縫って/踏まずに歩く猫一匹/命の次に大切な/四五人ほどの友人たち
(アポリネール・堀口大学訳)

米寿を過ぎてなお以心伝心の友人がいるのは有り難い。と同時に、このたびの選挙で分かったことだが、この大和の国に若々しい竹ノ子のごとく伸びて来てゐる純粋な保守の二十歳代の若者がゐることは更に嬉しい。

あの敗戦のあまりの文化ショックに茫然自失、旧敵国(マッカーサーを始めとする)の制度や思想や文化を鵜呑みにしたままの勝手連でないからである。日本人の顔をしてゐるがどこの国の人間か分からん人達ではなく、愛国心をもった若者が増えることこそ国力を養う最大の要諦である。そしてこのことを最も嫌うのが、マスコミだ。朝日 毎日 NHK。


―つづく―

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一阿の 「こけし」 Ⅰ

こけしは なんで かわいいか 思う おもいを言わぬから

堀口すみれ子さんの「幸福のパン種」の中に自分の好きな詩として、アポリネールと並び父の詩を挙げています。堀口大学の詩は今も日本のこころをうたって若々しい。世阿弥に言はせると「秘すれば花」と言うことになるのだろう。

日本にはこうしたゆかしさが流れて来た。しかし海を渡った向こう側の半島では思う思いを言わぬどころか、僻みや劣等感から湧いて出た感情を辺り構わずわめきちらすらしい。戦前から彼らの習性を子供の私はよく垣間見た。

国際都市神戸で過ごした私は、「あいごオ あいごオ」 と泣きわめく彼らの姿をよく垣間見た。悲しい時、大和撫子のやうに柱の影でじーっと耐え忍ぶのではなく。泣きわめくのだ。この習性が臭気を放つ醜いあだ花を咲かせた。それが例の「慰安婦」問題だとフト思う。昔は思いを言わぬ奥ゆかしさは自然に護られきた。

しかし今は違ふ。思う思いを言わぬとえらいことになる。今では虚構だと立証され誰もが馬鹿馬鹿しいと舌打ちするこの慰安婦問題も、太平洋の向こうグレンデールでは見たこともなく経験したこともない嘘八百の慰安婦問題を朝鮮人達が騒ぎ立て銅像まで立てた。

同じやうなことが今度はニュージャージーの議会で起ころうとしている。「東海」問題だ。訳の分からん群集の中で思う思いを声高々に喚き散らせば、事実が間違っていてもその意見は通ってしまう。民主主義の弱点だ。だから日本もこの声に負けないだけの処方をしなければならない。

2月10日の国会で維新の会石原慎太郎がマッカーサーの反省(大東亜戦争は日本の自衛の為のものだった。)と清瀬一郎の極東裁判時の冒頭陳述(国際法上、戦争責任を個人の平和への罪で起訴することの非合法性。また戦犯にA級なる言葉はない。) をひいて諄々と説いた。

靖国で会おうと言って護国の為に命を捧げられた父祖の心を忘れ、この尊い社(やしろ)に頭を下げられる自国の首相を誹謗中傷する共産党 社民党 民主党 鳩のマークを背につけた名ばかりの保守の政治家 朝日 毎日 NHKを始めとする大方のマスコミ、識者と称する 観念論者 考へると国民のかなりの人達は支那や朝鮮の政治的プロパガンダの一翼を担ってゐるやうなものだ。

我が国は戦いに負けた。負けてから69年大正時代に生まれた我々はあまりの変わりようにゾッとする。戦いに負けるとはこのやうなことだったのだ。目に見へることを言ってゐるのではない。目に見へない世界(文化)のことを言ってゐる。ではどうすれば良いのだろう。


―つづく―

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寝言の 「旧正月の初夢」――平成26年の展望――其の(3)

 ここで、国外的展望を考える。但し国外展望と国内展望、には、密接な関係が有り、国内の「反日」勢力の撲滅が出来ないと、「国内で日本人も云っている」事で反日国家の「主張」が正しいと認められている。

真実の「主張」より他諸外国には受け入れやすい、のが現実である。超源戦には、多国語による発信力を大幅に増大しつつあるが、同時に「積極平和外交」
により「親日」国を世界に広めることが最も大事。

 ロシヤのプーチン氏の来日、は安倍外交のヒットであり、パワーバランスの意味でも、興味深い。
此の項では2大国。アメリカ。中国。の動向が気になるが、此の覇権国家は互いに牽制して、「自国が世界の覇権を採る」目的は達成出来ない。経済面でも2国とも弱みが顕在して、世界の秩序は混沌となる。

 こんな時、日本の強みは「道義」「人柄と人材力」で世界に貢献出来ることだ。大きなチャンス到来と考える。

【余禄】
 (ねごと)は1月3日靖国・遊就館で『侵略の世界史』――この500年白人は世界で何をしてきたか――(清水 馨八郎著)を譲りうけた。

 500年と云う長いスパンで検証された、此の本は、白人の独善思想による、人種差別の残忍な行為が、余すことなく、年代、地域、を追って書かれている。
 大東亜戦争の人類史的意義、戦前戦後、彼らの国際法違反の残虐行為、を思い出し、身が震える思いだ。
 皆さんの一読をお勧めする。


(終り)

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寝言の 「旧正月の初夢」――平成26年の展望――其の(2)

 安倍政権は、マスコミ・教育行政・を根本的に改革する、と見える。東京裁判史観「自虐史観」を滅却する、には、手順として正しく、必須要件である。

N.H.K.会長及び経営委員に対する、「人事介入」はマスコミ改革に決然とした態度を表明したものだ。マスコミの反応は異常な危機意識、の表れとみる。

何れにしても、真実を背負った政権側の勝つのは当然、冷静に、対応すべき時です。古い軍歌に「邪はそれ正に勝ち難く」と云うのがありましたね。

 教育行政も、教科書の改訂が進み、教育委員会の改組も検討。「日教組の改革」と云う本丸の落城は目に見えてきました。

 然し、東郷さんは白旗を掲げた敵艦隊に「敵は止まっていない、攻撃止めるな」と国際法に従って命令した。70年も国民を愚弄した、「戦後体制」は東郷さんの気迫が無くては、簡単に止まらない。

 今年は囲碁に例えると、中盤戦にはいつています。昨年は布石で成功しました。今年は、その上で、要所、要所に的確に先着できる年にすべきです。
 
唯、消費税問題、がアベノミクスに悪影響を与え、経済に変調が出ると「戦後体制」が色々難癖付け、展望に時間的影響もあると思われる。


(続く)

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寝言の 「旧正月の初夢」――平成26年の展望――其の(1)

 (ねごと)は1月22日から、旧正月の1月31日までB型インフルエンザを病み、自宅で静養した、その間「ガラス瓶・・・」への投稿が気になっていたが、久しぶりに世の流れを無心に眺める機会に恵まれた。そして其の感想は「ほっとした」の一語であつた。

比ぶベくもないが、終戦の詔を兵学校で拝聴した時、「ほっとした」記憶が有るが、一途な生活の断絶に目先が真っ白になった、感じで、適切な言葉で説明し難い。今回は新聞、テレビ、インターネット、による、情報の波に、翻弄されていた自分に気がついたのが、実情の様だ。

 人間、小生のような、凡人は一途だけでは、事の本質を悟ることはできないかも知れない。此の悟りが「ほっとした」一因であった。もう一つの側面は、世の中では、戦後レジームが着実に崩れつつある、事が確認されたことである。

例えば、都知事選挙に田母神氏が立候補しネット上で話題が広がっていることだ。氏はほんの数年前、民間の懸賞論文にトップ当選し、それが、原因で「空幕長」の座を一日で失っている。しかも当時は自民党政権であつたが、与野党を問わず、国会の聴聞会を含め、殆ど「問答無用」で幕が下ろされていた。戦後レジームの状況は現在考えると恐るべき状況だった。確か氏の感想に「北朝鮮と同じ」の言葉が聞かれた、のを覚えている。

 当時政治家は何か見えない亡霊に怯えていたとしか、思えない。加えて、マスコミも此の権力行使に、批判無く、寧ろ賛成の論調であった。

 わずか数年前のことと、考えると、時代は大きく流れ始めていると実感せざるを得ない。此の「ほっとした」気持ちは正に―平成26年の展望―に繋がることになる。此の確信は10日間の無心の静養が生み出したものである。


(続く)

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あけましておめでとうございます

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明けましておめでとうございます。
旧年中は多くの皆さまに当ブログをご閲覧を頂き、誠に有難うございました。

新しい年を迎え、本年も執筆者がガラス瓶に入れて下さったお手紙を、
心して皆さまへと届けて参ります。

本年もこのブログをご訪問下さるすべての方の、
より一層のご多幸とご健勝を心よりお祈り申し上げます。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。


平成二十六年元旦


   ブログ「ガラス瓶に手紙を入れて」
     執筆者一同
     ブログ管理人〔しーたろう〕

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寝言の 「平成25年の歴史的意義」

【はじめに】
 安倍政権の誕生は平成24年末ギリギリで、標題は奇しくも、新政権1年間の「歴史的意義」となる。前政権も突如圧倒的国民の支持を得て、政権の座に就いたが、「左翼政権の土台の無い、理想主義」が国民を正気に戻した、と云う功績を残すに終わった。「民主主義とは何か?」「国民の意思とは何か?」深い反省が必要だが、本稿では省略する。

 然し安倍政権1年を振り返ってみると、「戦後レジ―ムからの脱却」と云う戦後歴代内閣で初めて掲げた目標に向かっての1年であり、其の歴史的意義は極めて大きい。
(安倍1次内閣では理想が先行した感があったが、「戦後レジーム」とは?の理解を含め、「政治を動かす」大切さを反省。其の方法論を固めた。)

 当然のこととして、目標が大きく、広範囲になるため、其の抵抗は根強い。最近の例として、「秘密保護法」でマスコミの報道も危険一辺倒。人権市民団体のデモも「戦争に繋がる道」と騒ぐ始末、哀れを催すくらいだ。

 それにしても、国外、国内、共現政権を見る目が少しずつ変わって方向性が理解され始めたと思う。「期待する立場」「警戒する立場」が有ることは当然でしょう。然し我が国の底力が認められたことは、彼らの反応の中に察知される。

【政権の悲願 Ⅰ】
 先日(ねごと)は「これから日本が世界に貢献するために大切なこと 2」の稿において、戦後レジーム解消を目指すには4つのハードルを越えなければならないといった。その後の経過をみる。

 第1ハードルは捻じれ国会の解消であり、夏の参院選で達成した。

 第2ハードルは、与党の結束だ。公明党とはまだ信頼関係が成立していない。自民党も挙党一致、と見るには、経過観察が必要。政策の成功を1つ1つ積み上げることが大切です。

 第3ハードルは、マスコミの正常化です。国民は反日、親中、に強い違和感を持つ様になったが、マスコミの大勢はまだ、自主的に正常化する気配は無い。

 然し、内閣は改善の1歩としてNHK理事の人事に手を入れた。又、司法でも、NHKの番組「ジャパンデビユー」に対し、其の内容が明らかに、反日であるとして、東京高裁が敗訴の決定を下した。須藤裁判長の判決文は明解にNHKの姿勢に対し根本的、改善を迫るものであった。1万人の原告団の目的達成の訴えは継続される。

 国会においても、「維新の会所属」三宅議員はNHK解体せよと、質問の中で多くの理由を挙げて、要求している。

 恐らく2月の日銀改革と同じ道を辿ることになる、と思う。此の事実は今後、マスコミ全体に戦後レジームからの撤退を強要する第一歩と思はれる。

 第4のハードル は国外向け「超源戦」体制の強化である。古来日本の不得意な分野、であるが、世界では常に、この戦いが行はれている。国内では、「原発反対」「秘密保護法反対」等運動が盛んだが「自衛隊反対」は少なくなった。

 これ等も「どこの国が利益するか」と云う視点で考える、ことも大切と思う。皇室軽視の風潮も戦後レジームの最たるものと自覚し、国民が正気を取り戻す、事を念じている。

 恐らく此の戦いは、後世背後関係が明らかになり歴史に残ると思う。

 世界の超源戦とはある種のだまし合いである。それを承知の上で「真実は虚言に勝る」立場に立てば、安倍政権で必ず突破される。

【政権の悲願 Ⅱ】 
 此処まで読み返してみると、まるで自分が安倍内閣内の人物のような表現が有り、苦笑している。さて今稿ではあまり触れなかった、国外の状況について、考察してみる。

 今稿【はじめに】の終りに安倍政権政策の方向性に「期待する立場」「警戒する立場」に分かれると分析したが、国外においても明確に分かれている。

 いずれにしても、200にも及ぶ国家との関係を、「好意的に期待する」「悪意を持って警戒する」と2分することは、現実戦争的でない。

 南アの元大統領の死に100カ国の首脳が追悼式典に参集し「人種偏見」根絶を誓った。現在此の意義に反対する国は絶無と云って良い。アメリカ、オバマ大統領とキユーバ、カストロ議長が握手したとの報道に(ねごと)は格段の感慨をもった。第1次世界大戦後「人種偏見」廃止を国際連盟に世界で初めて提唱した日本案を却下した、議長国アメリカと再び大東亜戦争で争う運命に至った、根底に「人種偏見」が流れていた、と確信しているからである。

 今更「空爆、原爆」を詰ることは、非生産的である、が忘れてはいけない。「人種偏見」道徳心の問題である。力を信奉する、覇権国家が心から反省する道は長いが、世界は明らかに、動いている。

 日本の果たすべき役割は大きい。そのために「親日国」を政策的に増大することが時期としてもチャンスと思う。

 これは、捻じれ国会解消と規模は違うが、同質の効果が有るのです。前記南ア式典には皇太子殿下、妃殿下、も参列。月初にはインドに天皇陛下、皇后陛下が御招待され、優雅な皇室外交で各国に好感を与えている。「自由と繁栄の弧」の含まれた国々は親日国であり、アフリカ・南米・中近東、つまり世界で反日を国是とする国は殆どありません。概観すれば、道義の国日本が期待される、土壌は拡大されると期待します。

 さて我が国が神経を尖らせて、外交を行ってきた国、「中国」「北朝鮮」「韓国」それに「アメリカ」これらの国の本質を明解に一刀両断された、兵学校六六期、六七期、の先輩がおられます

 十月に行はれた、七五期の集会でのお話です。「東アジアほど風変わりな国々が揃っている、地域は珍しい。中国(教官はシナと云いました)は―人治の国―トップが総て決める。北朝鮮は―狂気の国―(気違いに刃物)。韓国は―変治の国―大統領が交代するたびに方向が変わる。アメリカはーダブルスタンダードの国―(以下略)誠に簡単で適確なお話でした。

 因みにお二人は九六、九四歳です、大戦時の戦死者は62、54%のクラスです、改めてご冥福をお祈りします。そして後輩として、我が国の有らぬ汚名を吹聴する、国に対し断固説き伏せなければならぬ、と思います。それは反論ではなく、条理が大切です。

 世界に親日国が増え体勢が変われば、彼らの立場は弱体化して、おのずから、目的は達成されるのです。更に「国連」問題が有りますが、今稿はこれにて終わります。

(終り)

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寝言の 「これから日本が世界に貢献するために大切なこと」(2)

―― これから日本が世界に貢献するために大切なこと(2)――

◆はじめに◆
 (ねごと)は10年ほど前、兵学校508分隊誌に―我が国の歴史を辱めたくない―と気持ちを書きました。この気持ちは今でも、ものを考えるときの原点としています。況して書いてには発表する場合は大切なことと、自戒しています。同じ現象を見ても、立場がちがうと大きく変わって見えるものです。
 
 最近インターネットの発達もあり、マスコミの報道に対し、其の事実認識の甘さが、指摘されることが多くなりました。

 特に、国外の事件については、殆ど、自社調査は無く自主性が見られないのです。皮肉なことにマスコミの立場が見えているのです。

 さて標題の「世界」とは何処を指しているのでしよう?政治的には少なくとも、安倍政権発足以前は、南米諸国・アフリカ諸国・中近東諸国(石油資源国は除く)は殆ど意識の外だったのです。わずか1年前のことです。如何に我が国の政治が極東アジアとアメリカに過重な神経を使っていたか、改めて感じます。

 ところがどうでしょう、「アベノミクス」の宣言、実践により、世界の目が突如日本に集中したのです。正に世界なのです。

 アメリカは同盟国ですが、自国の財政問題を抱え、日本の経済強化を警戒しています。中国。韓国は日本の円安により経済的に相当な打撃を受けました。EU、ドイツ、すら円安を非難する始末です。これ等の事実は日本の経済実力のバロメーターと云って良いと思います。


◆日本の実力◆
 「病は気から」と古から謂われます。アベノミクスの目的はー景気を良くすることーですから国民が其の気になることが大切なのです。

 政府の経済政策も、結極は―其の気にさせるため―と素人の小生は思っています。

 ところが現在多くのマスコミや識者がしたり顔で難癖する風潮が有り理解出来ない。景気が良くなることは思想問題で無く、全国民がその恩恵を受けることです。もっと素直に考えたらよい。

 さて経済力はともかく、日本の総合的国力は世界を俯瞰してどの位置にあるか検討しよう。

 先ず国力とは何を指すのでしょうか、正確な定義は不肖知りませんが、経済力・軍事力・人材力、が中心となると思います(前稿では人材力に触れました)。国土の広さ、人口の多さ、資源の多さ、も国力の要素と思いますがこの点では我が国は恵まれていません。然し経済力・人材力、は世界の中で十分にトップクラスにランクされます。

 然し肝心の軍事力は憲法の縛りもあり、中位にもランクされないと思います。中国・韓国・北朝鮮等の対日政策は、正にー我が国の歴史を辱めるーものであり看過できません、我が国の軍事力弱体が原因と断じます。

 政府は対策として、先ず超限戦に正式に参戦しました。(ねごと)も実はイライラしていたのです。「公式動画配信」を開始(各国語用あり)中国・韓国、の侵略を世界に訴えました。今後プログラムの展開が期待されます。慰安婦、南京虐殺、等第2弾として最適です。

 対マスコミとしてNHK経営委員会人事で百田直樹氏を任命しました。氏は安倍総理と肝胆相照らす仲、であることは周知のことです。

「特定秘密保護」法案も国会審議されていますので、ようするに国民の気を変える方向に前進している感じです。

 さて真の軍事力も予算や、防衛白書等動きは小さいとは云え変化を見せています。国民の自衛隊に対する信頼と好意の気は東北大震災を機に格段に好転しました。3年前に比べ隔世の感があります。軍事産業が大切な福祉産業、と認知されることも夢でなくなるでしょう(国民にとって、生命、財産、の安全が大切な福祉)。

 少なくとも政権は安定して、正常な主権国家になることが大切であり、此の期を逃すと(ねごと)の目が黒いうちに奴隷国家脱却は不可能になります。

 然し道義国家として、覇権を是とする国家に対して決ぜんと行動すれば世界全体に大きく貢献出来るのです。そういう意味で、現在、国難の間中にあると認識します。


(終り)

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寝言の 「これから日本が世界に貢献するために大切なこと」

―― これから日本が世界に貢献するために大切なこと――

◆はじめに◆ 
 我が国は国土もせまく、資源も乏しい、その上、自然災害が多い。にも拘わらず、現存する国家(200余)の内、最も歴史の長い国家である(皇紀2600年余)。世界諸外国に門戸を開いた、明治以後、数十年にして、五大強国の一と称されたのである。その原因は「民を宝とされた」天皇陛下戴く国体が有るからである。世界の奇跡、と云はれる所以である。

 要約すると、国民が事に応じ最高の力を発揮したからである。
「神がこの様な国(日本)を残してくれたことに感謝する」と云ったアインシュタインの言葉は流石!と云うべきである。  

 然しながら、今日の日本はどうなっているか? 古来から国家存立、繁栄の要素は、国防・慰霊・教育・家庭・道徳、と言われているが、戦後これ等の要素は軽視され、殆ど失はれている。
 此の事実を「国難」と自覚しなければ(ねごと)の愚論は愚論で消え去るでしょう。自覚されたら、少しはお役に立てると思い、本論に入ります。


◆前説◆ 
 兵学校には、卒業時に「ハンモックナンバー」なるものが 周知される伝統が有りました。成績が一番、から、ビリまで明確にされるのです。同期には「先任制度」が有り配属された部署でも「ハンモックナンバー」の上位者が先任となりました。

 先任制の「長所」は評価基準が明白であること。例えば戦とう中先任が戦死の場合次席が直ぐに指揮者となる。「短所」は評価基準が最適でない場合もある、事。

 然し勤務が十年二十年となると、勤務内容の評価が加味されることは当然です。大東亜戦争でも、作戦目的達成のため必要な人事が拙劣な例が反省されています。前説は組織の力が最高に働くため人事管理と人事評価の重要性について、旧海軍を例に述べました。  


◆人間力を最高に発揮すること◆
 前述のごとく、日本は国家存立、繁栄の要素五項目を悉く失っています。占領軍の政策が原因であることは、立証されていますが、問題は60年以上放置されていることです。

 日本は正に国難の真直中にあるのです。加えて中国、韓国、北朝鮮、の反日政策の激化が有ります。彼らも我が国の、国体の復活を恐れ、得意とするプロパガンダ、捏造の歴史、を世界に宣伝しています。「超源戦」も戦いです。真実が勝ち残ることは疑いませんが、戦いである以上、政府の断固たる対応に期待します。

 ところで政府は各省の審議官以上の官僚600名以上の人事を官邸が一元管理する、方針を固め、国会で審議するようです。これは、タテ割行政の弊害を排し、優秀な官僚を政府方針の推進力とする可能性が期待される。本稿の趣旨に沿った、大ヒットとして歓迎します。

 さて組織と其の人事の大切さは政治においても、企業においても、全く同様です。人間社会は人間が動かすのは当然です。
 先日N H K で「メイドインジャパンの復活」と云うタイトルで、2夜連続で放映されました。社員30万の松下電器が2期連続の大赤字決算を記録した原因が主として、製造部門と営業部門の問題意識の喰い違いにあつた、ことに気がついた話でした。

 前者は市場変化に無関心で独自のプラズマテレビ(高画質、大型化)の品質向上に拘り、韓国サムソン等の安価テレビに市場を席巻されたのです。反対の例として、多様化した市場に対し、小さな独立採算制を意識した組織を多く作り、成功している、京セラの例が紹介されました。

 世界の市場は新興国も増え多様化している、事の認識を促す内容でした。第2夜はブランドの回復に何が大切か?が主な内容ですので、略します。要は人間力の最大化を追求する番組でした。
 
(ねごと)の要約は次の三点です。
  (1)過去の成功にとらわれない。
  (2)組織全体に普遍的、明確な目標を与える。
  (3) 人材の評価と登庸。
 特に(1)では、旧海軍の、「大艦巨砲主義」を思いだしました。
 航空機の発達を重く意識されなかったことです。
     

◆世界はどうなる―纏め―◆
 標題の「世界に貢献するため大切なこと」は少々大袈裟に感ずる人も多いと思いますが、実は、日本が正常な主権国家に立ち直るだけで、済む話なのです。元来日本人は外国との折衝にあたって、相手の言動の対応を考えるのを旨としてきた。

 相手が何のために、何を目指しているか?等相手国の調査をすることが無かった。現在では、海外で仕事をする日本人、旅行をする日本人のマナー、誠実さ、の評価は高い。国として、の存在感もODAもあり中進国、後進国、では特に高い。

 経済において、企業の優勝劣敗は世の習いで低落した商品もあるが、全体を俯瞰すると日本ブランド評価は高い。文化面では、2020年オリンピック、東京開催決定が追い風となり来日外国人増に拍車が掛かり、元々歴史ある日本文化の理解、称賛の声が世界に広がることが期待される。以上が日本の世界に対する貢献と見て良いでしょう。

 従って「大切なこと」は国難の認識と其の原因の除去なのです。
一口で云えば、反日勢力を消滅させることです。この分野は矢張り政治の出番です。安倍政権はスタート直後にアベノミクスを発表、デフレ脱却に大きな一歩を踏み出しました。円安、株高は、企業は当然歓迎したのですが、国民が前途に明るい希望を持つという、大切な効果を生みました。
 
 望外?の効果として、反日国家の双壁。中国、韓国、の経済に強い打撃を与えたのです。「両国経済の崩壊は目前」と云う説もあります。

 外交面では、中国を包囲する国々に対し、「法を守る、価値観外交」を提唱、成功させました。これを数カ月と云う短期間で行ったことは、彼らの妨害を防ぐ、最善の策でした。今後も中国の軍事力、韓国のロビー活動を生かす「超源戦」に注意すべきことは、当然です。

 然し世界を見渡しても中、韓、以外反日国家はありません、唯心を許せないのはアメリカです、中国を視野に入れたアメリカの国益が日本にどう影響するか?アメリカの国力低下は、対アラブ外交に顕著です、国内におけるオバマ氏の立場も弱くなり、我が国外交にとって、重要な局面になりました。戦後一方的にアメリカ上位の外交が続いてきましたが、安倍外交の正念場を迎えている、と判断します。

 そもそも我が国が正常な主権国家になれない原因はアメリカの覇権主義の犠牲になったからです。お互い冷静に、事実検証を含め世界真の平和に協力出来たら素晴らしい。

 西欧の覇権主義争いに絶望した、アインシュタインの神への感謝の言葉が実現することを期待したい。然し現実は早期解決しないでしょう。「原爆(広島、長崎)は闘いを早く終わらせ、人的被害を少なくするため。」と云う屁理屈で謝罪しませんでした。覇権国家中国も屁理屈で侵略行為を正当化しています。残念ながら、まだ力万能の世界です、ただ彼ら自身、力の限界を感じて、焦っています、神頼みではありませんが大きな変動が起こる予勘もします。

 日本は人間力強化に務め、事に応ずる体制を、整える事に専念すべき時です。現在は平時ではなく、非常時、なのです。公、民、問わず人間力発揮の為、組織強化すべきですが、「何かを守る」より「何かを突破」する人材評価が大切。国民が国難に応じて最高の力を発揮した、歴史に学び、国難突破して御先祖に報告したいものです。


(終り)

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一阿の 「心柱」Ⅴ 頂いた感想

心柱Ⅱ 読ませて頂きました。対馬のこと―― 大兄もご高承と存じますが、韓国の議政府市(ウィジョンブ市――ソウル郊外の人口40万を超える都市)の市議会は、対馬は、歴史的、地理的、科学的に見て、韓国領であることは明らかである」として、韓国国会に対し対応を求めるとともに、日本政府に対し「対馬の即時返還を求める」旨の決議をしたと伝えられれています。

開いた口が塞がらないような話ですが、執拗にウソを繰り返す韓国と韓国民にあきれ果てるばかりです。 しかし、「ウソも百遍繰り返すと本当になる」!! 警戒を怠ってはならないと思われます。 

天皇と国民―― 有史以来の永い歴史をみれば、皇位承継を巡っての歴史は、決して綺麗な歴史ばかりでなく、醜い争いもあったでありましょうし、また、歴代の天皇の中には、人柄や所為において、必ずしも我が国の天皇として相応しくない方もおられたでありましょう。 

しかし、全体としてこれをみれば、大兄のおっしゃるとおり、我が国の心柱は、正に天皇陛下であります。 付言すれば、現在、今上天皇陛下を一番お支えし、お助けしているのは、宮内庁長官でもないし、侍従長でもありません。美智子皇后陛下であります。

ご成婚から50有余年、その間、将来は、国母陛下にならねばならないとの自覚の下に、懸命に努力され、修練され、甚だ不敬な申し上げ方ではありますが、あそこまで成長され、ご立派になられた皇后陛下、お傍で、心柱を支えておられる皇后陛下を、私は、衷心より、尊敬しております。


 (「頂いた感想」 おわり)


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一阿の 「心柱」Ⅳ-2

浩安和尚のご子息正興和尚から送られて来た資料に依ると、「当寺の先代住職浩安和尚は安徳天皇は壇ノ浦で崩御されたのではなく、難を逃れられた地で崩御なされたはずだ。そうでないとこのお寺(宝地院)の創建と安徳天皇の崩御された年との間に100年近い開きがある。」といふ確信に近い説を持ってゐました。

以下は昨年対馬に行って調べた資料です。

「この村の古名を大調(おおつき)と言ひ歴史と伝説の多いところである。いまも学校の校名を大調(おおつき)と呼んでゐる。これは良質の銀を調貢したからで、大きな調(つき)の里の意味がある。学校の隣の御所大明神は寿永用保と銘のある古鏡を、寿永帝(安徳天皇)の遺品とし、御神体として祀ってゐる。」

対馬の地頭代であった宗重尚公は壇ノ浦合戦後60余年、帝が70歳の時の寛元4年(1248)筑前与志井からお迎へして、久根の地に御所を営んだのである。それから5年後、建長5年(1253)4月5日帝は崩御された。」とあります。

安徳天皇の母君建礼門院徳子は清盛の娘で、かって頼朝の命を助けてゐる。徳子は頼朝の心を読んで我が子が弑し奉られることのないのを知ってゐたのである。第21世、然誉上人浄阿瑞寶浩安大和尚は最後まで安徳天皇の菩提寺宝地院の歴史を大切にしたのである。

愚老がながながと「心柱」を教へてくれた浩安和尚の物語をしたのは、対馬には深い日本の文化と歴史が流れてゐることを思い出して欲しいからなのです。この美しい島があの朝鮮人達によって荒らされやうとしているのです。竹島の次は対馬だとほざく始末。「いい加減にせい」と向かっ腹が立ってくる。

朝鮮の代弁者のやうだった前民主党政権も代わった事であるし、現政府は何とか法律を改正してでもこの対馬を守らなければならない。 最後に心柱Ⅰに出て来た堀口大学のお嬢さん「すみれ子さん」の文章(定本佐藤春夫全集第25巻の月報)でこの項を締め括りたい。

「・・・その方は、春夫先生の中編小説「前途展く」の歴戦の青年士官、古塚龍彦のモデルだった人です。といえば、あゝ、あの。と知っていらっしゃる方も居られるはずです。神戸兵庫区荒田町の宝地院の先代ご住職の中川浩安和尚です。・・・

(佐藤春夫)先生はあと書きに、 作者の想像も及ばない戦争経験を語りに又原稿を精読して誤りを正すために、えんろをいとわず、なんども足をはこんでくれた。と感謝しています。物語は、寺の子に生まれた主人公が、戦争をとおして、自分を見つめ、人を見つめ、生き方を模索しながら成長する姿を書いています。

作中の主人公の人間像は、モデルの浩安和尚自身と、作者である春夫先生の理想とする青年像が、融合しているのでしょう。晩年の和尚は、たいそう豪放磊落な、筋の通った方だったようです。和尚のことを聞けば聞くほどに、物語が終ったあと、作品の古塚龍彦が、作品から抜け出して、和尚となって、その後の人生をたどったのだと、思えできます。・・・

「前途展く」 は、春夫先生と共に、和尚にとって一生の心のささえであったのです。 春夫先生と父の友情もまたしかりでした。二人の友情を、人に説く時、いつもしまいには感激して泣き出してしまわれたものだそうです。二年まえ人を介して、その和尚が大学の娘の私に会いたい、とおっしゃっていると申し入れがありました。

目の前の煩雑な用事に追われて、一年以上も経ってから父の部屋でお待ちしております、とお返事した時は、時すでに遅く、重い病気と闘っておいででした。私に会う日を楽しみにしていらしたという話を伺うと、何故もっと早くお目にかからなかったのだろうと悔やまれます。春夫先生と父が談笑している、あのパネルの置いてある部屋にご案内したら、どんなにか喜んであただけたかと思うのです。

1995年5月4日、春夫先生の37回忌に先立つこと2日、和尚は白玉楼中の人となられました。」 ここで、すみれ子さんの言葉は終わります。 愚老は最近すみれ子さんに一通の手紙を出しました。そのごく一部を載せます。

「・・・すみれ子様から陛下と美智子妃が堀口邸へお渡りになられた由の浩安和尚お誘いのご配慮を頂いたのは平成11年でございましたから、あれからもう14年になります。・・・「堀口君いい和歌を作ってくれてありがとう。」と仰せになった昭和天皇の大御言葉、そしてすみれ子様の御尊父の「深海魚光に遠く住むものはついにまなこも失ふとあり」の深いお言葉、この昭和42年の召人時の應制歌(おおせごとによりよめるうた)に思いをすすめますと・・・一挙に式子内親王の時代に戻ったやうなホットした心の安らぎを感じます。・・・

天皇と民草がひとつになれるのは、世界の中で日本だけです。国王と国民が対立して出来た立憲君主国でない唯一の国柄が日本なのだなあとつくづく感じられます。もともと、天皇家と国民はひとつなのでせう。そこには人権とか公権といふギスギスしたものはないのでせう。私も「貝の耳」で葉山の物語をこころたのしく伺いました。政治家みたいなことを言ってごめんなさい。私も70年まえ陛下をお護りするために海軍兵学校へゆきました。・・・・・・・。」

愚老は確信します。 我々の祖国 日本の 心柱は 「天皇陛下」 なのだと。

(おわり)


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一阿の 「心柱」Ⅳ-1

宝地院の浩安和尚は本堂の控の間に長い座卓を置いて、たこ焼きで一杯やっていた。私が駆けつけたのは、彼の命があと三カ月保たないと聞いたからである。喉頭の腫瘍は進んでゐて、手術は出来なかった。医者は彼にそのことを伝へてゐた。

「これしか喉に通らんのや。」 彼は最上の言い訳をみつけて嬉しそうに、蛸をつまみ出して明石焼きのあの柔らかい玉子を肴に一杯やってゐた。やってゐるやうに見へた。和尚は上京時よく愚老の陋屋へ泊まった。四畳半一間である。大正大学の同級生が芝増上寺の管長をしてゐたが、この寺の立派な別室は性にあわぬらしかった。

ちびちびやりながら話しは深更に及んだ。天風先生の話し、田辺聖子の「カモカのおっちゃん」の話し、戦前の神戸の話し、話題はつきなかった。和尚はちょっとした神戸の文化人で紫綬褒章ももらってゐた。荒田に住んでゐた「カモカのおっちゃん」や田辺聖子とも仲が良かったのである。

翌朝「水を一杯くれんか」と言うので、コップに水をついで持って行くと一杯飲んで、「ほんまの水やないか。」とびっくりされた。彼は当然「酒」だと思ってゐたのである。和尚は死を前に悠々と酒と戯れてゐた。大悟徹底とは言はないが、彼にとって人生の終末は正に法然上人のひとことに尽きる。

「知者の振る舞いをせずしてただ一向に念仏すべし。」彼の横に一人の老人が黙然と座ってゐた。何も言はなかった。「ほナ・・帰るからな・・ 」。立ち上がった。見事な「見舞い」であった。和尚に「あれは誰や」と聞いた。「友達や」と答へた。

昨年和尚の十三回忌で宝地院を訪ねた時、若和尚(正興和尚)に「あの時のお友達は誰ですか」と問うてみた。あの方はと言うて、「心柱Ⅰ」に出てくる「前途展く(佐藤春夫)」の182頁を教へてくれた。そこには次の物語が書かれてゐた。

「・・・漢口では隊員一同に1日の自由行動を許し、12時間後集合の場所として駅を指定しておいて龍彦(浩安和尚のモデル名)は隊員を京漢線によって朝鮮大邱に移動の手続の為、輸送司令部へ出向く途中、途上て『やあ古塚ぢやないか』聞き覚えのある声で親しげに呼びかけられたのを見返ると、思いがけなくも眼前に立ってゐるのは、小学校から中学卒業までいつも同級で親友であった、あの医者の息子である。

中学卒業後は、京都の薬学校に入学してゐるとは聞いてゐたが、かけ違ってまだ一度も会ったことがなかったのに、この広い中国の戦場でゆくりなくも数年ぶりにめぐり会ったわけであった。見れば彼も同じく少尉らしい。『お前どこに居るんや』と龍彦は思はず地方人の言葉、それも神戸の訛をまるだしが口を衝いて出た。『おれはここの貨物敞の副官や、そいでお前は?』と相手も同じやうな調子で答へたのは嬉しかった。『おれか、おれは飛行部隊、衡陽の派遣隊から部隊を引率して、大邱の本隊へ復帰の途中だ。』と立話に身が入って・・・・・」とあります。

見舞い客は和尚の戦友で幼なじみだったのです。無言の見舞いの重さとやさしさを私は感じてゐました。それから浩安和尚の命がけの旅か始まるのです。彼は 息子(正興和尚)の車で対馬まで行きます。

そこには安徳天皇のご陵がある筈であった。安徳天皇は二位の局に抱かれて「海の底にも都の候ぞ。」と壇ノ浦で崩御遊ばされたことになってゐるが、和尚はこれに異を唱へ、安徳天皇は難を逃れ対馬で終焉を迎へられたと言う説を採った。和尚の大正大学の卒論もこれがテーマであった。

彼は、最後にこの目でちゃんとそのご陵を見ておきたかったのだ。この旅の無理が彼の死期を早めることになる。和尚は帰紳後間もなく浄土へ旅立ってしまふ。御陵には宮内庁の立札が立ってゐます。この地は明治16年4月5日付けをもって「安徳天皇御陵墓御見込地」となり、明治40年に「御陵墓伝説地」と改称されたが、昭和2年に「御陵墓参考地」と改められます。

(つづく)

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寝言の 「空気をどう読むか」(2)

 日本語では「空気」は(1)地球を包む気体であり、酸素と窒素で出来ている (2)雰囲気、けはい、を表している。
英語では「エアー」は日本語の(2)は含まれていない。日本語の語彙の繊細さ著わす一例ともなっている。

 標題に「空気」を使い「雰囲気」を使わなかった、のは確たる理由は無いが、(ねごと)の感性で、ここでは深く触れません。
 然し、其の違いが存在することは事実です。

---閑話休題---

 前稿「空気をどう読むか」(1)において、安倍政権発足以後空気が大きく、変わり始めた事実を書きました。民主党政権、時と一八〇度流れが変わりましたので、衝撃も大きく感じたのです。

 そしてそれは、敗戦以来の時間をも止め、否定する意味があつたと思います。従って其の反作用は大きく、(1)では其の反作用を克服する為のハードルについて、愚論を(1)~(4)に分けて述べたのです。

 今稿では、此の空気に対する基本的な心構えについて(ねごと)の認識を僭越ながら、お伝えしたい、と思います。前稿の終りに「プロパガンダ」を発するのが常識の国に対して、は宣伝下手、口下手な日本は堂々と「真実と道義」を土台として対処すれば良い。との考えを述べましたが、(ねごと)の立場は不動です。

 日下公人氏は「超先進国日本が世界を導く」を昨年2月出版されました。その中で、「暗黙知」と云う言葉で東北大震災の時庶民のリーダーたるべき政治家、知識人等の、無為無策そして無責任、を非難し、それに比べ庶民の見事な振る舞い、を知った。」と述べられ、前者を「空虚な理想主義」後者を「歴史に根ざした現実主義」と断じておられる。

 (ねごと)は日本文明の柱とも云うべき「民族性」が正に誰が教育し、指導したものでもなく治安を乱すことなく、助け合い慰め有って、困難を乗り切った。と当ブログに投稿した記憶が有る。

 「暗黙知」と「民族性」が諸外国に例外なく称賛された事実は日本人が世界に例のない道義心を既に身に付けている、証左となるのです。

 「暗黙知」は、(広辞苑)にも収録されていないので、日下氏造語と思います。「最近思うこと(2)において(ねごと)は「300年のアドバンテージ」と云う造語しました。欧米白人社会が未発展、国家、民族、(有色人)を力と策略で属国化、植民地化し終末点日本に到達した状況を一口に著わしたのです。日本はパリー講和会議、で人種問題の改善を提案し惜しくも議長アメリカに押し切られた、記録が有ります。

 彼らの繁栄を自己努力としていますが、前述の犠牲から剛奪したことの、反省は殆どされていません。近代の進歩主義思想は道義に欠け、先進国が軒並み停滞し(戦後レジーム)の愚かさは日本が特に、抗議しなくても、自然に明確になりつつあります。

 「300年のアドバンテージ」を歴史的に、理論的に、認めなければ、「大東亜戦争」の戦勝国(国連含む)は道義的な立場を失うのです。例を中国の領海侵犯に揚げれば、ヒリピン、ベトナム、は日本に憲法9条の廃棄と援助を求めていますが、アメリカを肇め、国連すら殆ど無視です。道義的運営は期待出来ません。「戦後レジーム」は日本国内問題のみならず、全世界に定着しています。

 しかしながら、道義的社会は強引に、或いは宣伝で推し進めるものではありません。共生交際を通して、自然に浸透するものです。

 孟子は統治者たるもの、「王道」を歩め、と説いています、今の中国は「覇道」国家の典型で、21世紀の世界では「天の摂理」にそむき、存在が否定される、と信じます。(ねごと)は中国内の自由を求める動きが強まり、新政権が生まれる、シナリオに期待します。経済。環境。汚職。の悪化が庶民の許容範囲を超える、可能性が近ずいているのです。

 日本の対応はいずれにしても、人口13億の大国に、総合的国力の増強が急がれます。アベノミクスの成功による、経済力の発展が第1、次に海上保安庁、海自、に国際基準に見合った法の改正、が大切です。これが「抑止力」なのです。

 さて、ヨーロッパはどうでしょう、世界の一勢力として、「イーユー」がスタートしましたが、理想通りに運営されず、経済問題で頓挫しています。もともと、歴史ある国の集まりですから、良識ある、勢力となると思います。

 残る大問題は日本と同盟関係にある、アメリカです。歴史的事実は「戦後レジーム」を日本に強要した主役であり、押し付けた憲法存続を前提に対日外交を進めています。「三〇〇年のアドバンテージ」維持が国益であることは当然です、ヒリピンは独立しましたが、日本の弱体化を目的とし加えて、東アジアの経綸を目指したのです。

 然し予期せぬ朝鮮戦争の勃発もあり、遂にマッカーサーの「日本は主として、自衛のため闘った」と云う議会での証言を引き出したのです。これは道義国日本にとって大切な出来ごとでした「覇権主義」の性根が見えた一幕です。

アメリカは最近原爆投下の正当性に言及することがなくなり、広島、長崎、慰霊式典に駐日大使を参加させました。世界的傾向としてアメリカ、イーユー、中国等経済に問題を抱え、アベノミクスに対する反応は、意外に敏感でした。

 アメリカの国際的立場は下がり、日本の立場は上がっています。

 日下氏の論説は単なる(保守)の立場でなく、「世界は必ず日本を必要とする。」と云う大らかで、日本文明に自信を持たせるものでした。表現はともかく、小生も全く同感です。改めて感謝します。


(終り)


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寝言の 「空気をどう読むか」(1)

 7月21日、参議院選挙は予想通り自民大勝に終わりました。野党の主張が国内、短期、的で「世界情勢の分析による、外交、安全保証、問題」が殆どなかった。地方議会レベルに終わったのは、二院制に不安を残しました。

 さて本論に入る前に枕として挿話を届けます。

---海軍兵学校の戦後---

 (一阿)さんが「兵学校七五期のトップが戦後共産党に入党していた、」と書いていました。実は其のトップは(ねごと)が入校時同分隊に所属し、約九カ月生活を共にした仲間でした。彼は明るい性格でした。日曜日は、クラブ(校外の民家を借りて、自由に生徒が寛げる所。)等で関西弁丸出しで騒いでいました。唯、理・数系の理解力は抜群で「天才」とは彼のような人間を指す言葉だと、感じ入ったことがあります。

 我々七五期のクラス会は昨年終結しました(会誌は81号で、終刊)。その間(ねごと)が接した仲間の中にも共産党入党者、シンパ、は国会議員を始め、相当の数に達していたと思います。「護国の盾」を志した、クラスメートの180度の方向転換は今考えると、衝撃的出来ごとですが、当時は寧ろ正常な社会常識だったのです。
 
 然し兵学校を卒業され血を流し、戦友を失い、実戦に携わった先輩方は占領政策、プロパガンダ、に簡単に動じない「心」が有ったと思います。我々には其の「心」が育って無かったのです。

 昭和20年10月、兵学校解散時、在校生3クラス計約1万名。実社会へ、進学へ、と新生活に入りました。「廃墟と化した日本を世界第2位の経済大国に導いた」と自負し誇りをもった人は多いのです。

 然しこれは「戦後レジーム」の確立に殆ど無意識に直接、間接、関わっていたのです。尤も此の挿話は兵学校ですらと云う、当時の社会の一端を書いたものです。

 当然「心」を持った人も大勢いましたが、占領政策の一つ「公職追放」により実に20万人も社会の中枢から排除されました(国会議員含む)。

 あくまでも、これは占領政策の一つで、国際法違反無視の政策は多数有りますが、以下略します。

 ところで、「心」とは何でしょうか、(ねごと)の勝手造語です。反対は、「頭」或いは「知識」です。「頭」は言葉や文章を理解しますが、「善悪」、「嘘真」について判断出来るのは「心」だと思います。「心」は真摯に生きた実体験から生まれるものと思います。敗戦時、社会の波に翻弄された 我々世代の実状を述べ、現社会を判断する、参考にして頂きたいと思います。

------

標題に戻ります。

 自民党念願の(ねじれ国会)も無くなり、安倍政権は少なくとも3年間は安定政権になりそうです。唯、空気を変えた、アベノミクスによる、デフレ脱却は過去10年の無策を覆すことで、前例もなく、信念と執念でたち向かうことが大事です。世界に大きな、衝撃を与えたのです。雑音に耳を貸さず、実行すべき、と思います。

 株、為替、は、ほぼ好ましい推移を示しています。国内では「消費税」国外では「TPP」が懸念材料でしよう。然し大局的見地から衆議を尽くし、決断すべき問題でしよう。二流政治屋、
官僚、三流学識者、マスコミ、の声に惑わされないことです。彼らは立場を失い、上げ足取り、に狂奔しているのです。

 現在まで、安倍政権の経済(国内)、外交(国外)、の政策と実行の成果は成功です。囲碁でいえば、立派な布石が終わったのです。これから中盤に入りますが、ここで、時間をかけて、布石を生かすための政策と、其の実行について立ち止まって、検討が必要です。戦後レジーム解消のため、
 第一ハードルは「ねじれ国会」でした。

 第二ハードルは、自民党内の結束です。「心」の籠った、ものです。

 注意すべき、ことは野党が壊滅したことです。折角国民に明るい希望を齎した、現状を、簡単に既成事実とし、国家観を共有しないまま権力志向者が策動することです。年寄りの心配。

 第三ハードルは、マスコミの正常化です。ネット社会の発達によって、マスコミの国益にそぐわない報道姿勢は数多く検証されました。「自由の履き違え」との非難もありますが、反日思想を持った、意図的なものと判断されるのも当然です。法的処理も可能となるでしょう。

 第四ハードルは第三が国内問題とすれば、国外情報戦の正常化です。これには政権による公式発信です、当然英文です。

*(参考まで)安倍首相は昨一二月二六日政権スタート2日目、プラハ言論プラットホームに英文で自論を発信しました。年明けからの外交は目を見はりましたが、自論どうりでした。
ネット時代の成果でしょう。まして、公式発言となれば信頼性は高い。

(ねごと)は日本の強さは真実と道義の上に立っている国だと思っています。宣伝は下手、口も下手、これは、2千年の歴史、今更―――と何時も考えています。

 然し、1から4までのハードルはそれぞれ相乗効果があります。1つ1つ超えなくてはなりません。


(「空気をどう読むか」(1)終り)

※寝言(ねごと)さまのお手紙はまだまだ続きます。

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一阿の 「心柱」Ⅲ 友人からの手紙2

 まずは、暑中お伺い!!「一阿心柱Ⅰ」をお送り頂き、拝見いたしながら、そのままに打ち過ぎ、失礼いたしました。

 参議院議員選挙の結果は、現時点において望み得る最高の結果ということができましょう。ただ、これで安心するというわけにはいかないと思います。公明党を与党としているばかりではなく、自民党の中にも「真正保守」ではない代議士が結構いますし、数から言えば、「真正保守」でない者の方が多いでありましょう。

 傾いている、あるいは既に倒れてしまっている我が国本来の「心柱」を、もう一度引き起こし、シッカリと打ち立てること、それは、「真正保守」がじっくりと取り組まなければならない仕事であります。

 選挙で、社民党は「強い国より、やさしい社会」と声を大にして叫びました。しかし、「強い国」でなければ、「やさしい社会」は護れないのです。私が「強い国」というのは、「軍事力だけでなく、経済力、外交力などを含む総合的国力の充実した国」を言うのでありますが、そういう国でなければ、他国の侵攻を抑止できませんし、いまのような福祉政策を続けることもできません。国民は、民主党政権下における我が国を振り返りながら、もっとよく考えて欲しいのです。

 関連することを、ひと言付け加えますと、安倍総理が、これまでの総理と、際立って違っているところは、就任以来、場合によっては経済人をも引き連れて、地球狭しと世界を飛び廻っていることだと思っています。直ぐに成果が出なくても、我が国の経済力の充実、国際的発言力の強化など、総合的国力を充実していくための、極めて重要な行動だと考えています。

 もう一つ、TPP交渉―ー私は、大正、昭和における「軍縮交渉」を想い浮かべています。軍縮条約の失効は、戦前の日本の孤立、破滅の要因の一つと言えると思っています。TPPは、著しい困難を伴う交渉でありますが、日本が交渉から離脱し、孤立の道を選ぶようなことは、絶対にしてはなりません。野党はもちろん、自民党の中からも、農業団体などをバックに声の大きな反対運動が、ますます盛んになることと思います。

 しかし、如何に大きな声が挙っても、国際的孤立は絶対に避けなければなりません。安倍総理の正念場であります。

 (「友人からの手紙2」 終わり)


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一阿の 「心柱」Ⅱ 友人からの手紙

一阿の「心柱」 は続けますが、今日は選挙の日なので、ご参考までに、友人のメールを載せます。

*****

「友人からの手紙 」 

 ご無沙汰申し上げておりました。

 都議会議員の選挙結果は、自民党としては、これ以上ない勝利でありましょう。

 この選挙結果を参議院議員選挙にどう繋いでゆくか、これが大きな課題でありましょう。怖いのは、自民党関係者の気の緩みでありますが、
もう一つ、もっと恐ろしいのは、国民の妙なバランス感覚ではないか、と思っています。

 我が国民の投票行動をみると、ある選挙で勝ち過ぎたと思うと、その直後の選挙では、相対峙する側に票が流れるという、妙なバランス感覚があるように言われています。これが恐ろしいと思います。

 それと、もう一つは、同じく都議選で完勝した公明党の今後の動きであります。
9条改正にも反対する公明党は、「真正保守」の動きに対し、何処まで邪魔をしてくるか、であります。もっとも、「公明党は、大勢が動けば、それに付いてくる政党である」との、ある程度楽観的な意見もありますが、・・・。

 共産党の動きも気を付けなければなりませんが、共産党の躍進は、投票率が低かったことにもよるものでありますし、国民は一般的に、「共産党と名付けられたもの」に対しては、強い警戒心を抱いています。
怖いのは、むしろ、これを名乗らず、また、自らもそんなに左翼ではない、と思っている連中、
知らず知らずに踊らされているところの、有識者、学者、文化人、ジャーナリスト、政治家連中の活動ではないでしょうか。

 大兄の「麻酔の話」を読ませて頂きました。ここまでの記述に関連して申し述べれば、

 国賊ともいうべきそれらの連中たちの大部分は、自らは、麻酔にかけられていることを知らず、自分では、正常だと思っているものも多い、と私は考えています。またその連中の話を「モットモデアル」と思っている大衆も、自分は正常であると思っているのであります。

 如何にして麻酔から醒めさせるか、民主党の大部分は、言うまでもありませんが、自民党の中だって、相当数は、麻酔にかかっています。

 自分は、詐欺犯だと思って「チェンジ」「チェンジ」と言っている連中は、一番ケシカランのであいますが、もっと害毒を流しているのは、知らず知らずに、詐欺犯に手を貸し、むしろその中核になっている輩であります。


(以上)

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一阿の 「心柱」Ⅰ

神戸、雪の御所町の近くに「宝地院」と言う浄土宗のお寺があります。先代の浩安和尚は飲兵衛の名物和尚でした。佐藤春夫は雑誌「キング」に小説「前途展く」を載せましたが、その中で浩安和尚を主人公龍彦に仕立てて、彼の青年時代の物語を書きました。「キング」の最終号です。昭和57年のことでした。

キングはご存知の通り、戦前日本出版史上初めて100万部を超えた国民的大衆誌です。講談社が発行してゐました。和尚はいつも法話の中で佐藤春夫と堀口大学の友情を語り、話しが佳境に入ると涙を流すのでした。(今の世にこれほどの友情は無い。)

因みに雪の御所は平安末期平清盛の館があった所。「宝地院」は平頼盛(清盛の弟)の山荘跡で高倉上皇も入御遊ばされました。弘安2年(1279年)安徳天皇没後100年も経って、源氏がその菩提を弔ったのでした。菅原道真の祟りを怖れた藤原氏が天満宮を建立したやうなものです。ある時和尚は私を自室に招き広い床の間に掛けてある佐藤春夫の軸を見せ、「隣に何とか堀口大学の軸を掛けたい。そして此処を友情の間にしたい。」と言うのでした。

私は葉山の海軍兵学校の先輩矢嶋さん(73期)に堀口すみれ子さんとのコンタクトを頼みました。矢嶋さんは一号生徒の時は伍長で優秀な成績でしたが、戦後は井上成美(しげよし)提督のやうに、世の中との縁を絶って生涯畳屋をして暮らされました。葉山の殆どの畳は矢嶋畳店が入れたことになります。勿論堀口邸の畳も替へました。

堀口大学は矢嶋さんの人柄に惚れ親しく付き合うやうになります。私は彼の店の玄関に堀口大学自筆の短冊が掛かってゐるのを見て不思議に思ひ聞いたところ彼は訥々と堀口家との行き来を語り上記のことを知りました。今、目の前に「定本・佐藤春夫全集・第25巻・月報」があります。これには堀口大学のお嬢さん、すみれ子さん(詩人)の「友情の形見草」と言う、とても美しい文章が載ってゐますので一部紹介します。

「父の書斎に続く居間の、父の席のまわりには、ご縁の深かった方々、晶子・鉄幹・春夫・達治(三好・ブログ註)の書幅がなげしや柱のあちこちに掛かっています。『きよく/かがやかに/たかく/ただひとり/なんじ/夕つづのごとく』(夕つづ=宵の明星・ブログ註)春夫先生の少年期の詩を染めた、自筆のこの短冊を父は大層気に入っていました。

・・・・これはすでに最上のものだ。驚くべき早熟だ。(詩は別才なり)という、古人の語を欺かないとわれ等は知ると同時に詩人春夫の天分の豊かさをまのあたり見る思いがする。若き日の春夫を(希有の才人、しかも本質的な意味での才人)と評した広津和郎も同じ思いでこれを言ったであろう。」・・・と絶賛しています。・・・きっとなにかの折に、春夫先生にお願いして揮毫していただいたのでしょう。・・・

春夫先生の短冊の柱のもとに、私は、閑雅なたたずまいで談笑している先生と父の大きなパネルを置いて、二人の半世紀以上にもわたる友情をおまつりしています。写真の二人は、えもいわれぬよい表情をしています。家にあるパネルの中にも、書籍や資料やなにかで目にする写真の中にも、こんなに春夫先生のくつろいだお顔はめったにみられません。

このパネルがこの部屋にあると、二人のニュアンスが写真の中から流れ出て、時を越え、昭和28年のその日のままに、父の部屋が温かいものになるのです。1999年3月、御用邸に静養中の天皇皇后両陛下と紀宮様のお三方がまだそのままになっている父の書斎を見学にいらっしゃいました。短冊とパネルをごらんになって、皇后様は「まあ、いいお顔、佐藤春夫先生ですね。わたくしは一度お会いしたことがあります。祝婚のお歌を詠んで下さいましたのね。」と天皇陛下をふりむかれ、次に私にむけて「お父さまとは?」とたずねられるのでした。

待っていましたとばかり、春夫先生と父は年も同じで、十八歳の年から春夫先生がお亡くなりになった七十四歳までの、五十余年の間、一点のくもりもない仲らいだったこと、パネルの中の灰皿は、春夫先生の筆で染められていて、父が染めた同じ型のものが、先生のお宅にあること。父が詩を書かなくなった時期、先生は、心配なさって、ひそかに先生の奥様が信仰していらした、おがむ先生に「堀口が翻訳ばかりに精を出していないで、詩も書くように」とおがんでいただいたことがあった」ということを、春夫先生が亡くなられたあとに、そのおがむ先生から直接伺って、涙を流して、ありがたい友だったと、あらためて大切な人に先立たれた悲しみが増す様子だったこと。そして二人の仲を象 徴する、春夫先生の中篇小説「永く相おもふ」によく語られている、森 鴎外と与謝野鉄幹ゆかりの「二顆の陶印」にまつわる話などなど、えんえんとご説明したのでした。

訥弁の私の一言一句に耳をかたむけて聞いてくださった両陛下は、 「いいお話をありがとう。」と写真の二人にかたりかけるようにおっしゃるのでした。友情などというものは、一方通行では、続かないものですから、父がどれほど慕い敬っていても、そう永く続くわけもなく、先生も、父の詩的人生のありかたちを尊いものとして認めていらしたからこそ、公私にわたって長いおつき合いができたのだと思います。

この二人の友情を、現代の神話だといって、折々の講話に綯(な)い交ぜて、道を説いておられたお坊さんがいらっしゃいました。 実は、この方には、一度もお会いしたことはなかったのですが、両陛下がお渡りになって、席のぬくもりもまだ消えない五月に、父の部屋を訪ねて下さるはずの約束になっていました。その方は、春夫先生の中篇小説「前途展く」の歴戦の青年士官、古塚龍彦のモデルだった人です。・ ・ ・」

すみれ子さんのことばはまだ続きますが、一旦ここでとめます。さて私は浩安和尚とお会い頂ける旨の電話をすみれ子さんから頂いて早速手紙をしたためました。喉頭の腫瘍のため電話での話は既にだめでした。彼は涙を流して喜びその手紙を枕の下に敷いて安らかに亡くなりました。

この和尚に私は大変大事なことを教えてもらいまし た。1995年のあの阪神淡路大震災の時のことです。宝地院も寺域の墓石は倒れ、本堂も殆ど全壊に近い状態で傾いていました。その年の暮れ神戸を訪れた私は未だ柱だけの状態でしたが、本堂が元の姿に立ち上がっているのを見て驚きました。和尚は私に言いました。

「本堂は全部壊して、建て直すほうが費用も安く簡単やったんやがナ、それでは先祖に申し訳がない。ここは安徳天皇の菩提寺や。殆ど倒れてしもうた本堂を引き起こすのにどないするか知っとるか?それはナア。「心柱」に綱を掛けて引き起こすんや。「どの建物にも『心柱』ちゅうもんがある。」

「建物の中心や」「これを探して引き起こしたら、たいていのものは立ち直 るんや。」「ちょっと金はかかったがナ。」 和尚はそういって笑うのでした。昨年は和尚の13回忌でしたが、「心柱」の話は何故か忘れられません。

さて、急に話は変わりますが、来る21日は参議院選挙です。自民党の安倍政権でやっと東北大震災の復興も緒につき、経済も明るい兆しを見せ始めました。なによりも「憲法」改正の序の舞の摺り足を桧の舞台に差し出したことは大切です。しかし公明党はじめ殆どの党がこれに反対です。

そして、飽きもせず、あのデフレ脱却の道さえ分からずうろうろしていた一年前(民主党政治)の空理空論をいまだに絶叫しています。聞いて見ると結局「生命あってのものだね論。」にすぎんじゃないか、とさえ思はれます。「国はどうなってもいいのかね」と演者に質問したい。

あの「クイーンエリザベス号」の船内で如何に着飾って豪華な食事をしていても、氷山にぶつかればば元も子もないのです。クイーンエリザベスは正に国家です。国家は氷山を避けねばならんのです。民主党政治の時代を思うと慄然とします。安倍さんになってやっと氷山との衝突寸前に舵をきって進路を安全に戻しました。乗客を満載している船は国家そのものです。

だから万一氷山に触れても乗客が充分脱出しおおせるだけの強固な船体にしなければなりません。外交、防衛、治安です。そして国家の「心柱」は「憲法」です。昭和20年8月15日 阪神淡路大震災や東北大震災よりもっとひどい打撃を受 けた「我が国家」を引き起こし立ち直らせるためには、日本人が日本人の心でちゃんとした日本語で書いた「憲法」がどうしても要るのです。それは「心柱」なのですから。


(つづく)

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寝言の 「空気が変わった」

 6月26日、安倍政権が誕生して、満6か月となった。マスコミの安倍バッシングも都議会選挙で与党圧勝もありやや、腰が引けたかな?と感じるが、目近に迫った参議院選挙に一縷の望みを賭けているようである。然し与党圧勝、の流れは変わらないと思う。

 「転げ落ちる石は苔がつかない」と云う西洋の諺を、此の説明に使おうとしたが、適切でない、との声もある。余談になるが、小生は国歌の「細石の巌となりて、苔の生すまで」と対比して、転げ出すと何をやっても、持ち直せない、と解釈したのです。余談は終り。

 然し強大なマスコミは「報道しない自由」を武器として、与党にプラスになる、事実を報道しない。六月下旬「ウイーグルに自由を」と云う「日本ウイーグル、フォーラム」をラビア、カーデル総裁を招いて、北は北海道から南は沖縄まで五大都市で開催されましたが、報道されませんでした。彼ら左翼かぶれの「自由、人権、生命、の重視」は中国の真実が、日本国民に知られることを、恐れ、人間として最も恥かしい存在になり下がっています。

 安倍首相は「参議院選挙に過半数を勝ち取ることに、全力を挙げる、ねじれ国会をなくす、ことは、国民の為である」と明言しているが、「反日勢力」に痛打を与えるため其の源泉である、マスコミ対策が具体化する、可能性が高まるのです。

 然し、標題どおり、我が国の空気は明確に変わってきました。マスコミの「報道」がネット「情報」によって、疑問視され始めたのです。

我が国の民度は高い、その上、民族性の道義心が厚い。平成18年、英国B.B.C 放送が33ケ国、4万人に世論調査を行った結果、「世界に良い影響を与えている国」のトップが日本だった(詳細略)。平成21年、世界のホテルマネージヤーに観光客の、国別評価の調査でベストツーリストに選ばれたのも日本人だった(3年連続)。此の2例は竹田恒泰氏著、「日本は何故世界で一番人気が有るか」から引用した。

 また、これは常識ですが、メイドインジャパンの信頼性は後進国では、高く偽物が多くでまわっているほどです。物作り日本の評価は世界で冠たる地位を維持しています。又アニメーションの世界では世界の七割が日本の原作と云われています。日本食の人気も、フランス、中華、を凌駕しているそうです。 

 古代の文明を誇らずとも、今、現世界における、日本文明を検証すれば、日本を辱める反日勢力の視野の狭さ、にあきれるばかりです。東京裁判史観を六十五年間信奉している彼らは論評する気にもなりません。

 さて、国外の反日勢力に目を転じます。
外国の「反日勢力」と云えば中国、韓国、そして北朝鮮、です。其の他、日本が発展、して強大になること、を望まぬ国と云えば、アメリカ、ロシヤ、ドイツ、等でしょう。後者は経済競合、国連等での発言権、増大、の問題です。

 安倍政権がスタートして半年、日本に対する、世界の日本に対する認識大きく変わったようです。特に「反日勢力」の国々は、一口にいえば「狼狽している」と思う。習近平、朴、の訪米は正に、其の現れでした。「価値観を盾にした」中国包囲網、は非難の余地は有りません。

又、「慰安婦」問題も、聞き置く、程度だった、と思います。朴は、中国も訪問、していますが、これも聞き置く、程度だった、と思います。安倍政権は北朝鮮、に特使を派遣しましたが、拉致問題に対する関係国の関心を高めた、と言えます。

 国内問題、で触れましたが、地球規模でみると、親日国家が圧倒的に多いのです。インドネシア、フイリツピン、等は「日本憲法九条を、改正することを望む」と、不法な中国の行為に、日本の援助を、求めているのです。国連、アメリカ、でないことは国際情勢の複雑性、と問題性、を考えさせられます。

 アメリカは経済、財政の問題を抱え、対中国を「対立」から「摩擦減少」に舵を切ったのですが、例のトップ会談では中国からCIA のスパイ問題。アメリカからサイバー攻撃、が討議されたものと思います。オバマ氏は「どこの国でも、やっている」と公言し中国は無視、したようです。

 安倍政権の確実で迅速な外交戦略も働き、アメリカ上院は全会一致で中国非難を議決した。内容は要約すると次のようになる。「中国は領海基線を一方的に宣言し、力で実行している。其の事実を非難する。」
海自に対するレーダー照射、南シナ海での周辺国とのトラブル、等、事実確認、報告されている。これも「報道しない自由」の一つ。

 いずれにしても国外の「空気」も変わりました。道義の国として、毅然とし且つ媚びない今の進み方は、賛成と云うより、感激しています。
 
 参議院の捻じれ解消して、マスコミ、を先ず修正(海軍用語)することです。日本の立場と考え方を、英文で全世界に発信すること。「国として」今の空気は、これ位は出来そうです。


(終り)

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一阿の 「麻酔の話」Ⅰ ③/3

日本民族には「言い訳しない」と言う美徳がありました。しかしすぐ近くの朝鮮半島にはこれがありません。コンプレックスの固まりのやうなこの民族には恨み つらみ 憎しみ悲しみと言った消極的情念からびっくりするやうな嘘をでっち上げ、慰安婦だの侵略だのと泣き喚き、あろうことか米国議会のロビーにまで手を伸ばし「慰安婦・慰安婦」と日本人を貶(おとし)めるのに余念がありません。

愚老が中学生だった頃(昭和14年)先生から聞いた話しを思ひ出します。「インドで鉄道の大事故があり何人もの死者がでました。まだ息のある者は担架で病院へ運ばれます。息をしてゐない者は死人の処置をうけます。ところが英国人の監督官は瀕死のインド人重傷者に対してまだ息をしてゐるのに、デッド(Dead)・デッド(Dead) と指示をしてまわります。

インドの人達は征服者である英国人の指示に従わねばならないのです。」これは英語の時間で「Dead」の言葉の授業中の話しです。強烈な印象を受けたので70年経ってもまだ覚へてゐます。植民地政策の圧政に苦しんだインドが独立して一言でも英本国に対して、今の朝鮮民族が日本に対してとってゐる忘恩無礼な態度をしたでせうか。聖者に近いガンジーは別にしてもインドの人達はかっての植民地政策実行者英国に対して何も言はず黙々と今日の繁栄を築いたのです。正に朝鮮人とインド民族の精神構造の差でせう。

当時の日本の為政者は朝鮮を植民地とは思ってはゐません。遅れた民族に対して近代社会を教え大学を創り彼らに教育を施したのでした。英国のインドに対して行った施政とは大違ひです。(これは当時の朝日新聞?!を見れば分かります。)

かってインドのシン首相は訪印した小泉元首相と同伴者の安倍晋三氏の手を高々と挙げ聴衆の前でこう言はれたのでした。「・・インドが独立出来、この繁栄を迎へることが出来たのは日本のお陰です。今ここにその恩人を迎へることが出来ました。」と。歴史認識を同じくしてゐるのはインドであって朝鮮や支那でないのは地政学上の悪戯かも知れません。

選挙が近くなりました。それかあらぬか左翼マスコミは安倍潰しに躍起になってゐます。今回は四年前とは違ひ、そう簡単に国民を騙す訳にもゆかず、駄目もとの計算でもしてゐるのでせう、ことあるごとに非合理な安倍批判を繰り返します。成長戦略で「国民所得150万円アップ」と言うと途端に人気とりのバラまきだと騒ぐ。民主党時代に防衛予算を上回る子供手当てを計上してバラまき、デフレを助長した愚作より余程真っ当です。

アベノミクス潰しに進歩的知識層と言はれる評論家や学者や朝日や、はては日経まで株価の乱高下をアベノミクスの所為にしやうとします。彼等にはアベノミクスの正確な分析等どうでも良いのです 兎に角、安倍政権を潰さにゃならん。「戦後レジームを壊されては自分達の住む場がない。」のです。

昨年11月中旬8,000円台だった株価は民主党から政権が自民党安倍政権に変わった途端スルスルと上昇を始め5月中旬には15,000円になりました。ところが23日には1,000円以上も急落し爾来不安定な相場が続いてゐます。これを見た戦後レジームにどっぷり浸かりたい面々や左翼大手メディアが待ってましたとばかり「それ見たことか」 とはやし立て『アベノミクス失敗の前兆』と言う中国紙に唱和します。

朝日は24日の朝刊第一面で「東証暴落」「アベノミクス危うさ露呈」と騒ぎたて、日経まで「株安が進めば・・・家計も企業も萎縮し経済は悪化する。失望したマネーは株式市場から逃げ出し株安と円高の同時進行に拍車がかかる」と無知な我々を脅かす始末。彼等はそうで無いことを熟知してゐるのです。

株価乱高下の仕掛け人はヘッジファンド等海外の投機筋なのです。投機筋は一寸した売り材料を見つけては儲け予想通りリバウンドすることで又儲ける。大体アベノミクスとは中長期的な経済戦略です。日々の株価の変動に結びつけてあげつらうこと自体理屈に合はないことぐらい熟知してゐる筈です。これは四年前巨大メディア揃って国民を誤導し詐欺の確信犯よろしく見事鳩山政権を樹立した手法です。

自民党の鳩派による失政を逆手にとって更に左の民主党に一度やらせて見たらとオバマの「チェンジ チェンジ」 を援用したのはマスコミでありました。始めから彼等は我が日本の国力低下は織り込み済みであったとしか考へられません。今日もふとあるブログを見てゐたら「鳩山政権になってからのサムスンの躍進と日本経済の心柱である諸大電機メーカーの凋落」の記事に行きつきました。本当にそう思います。今回の7月の総選挙は日本の足が徳俵にかかった最後のふんばりどころです。進歩的知識人やメディアが如何に安倍自民党を誹謗しても真正保守自民党を育て上げなければ国は崩壊してしまひます。

あの茅稽二先生が好きだった「火焔太鼓」の「おち」に習って、こう言いたくなります。「左翼のお利口さん達よ。あまりアベノミクスは駄目アベノミクスは駄目と半鐘を鳴らしてゐると、安倍潰しもオジャンになるよ。?!」この逆境の中で戦後レジームの間違いを自らの瞳で見抜き営々と保守の道を拓いてをられる若い人達の健康を祈ってこの項を終はります。


(終り)

※一阿さまのお手紙はまだまだ続きます

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一阿の 「麻酔の話」Ⅰ ②/3

戦勝国(旧敵国)はまた民主主義だけでは心細かったのでせう。その衣の裾に共産思想を潜ませてをいたのです。だから大学で左翼思想を吹き込まれた河野とか後藤田とか今我々が困っている要因を国家を代表する立場に居ながら作っておいて、何の後悔も反省もないのです。

朝日新聞やNHKや国会図書館や識者と呼ばれる人達にまるで亡国を志しているかに見える人が多いのは頷けます。かっての戦勝国は正にこれが狙いだったのですから。学士会報をみると未だにこの種の思想を枕とする丸山真男や大内力一派の論が跡を絶ちません。そしてこれが一国の教育畑を吹き荒れる中枢の思想かと思うとゾッとします。

農地解放をし家父長制をなくし家族制度を壊し、財閥を解体し軍隊を解体し朝鮮人や在日をのさばらせ(敗戦後のマッカーサー指令の21カ条の中にそれはあります)神道を圧迫し武士道や大和魂を骨抜きにせんとした彼等の狡知の結果が今日ここにあります。昨日と今日はそれ程変わって見へません。しかし我々は戦いに負けました。そうして68年経つと麻酔を嗅いで人格が変わったやうにものの考えが変わりました。

私は平成7年5月の酒鬼薔薇聖斗事件の時NHKでこのやうな事件を防止する為の意見をファックスで求められたので、「戦前は中学校に配属将校がゐてどのやうな暴力団も陸軍には頭が上がらなかった。まして子供の未熟な我欲のやりたい放題なんてものは軍隊の元では泡沫の如きものである。軍隊は一国の公序であり道徳である。早くわが国も軍隊を持たねばならん。」と書きました。勿論失笑の下に無視されました。

普通考えると軍隊を持たない国家は片輪ものです。しかしわが国だけが、再軍備反対です。そんなことを言おうものなら「極右」扱いされるのも良いとこです。愚老が行きつけの散髪屋のあんちゃんは私の若かりし日の海軍兵学校の生活を私から聞いて「北朝鮮」の軍隊みたいですね。」と答へました。私は唖然としました。

かって私はこのブログで「英国人の見た海軍兵学校」を載せました。「プリンスオブウェールズ」をマレー沖で沈めた日本海軍が如何に優秀で、この海軍を作り上げた「海軍兵学校」の生徒の日常が如何に透徹したものであったか。外人(英国)教師(セシル・ブロック)の目を透して語らせました。彼は英国民に奮起を促したのです。

かって我々が日本海軍を作り上げた。しかし今や決して彼等を侮ってはならない。一方散髪屋のあんちゃん。これは彼が悪いのではありません。日教組にそう教へられたに過ぎないのです。かって自民党に所属し麻生内閣時 文部大臣を勤めた中山成彬氏は日教組との戦いを宣言し自分の勤めは教育界から日教組を追い出すことだと信念を述べて文部大臣を即クビになりました。現在でも左翼の力はかくも強い。 時の首相も彼を庇うことはとても出来ない。こんなことは数えるときりがない。

最近も総務省の官僚がツイッターで「左翼の馬鹿ども」と書いてすぐ解任されました。民主党時代彼等が「右翼の馬鹿ども」と連呼しても当然のごとく見過ごされる。原爆の爆風の中から立ち上がり、全国民餓死の恐怖を忍び、「米よこせ」 とデモが宮中まで押しかけた惨状。これらは目に見えます。そして我々は見事に立ち上がりました。所得倍増。・・・もう戦後ではない。右肩上がりの喜びと自信が全土に満ち満ちました。

果たしてそうだつたのでせうか。この横で黄色い粉塵を撒き散らしながら目的の為には手段を選ばない狡猾な国家がムクムクと強大になって行きました。わが国からことあるごとに理不尽に巨額な賠償金を要求し奪い去ってゆきました。その額を愚老は知りません。しかし彼等が賠償金は払うが軍隊を持たない隣の島国を攻めるのに充分な軍事予算に近かった筈です。軍事力のないわが国は如何ともし難い。

かてて加へてチャイナスクールと称する外務官僚が何事につけ中国の利益を養護する。そうして今日があります。尖閣諸島を窺われ、「太平洋は中国が活躍するのに充分に広いと」オバマに対し豪語する始末。わが国は様子をみるより外ありません。

かって赤旗をふっていた左翼の連中のうようよゐた民主党がいかにわが国力を削いでいったか。共産党を始めとする左翼野党が国を崩壊に導いたか。麻酔を嗅いで正気を失ったと考へたくもなります。戦後わが国を襲ったのは目に見える世界の出来事だけでなく、むしろ目に見えない世界、心や文化や歴史の出来事が多かったのです。

何万冊と言うわが国固有の文化を称える保守の書物に対する焚書の刑と同時に竜巻のごとく日本の歴史を巻き上げ、運び去り、散らし去る巨大な力がそこにはありました。そうして国難の最中に斜に構えた戦争非協力者どもが共産党を筆頭にシャシャリ出て我が物顔にがなり立てました。 平和 護憲 人権 反戦 と。「麻酔の話し」で茅 さんが言いたかったのはこのことでしょう。昔 江田島の海軍兵学校の生活では「言い訳するな」と言っては一号生徒から「修正」をうけました。

「修正」とは両足を肩の幅に開いて踏ん張り歯を食いしばって鉄拳を受けることです。一号生徒は腕を伸ばし拳を固め180°腰を捻り反動をつけて三号生徒の頬をぶん殴ります。歯を食いしばっていないと顎が外れます。下手に顔を動かすと口を切って朝食の味噌汁さえ吸えません。しかしちゃんと受ければ大して痛くはないのです。こうして三号生徒は弛んだ精神の修正を受けました。


(つづく)


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一阿の 「麻酔の話」Ⅰ ①/3

20年ほど前、順天堂病院に茅 稽二と言う麻酔科の先生がゐた。日本麻酔学会の会長だ。飄々として面白い話をした。銀座ヨーソロで一杯やった時大事にしてゐた戦艦大和の切手を呉れた。日本の切手ではない。外国切手だ。「BHUTAN」と印刷されてゐた。日本に「大和」の切手が無くてブータンにあるのを不思議に思った。彼は亡くなったがこの切手は大切にしてゐる。兵学校の76期だった。東大 茅 誠司総長の甥だ。

さて75期の米山 卓兄が中野組(株)を経営してゐた頃、建築土木業界の江田島(海軍兵学校)出身者に連絡をして、為になる話を聞く会があった。茅 稽二さんが呼ばれたのはそんな時だ。演題は「麻酔の話」であった。芝にあった日本能率協会の二階で彼は話を始めた。

「敗戦直後の昭和21年私はかねて落語家になりたいと思ってゐましたが、銀座を歩いてゐて偶然「小さん」とすれ違いました。思はず弟子にして下さいと頼んだら案外簡単に弟子にして呉れました。小さんは可愛がって呉れて、自分で言うのもなんですが芸も段々身について来ました。(彼の「火焔太鼓」は抜群だった。)

そんな時小さんは私を呼んで、神楽坂の「をんな」のところへお給金をとどけるやうに言いました。それから毎月お給金の日になると私は神楽坂へ通いました。彼女は時々私を茶の間に上がるやう誘いましたが、これは危ないと思い決して上がりませんでした。

そんなことが一年ほど続いたある日、『一度くらい良いじゃござんせんか、』と 言う言葉で、つい上がってしまいました。お茶が出お酒が出つきだしが出るころになると、ついついそうなってしまいました。こんな噂はすぐ広まるもので、やがて師匠の知るところとなります。

「小さん」は烈火の如く怒り私を破門し、落語界から追放しました。私は好きな落語をやることが出来ません。泣く泣く故郷の厚木へ帰り、おふくろに事の次第を話しました。おふくろは偉いもんで、笑いながら 「お前もおやじに似てだらしがない。仕方がないから医者にでもなるか。」てんで医者になる覚悟を決めたんです。

私の家は代々医者をやってゐました。根が怠け者で専門を決めるときは「麻酔科」にしました。外科や内科に比べて呑気で楽だと思ったからてす。(尤もそれほど楽な仕事でないことがすぐに分かりがっかりしました。(笑))茅 稽二博士は突然真顔になってこう言うのです。

「皆さん麻酔の分子構造をご存知ですか?。そんなに複雑なものではありません。空気中によくある酸素とか窒素とか炭素とか鉄とかの組み合わせに過ぎないのです。だから皆さん空気 空気と言って重宝がり事実空気がないと生きてゆけませんが、一寸組成を変えたら麻酔みたいなものになるかも知んのです。

ところで昨今の世情は戦前の常識では考へられないほど乱れてゐます。昔吸ってゐた空気の組成が僅か変わっただけで思考が変わるかもしれんのです。空気は麻酔みたいなものです。さて最近の常識外れの世情や国情も空気の組成が気がつかぬくらい微量(わずか)変ったからかも知れんと考へることさえあります。」

勿論これは彼一流のブラックユーモアに過ぎません。ただ「平和」と言へばあたり構わず大手を振って歩けるやうな、国を代表する首相(菅直人)が国歌(君が代)反対論者であるやうな、そして中国の代表者との会談でうつむいたまま目も上げられない哀れな態度を見るやうな、わが国の歴史家の中に竹島は韓国の領土だと言う論を為す輩(やから)がゐるやうな、国家の大切な事を常に人権の土俵に引きずり込んであげつらうマスコミが常識となった世の中を見るにつけ正気の沙汰と思へないのは、茅 稽二博士だけではありません。

物事は目の前に現れることばかり見ていると、なにが何やら分からなくなりますが、茅先生のやうに大きく眺めると自然に分かってきます。90年前の日本は明らかに今の日本と違ってゐました。平成9年5月神戸の中学校の校門の前に近所の子供の首を切って置いた事件がありました。14才の少年です。世に「酒鬼薔薇聖斗の連続殺人事件」 と言います。

その後も陰惨ないじめは後を絶ちません。そしてこれらの弁護をするのは決って共産党系の左翼の弁護団です。子が親を殺し親が子を殺す事件は又かと言うほど増えました。戦前はそんな恐ろしいことは頭を過ぎることさえありませんでした。家族はお互いに慈しみ合い核家族なんて言葉もありません。

酒鬼薔薇聖斗なる犯人は14才です。愚老の14才の頃は運動会で肉弾三勇士(江下 北川 作江各一等兵)に習ひ運動会で鉄条網に向かって太い竹竿に微量の火薬を添付したやつを三人で抱いて突撃する真似をしてゐる頃です。今はこれを軍国主義と言ひます。当時は14~5才にもなれば一朝事ある時は自分もお国に尽くしたいと思ってゐました。これを指導したのは陸軍の配属将校です。この配属将校を罵倒してヤンヤの喝采をうけたのが例の「妹尾河童」の「少年H」です。

爆弾三勇士については朝日を始め全てのマスコミが絶大な賛辞を贈りました。与謝野鉄幹が山田耕作が古賀政男が名曲を作ってくれました。愚老は未だに「廟行鎮」の肉弾三勇士の「・・折から凍る如月の二十二日の午前五時・・♪」の歌を口ずさんてゐます。

しかし時移れば「河童」 の軍隊馬鹿野郎呼ばわりとなります。奴は同じ神戸二中の四年後輩です。戦前戦前と言ひますが四年も違うとこうも考へが違ひます。しかし我々もえらそうなことは言えません。「75期」のクラスヘッドも次席も大学卒後共産党へ入党したのです。マッカーサーの引き連れて来た民間情報教育局の赤の連中の左傾化共産化教育の策略は熾烈を極めました。彼等は日本を根底から改造しやうと思いました。二度と日本に軍隊を持たしてはならん。それ程我々の父祖の軍隊は強かったのです。

戦後先ず大学で教わったことは共産思想でした。農政学では山田盛太郎が「皆さん日本の農民は資本によって搾取され、貧窮のどん底にありました。職のない者はみな軍隊にゆきます。資本は剰余価値を高める為に完全なる消費を伴う戦争へと走ります。戦争には軍人が要ります。資本は益々農家を搾取することになったのです。」と講義を進め、やがて例のローザ・ルクセンブルク(過激な共産主義女性闘士)の再生産表式へと学生を導くのでした。

これが昭和21年~24年の大学の教育です。講和条約が締結されるまでの六年間は陛下の上にマッカーサーがゐましたから彼等は武力も後ろ盾に如何に日本文化を壊し思想を左傾化させるかに狂奔しました。やりたい放題をやったのです。教育の最高機関であった東大でも本来の保守の思想を持つ教授は一掃し共産党員か左翼思想を堅持する者かこれらに反対しない者以外は生息出来なかったのです。


(つづく)

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寝言の 「新 最近思うこと」 (2)-(ロ)

--(イ)安倍ノミクスの成果と (ロ)これからの課題-- 

(ロ) これからの課題

  「好事魔多し」
 確かに、政権のスタートに、安倍ノミクスを大胆に実行した、結果は、国内のみならず、各国に想像以上に影響を与えました。安倍政権の基本的政治目標が一歩前進したことなのです。今後何をするにも、経済の発展、が大切です。是非成長戦略、の成功が期待されます。

 ここで(ねごと)は安倍総理の健康保全、が如何に重要課題であるか、について、考察します。現時点で安倍総理に勝る、政治家は見当たりません。少なくとも満期四年は務めていただきたい。一番の問題は、これから、襲ってくる内外の重圧でしよう。そうです。ストレスです。

 国内については、政権党の結束、が大切。数合わせは民主党が反面教師です、(戦後レジーム)とは何か?知識の徹低。(脱却する)方法論の知恵研究。そして決意を共有。自民党、が結束すれば国内は解決します。次に大切なことは、政策の具現は急がず、意識的にスピードを落とすことです。

今まで、手順良く進んできただけに、作戦的にも大事なのです、「好事魔多し」とは反日側が期待して小さいミス、を待っているのです。スピードを落としても、一つ一つ、確実に成果 上げ達成感を政権全体で共有することです。

 国外からの重圧は前稿、歴史認識に関して触れましたが、所詮彼らは三〇〇年のアドバンテージを守ることが(だけが)大切なのです。
そのために、プロパガンダが必要になり、(事実と道義の日本)との対決になるのです。アメリカは慰安婦をセックス奴隷なる新語でイメージ作戦に踏み込みました。ヤルタ会談で朝鮮を日本の奴隷扱いから解放すると、しています。真実はここでは触れません。彼らは「奴隷」と云う
言葉に、或るやましい感情を持っているのです。

 然し安倍政権は歴史問題には、冷静に対応、しています。相手が熱くなったら、冷静になるべき、です。この点でも、大きく評価します。

 スピードを意識して落とす、大切さは、スタッフの能力と意志を確かめることが必要だからです、部下を信頼するのは重要ですが、立ち止まって、全体をみる時間がなくてはなりません。そして此の事は氏のストレス軽減にもなるのです。

いずれにしても満期四年の八分の一が経過したばかりです、又国連は戦勝国が実質的に支配しているので、日本は共生の旗を掲げ、親日国を増やすこと、が大切です。日本人のやさしさ、科学的技術の高さ、道義の実績、等其の可能性は高い。アフリカ諸国も日本に関心が高い。ゆっくりやりましょう。


(終り)

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寝言の 「新 最近思うこと」 (2)-(イ)

--(イ)安倍ノミクスの成果と (ロ)これからの課題-- 

(イ) 安倍ノミクスの成果

 安倍政権も発足して、早くも五ケ月を経過するに至りました。スタート直後から金融緩和に対する信念と、実行力、は日銀、財務省、と云う強力な障害を、ほぼ二カ月で消滅させました。株価の上昇と、為替相場の円安、は現実に見える形で国民の支持を得ました。この実績は、長い間、日本経済と財政を苦しませた、「デフレ」を克服する、強力な手段で世界的にも大きな反応を引き起こしました。

ドイツ等「作為的為替操作」と非難する国もありましたが、G8、G20、の会議では、日本の立場は異議なく認められました。然も、ロンドン(エコノミスト誌)では安倍総理は後世に名を残す可能性もある、と過分?の褒め言葉を、記事にしています。

然し完全に目的を達成するには、二の矢、三の矢、を発射しなくてはなりません。具体的には財政と経済成長です。財政は既に補正予算が執行されています。問題は民間が主体となる三の矢ですが、政権はその内容を六月に公表する予定です。安倍氏の出身地の藩主毛利元就の故事から、三本の矢と付けた、と云うのは、穿った見方でしょうが良いネーミング、と思います。

 しかしながら、三本目の矢が的を射抜くことは対外的要素もあり国を挙げての力が結集されることが大切です。マスコミは上げ足取り論調が多く、失敗を望んでいるか?依然として安倍バッシングをしています。端的に云えば反日の立場です。「戦後レジームの脱却」はまだ多くのやるべきことが有ります。

正にこれからが、正念場です。安倍ノミクスは、取り舵一杯の東郷ターンに比すべき、快挙でした。その後、東郷は翌日残敵を追い詰め、更に砲弾を浴びせ、敵の旗艦が白旗を挙げたのです。秋山参謀が長官「打ち方やめ」ますか、と尋ねたとき、「敵はまだ動いている、止まるまで撃て」と国際法に従って命令しました。法に従いつつ、其の成果を確かなものにしていくべきです。

 安倍総理は先日、親日国ミヤンマーから経済援助と安全保障を兼ねた、共同声明を土産に帰国しました。又インドからは原子力協定再開してシン首相が来日します。正に東ヨーロッパからオーストラリアまで「繁栄と自由の弧」(麻生氏が構想していた)を安倍政権によって、確実に進行しています。
 これは結果的に、中国に対する安全保障の強化となります。

 習近平氏の訪米は事態を重視、多少狼狽している、と見ています。そしてこれは、第3の矢に大きく影響する、準備でもあるのです。南シナ海、東シナ海、公海上の国際ルールについて、意見を公式に表明しています。東郷さんはあの場でロジエトウィンスキー敵司令官を逮捕、佐世保海軍病院に送りました。その後の、美談は略します。日本は道義の国です。

 安倍氏も「繁栄と自由の弧」は当然共栄が目的です。気を配って、親交を深めてください。


(「(イ) 安倍ノミクスの成果」終り)

*寝言さまのお手紙は「新 最近思うこと」(ロ) これからの課題 に続きます。

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寝言の 「新 最近思うこと」 (1)

--歴史認識について--

 最近韓国大統領は、アメリカ訪問に際し、「日本国は正しい歴史認識を持つべき」と臆面もなく公言している。韓国政治家は例外なく我が国に対し要求してきたが、ここまで、しつこいと開き直らざるお得ない。韓国の事大主義は大昔からのことで、これでは真の独立は当面不可能でしょう。

 蛇足と思いますが、ここで「歴史認識」について説明します。歴史的事実は、無数に発生しています。これをどう見るか、個人的にも、国としても、様々です。洞察力、推理力、思い、等を含むものです。然し過去の例から2つの問題が有ります。1つは歴史事実の捏造です。田中上奏文は中国の捏造でした。閔妃暗殺事件は不確実で歴史事実とは云えません。朝鮮の例です。2つは極端に自己正当化する思い、での認識でこれはプロパガンダとなります。更にソビエトの秘密文書が公開され、多くの新事実が出てきた例もあり、各国の秘密文書と云う障害、もあるのです。

 理論的に「正しい歴史認識」等存在しないのです。正しい歴史的事実はあります。日本は1次資料による、論破はいつでも出来るのです。中国、韓国、はもとよりアメリカ、ロシヤ、等、戦勝国に対しても、正しい歴史事実で、堂々と対峙出来るのです。道義こそ日本の力です。胸を張りましょう。

 然しながら、朴大統領の主眼は「慰安婦」問題でした。対韓国では既にな何度も賠償要求もあり、歴史事実の応酬もありました。

 但し今回はアメリカ国会を巻き込んだことで、日本外交に重大な負荷が生まれました。同時にアメリカにとっても、国会の議決ですから、易々と「慰安婦」問題から手を引くわけにはいきません。

 火種となった、韓国の歴史認識の事実確認もせず、ロビー活動に動かされたとすれば、大事件となります。

 ここで、日本にとって有力で且つ理論整然とした反論を、「外国特派員協会」で講演された、西尾幹二氏の愛国心と決断に感謝します。此の内容については、「月刊ウイル六月号」アメリカよ、恥を知れに全容が記されています。インターネットでも検索しますと、動画でも見られます。

小生は朝鮮生まれですが氏の講演でも触れていますが、警察、司法、行政、総て朝鮮人の力が大きく働いていました。私は肌で実感しています。今騒いでいる、輩は大統領含め当時生まれていません、嘘を云っても恥じない、民族、中国同様、付き合い方に気をつけることです。

 誠に、タイミング悪く、維新の会代表、橋下氏の発言が「慰安婦問題」に火を注ぎました。口が達者な方ですので口が滑ったのでしょう。「捏造された歴史認識に対して日本の立場を主張すべき」点では石原氏も同意しています。不用意な、発言で国内、大騒ぎですが、これ以上触れません。
 
本稿の本筋と関係ないからです。唯6月には橋下氏がアメリカに行かれるので、その際は、堂々と、自論を展開して日本の立場を認めさせてください。

 米欧の立場は少し大胆に云えば「300年のアドバンテージを守ること」と思います、世界は彼らの席巻するところになりました。これは歴史的事実です。善悪の入りこむことではありません。

 1945年日本は彼らの軍門に下りました。これも善悪の問題ではありません。彼らの対日政策、は正にアドバンテージを守るためでした。然しその後、マッカーサーの「日本は自衛のため闘った」との議会での証言を引き出した。「日本は世界征服の為暴虐を働いた」は彼らのプロパガンダであつたことを認めたことになる。

 然し約半世紀あまり、此の戦後レジームはまだまだ、堅い。慰安婦問題でアメリカと歴史認識をテーブルに乗せ、歴史事実で彼らのプロパガンダの誤りを悟らせたい。

(終り)


*寝言さまのお手紙はまだまだ続きます

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一阿の 「昨日の空」Ⅴ

天風さんは日露戦争当時、軍事探偵だった。愚老の少年時代は山中峯太郎の「敵中横断三百里」や「日米若し戦わば」なんかを盛んに読んだから、軍事探偵と言へばすぐ分かるが、今の青少年にはピンと来ないかもしれない。

要するに、満蒙人に変装して原野に隠れロシア南下の軍事情報を集める所謂スパイだ。玄洋社(頭山満)は満蒙に隠然と勢力を保持してゐた。しかし陸軍の募集した103人の軍事探偵の競争率は激越で、天風さん(玄洋社)とて簡単には入隊出来ない。

「体力や頭脳のテストに加えて胆力の試験もあった。両方に強い電流を流した幅2㎝程の曲折した銅線の通路のまん中を銅の火箸を握って最後まで上手く通り抜けさせれば合格だ。どちらかに触れれば生命を落とし兼ねない。わしはこわごわ火箸を進めるのは男の沽券にかかわと思い、火箸を握ってエイ ヤッ と通路を最後まで引き回した。これが陸軍の試験官に気に入られたらしい。合格した。」 と話された。

明治38年、流石の天風さんもロシア軍に捉えられ、銃殺になる直前、協力者の若い女性が爆薬を投げて呉れて、危機一髪助かる。軍事探偵で生き残ったのは、天風さんを含め僅か2名だ。天風さんは講演の最中頭に左手をやられることがあったが、薬指はピンと伸びたまま曲がらなかった。中に金具が入っている。その時の傷だ。彼女は捕えられて殺される。

この段になるとあの剛毅な、天風さんが涙を見せられるのだ。そして「この日を母の命日と共に大切にしてゐる。」 と言はれるのであった。あの「沖」「横川」両軍事探偵が、目隠しを外させ「天皇陛下万歳」を叫んで立派な最後を遂げた日と相前後する。

横川物語は愚老が小学生の頃(昭和10年頃)先生からよく伺った。それからもう一つ。天風さんは「有意注意力の集中」の話に関連して、「終戦の詔勅秘話」を話されるのであった。旧華族の出身であった天風さんは終戦に反対の一部陸軍の将校に「終戦の詔勅」を強奪されぬやう密命を受けてゐた。「詔勅」を隠さなければならない。「どこに隠したと思う。」と聴衆に悪戯っぽく聞かれるのであった。

「それは・・宮内庁の玄関の上框(あがりがまち)」 の絨毯の下だ」 そう言われた。人が一番気が着かない。前回話した慣れたこと 価値のないこと 興味のないこと の一つだ。カリアッパ哲人に会う前と後では天風さんは別人のごとくである。

玄洋社の暴れ者であった天風さん、肺病(奔馬性結核)になり死ぬのが怖くて悶々とした天風さん、ラジャヨガの瞑想の中で忽然と悟りを得た後の天風さん、人間のあらゆる要素や性能を幅広く内包された超人ではあったが、よく言われた。「わしのやうな者でもここまで元気になれる」「諸君は私よりずーっと欠陥が少ない」「必ず私以上の人間になれる。」

お座なりでない。本当にそう信じてをられたふしがある。天風さんは一言も「天下国家」の事を口にされなかった。人々の身体が健やかなること心か康やかなることをひたすら念じ続けられた。そしてその為の方法を大正7年から語り続けられた。現代の殆ど全ての健康法はこの中に含まれる。

尤も今流行りのヨガはハタヨガで肉体を主体にするものではあるが。しかし天風さんを思い出すと、不思議に存在自体が日本の国そのものに思えてくる。「公序良俗」と言う言葉がある。法の根元だ。しかし一体何が「公序」なのか何が「良俗」なのかわからなくなってしまってゐる。

先日も民主党の大反省会なるものがあった。聞いてゐると殆どの者が責任逃れで、菅のごときは「大震災があれば一丸となって復興に向かわなければならないのに、私の引きずり下ろしに力をそぐ」とぼやく 始末。馬鹿言っちゃいけない。殆ど風前の灯火(ともしび)であった生命が大震災で助かったのはお前ぢゃないか。兎に角国を代表し人の上に立つ人間に本当の日本人がゐなくなった。社民党の党首が黄色い声を張り上げて「憲法を改正して戦争の出来る国にしやうとしてゐる。絶対反対」 と叫ぶ。

お前達は敵か攻めて来たら、ごめんなさい。侵略したのは悪うございました。私達は平和が好きです。と唱えれば逃げて行くとでも思ってゐるのか?

立法のバイブルであるイエーリングの「権利の為の闘争」の第一頁には「相接する国による自国の1平方哩を疎かにする国はやがて全土を侵略されるであらう。」とハッキリ書いてある。国会議員ならこれくらいのとは知ってゐてくれよ。

今は日本人の国籍を持ってゐるが一世代前は韓国人であった連中が国会議員として動きまわってゐる。余程注意しないとわが国は分断されてしまう。地方主権と言うが主権は国家にだけあるのであって地方には決してない。

彼らは左翼の群と相俟って、人権法案・地方自治法案とベアでわが国を崩壊に導こうとしてゐるのかもしれない。考えて見ると、我々がこうして生きてをれるのは祖国の為に生命を捧げられた300万柱の英霊と明治 大正生まれの先輩のお陰なのだ。天風さんは原 敬 や後藤新平とも仲が良かった。

昔は政治家にも人間的に優れた人物が多かった。今は小粒になったと表現するもなかなか愚かなりの時代になった。国家観のない野党の俗物どもが平和にたかる蒼蠅よろしく支那人や朝鮮人と歴史認識を共有しながら国会論戦を行う。

「今でせう。」の林 修先生、最近生徒が国家観 人生観 を 国家感 人生感と書くのを心配してこの字だけは厳重に教えてゐるとテレビで発言したが立派な先生だ。観は自分の腹の中で熟成した考へであり感は単なる感じに過ぎない。敗戦後70年、旧敵国によって日本文化まで次第に浸食された。安倍首相とともに戦後レジームからの決別の門出をしたいものだ。我々の祖国を覆う空は予想以上に霾ってゐるのかも知れない。

凧(いかのぼり)昨日の空のありどころ  蕪村

何百年かかろうとも純粋に大和の空に戻さなければならない。我々の住んでゐる国は奇跡に近いほど美しいのです。

(おわり)


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一阿の 「昨日の空」Ⅳ

北鎌倉の友人宅を訪ねると軒にくろがねの風鈴が佳い音を奏でてゐる。音はやがて円覚寺の裏庭の緑に消える。緑風にゆれる風鈴の短冊に「吹毛常磨」と書いてある。主人に意味を尋ねた。

「それはね、」と主人は応へた。「昔、稀代の銘刀があって、吹毛剣と言はれた。その刀の刃にヒラヒラと舞ひおりた鳥の羽根が触れるとすーっと二つに切れて飛び散った。爾来刀を吹毛剣と呼ぶやうになった。このやうな銘刀でも、いつも磨いてゐなければ切れ味が鈍る。」 「そう言ふことだ。」 と説明した。

私は恐れ入った。難しいことを知ってゐるものだ。然し簡単に言えばあの林 修先生(東進ハイスクール)の「いつやるの?“今”でしょう!」 じゃないか。今やらなきゃいかん。それはみんな知ってゐる。しかしなかなかやれない。

天風先生はこれを「有意注意の集中」と言ふ方法で教へられた。「有意注意力」は「無意注意力」の反対だ。無為注意力は、例えば電車の座席に座って前に美人が乗って来るとほってをいても、関心が向くだらう。あの娘はベージュの上着に焦げ茶のスカートを履いてゐた。それにイヤリングの形まで覚えてゐる。これを無意注意力と言う。

ところが爺さんが前に座ったらとんと関心がなく、一体背広だったかジヤンパーだったか顔形さえ思ひ出せない。価値のないこと 慣れたこと つまらないことには諸君はとんと関心を示さない。このやうなものにこそ勤めて注意力を集中する練習をする。

例えば毎朝読む新聞。この頁のこの数行だけは気を込めて読もう。わずかの時間を自分から意識を集中して記憶の練習をする。漠然と通勤の駅の階段を上るのではなく、何段あるか数えてみなさい。それが、「有意注意力」と言う事だ。と先生は講演の中で分かりやすく教えられた。

昭和40年のある日神戸駅頭に天風先生をお見送りした時、同じく見送りに来てゐた若いお母さんの腕に抱かれた子供の顔をじーっと見つめてをられた天風先生の瞳を忘れることは出来ない。ふとした時に見せられたあの深い鋭い瞳を今も思い出す。明るい前向きの心を集中して使う。このこと抜きに胆力は出来ない。

前も言ったが、天風先生は人間に必要な力を大切な順から1 胆力 2 体力 3 判断力 4 断行力 5 精力 6 能力 の六つを挙げられた。

ところが、いまの政治家達は逆に能力から入る。社会の上澄みを舐め、頭の先の議論にうつつをぬかす左派の政治家、共産党 民主党 社会党その他諸々の野党の政治家達。

4月25日の参議院環境委員会の欠席を理由に川口順子委員長の首を取ってはしゃいでゐる輿石初め野党の面々を見てゐると、国益論を持ち出すまでもなく、稚戯に等しい愚挙と言わざるを得ない。つまり敗戦以来米中に巧妙に操られた左翼の連中の「胆っ玉」とは無関係の上づった理屈の世界、更には打算の世界党利党略の物語なのである。

肝っ玉の中に大和魂を据え潜在意識を明るく前向きの積極心にみたした日本人ではなく、常に怨み 妬み 僻み 怒り 恐れと言う消極的観念に潜在意識を満たしたどこかの民族に似た民主党 社会党 共産党 その他もろもろの野党の動きを見ていると天風先生の胆力 体力 判断力 断行力 精力 能力の序列の正しさにつくづく思ひいたらされる。

昔の日本人は生活も研究も芸術も全て日本と言う土壌の上にしっかりと根付いてゐた。だから日露戦争当時戦争を知らずに研究に没頭した学者を国民は笑いながら賞賛した。彼にはちゃんと大和魂が根付いてゐたからである。

ところが今の進歩的知識人と言うものは、祖国を愛するどころが中国の機嫌を伺い米国の傘の下で亡国人権の議論にうつつをぬかす。自民党でさえ、その発祥からリベラルの吉田茂である。中には社会党のごとき論をなす議員までもゐた。まして民主党などに天下を渡したら日本国は保たないと考えてゐたら案の定である。国民を騙して上手く国を崩せるかも知れん。民主党に一遍やらせて見たらと確信犯的に国民を誘導したのは、NHKてあり朝日であった。その他左派の論をなすマスコミであった。

それが我が国民の声なら仕方がない。しかしどうもそうは思へない。わが国のマスコミにはどうも旧敵国(中国 米国etc)の工作員(スパイ)が潜り込んでゐるとしか考へられない。今の国民には全くスパイ意識がない。

昭和16年中学生の頃、神戸で育った愚老はいつも烏原水源地の丘から川崎重工の船渠で巨体を横たえる空母「瑞鶴」の艤装の模様を胸踊らせて眺めてゐたが、勿論船渠からはみ出した(巨大な故)船尾は上から吊され太縄で全部覆われてゐた。スパイが高台から写真を撮れないやうにする為である。あの頃は子供でもスパイの恐ろしさが染み込んでゐたのである。

今朝も西部邁と矢吹晋の対談でchaimerica のことを話してゐたが、米国がその文化ベースの底と経済基盤で中国と近い(日本より)ことなんぞは昭和10年代パールバックの「大地」を読んで当時の青年達は知り抜いていたのだ。それ故に敵艦に体当たりし特殊潜航艇に生命をかけたのだ。大東亜戦争に勇んで参加され、日本と日本人を守るために戦死されたのだ。大学生も兵学校の若者もそのやうなことは熟知した上で戦ったのだ。

戦後70年も経ってもの珍しく議論することではない。今は靖国の杜に先輩は眠ってをられる。昔の日本には中村天風先生のやうな方がをられ少なくとも信念をもって国民を指導された。今は無い。まずそのことに思い至らなければならない。敗戦後の日本は何か大切なものを一つ落として来たことに気がつかなければならない。


(つづく)


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一阿の 「昨日の空」Ⅲ-2

私は思った。本当に「方法」で「一番大切なもの」に到達出来るのだらうか? 二つ目は、お金がなくて天風会へ入れないか縁がなくて入会出来ない人はどうなるのだらう (もっとも学生の入会金は当時千円であったが) 。

天風会は財団法人であって、宗教法人ではない。天風先生も「教えはこっちのもの」「生命はそっちのもの」とユーモラスに突き放される。25歳であった愚老はもう87歳だ。しかし何もわかってはゐない。ただ天風先生がこの秘法を悟られるのに筆舌に尽くし難い苦労をなさったことだけは確かだ。「クンバハカ」と言う秘法がある。

街なかに充満してゐる消極的な悪い暗示、「怒り」「恐れ」「悲しみ」「妬み」こんなマイナスの要素を自分の潜在意識の中に入れない為に瞬間この体勢を執ると効果覿面だ。自律神経を制御したい時も効果がある。「尻の穴を締め」 「肩の力を抜き」 「下腹に力を入れる」 この三つを同時にやるのだ。初めは難しいがすぐに慣れる。先生はこれをカンチェンジュンガの山麓インダス川の清冽な源流で悟られた。ヨーガの村では200歳位の元気な老人がうようよ歩いてゐる、しかし彼らは山には入れない。

クンバハカを悟れないからだ。カリアッパ師はクンバハカを悟ってゐない人間を絶対に山へ入れない。彼らは最後に究極の目的であるラジャヨガの瞑想に入るのだが、クンバハカを身につけてゐないと、その前に虎や豹に喰われてしまうからだ。天風青年は何度も師の前に立ったがノーであった。ある日ふと身体が透き通ったので、カリアッパ師の元にゆくと 「よしお前は明日から山に入れ。」 と言はれた。

その時の喜びをいつも言葉をつまらせて話されるのであった。「自分に何故クンバハカが悟れたのか、後で考へると、水の中は冷たいから我慢するのにいつも尻の穴を締めてゐる。これが影響してゐると考えた。」 そう言はれるのであった。南仏の港から同じ死ぬなら日本でと血を吐きながら乗った貨物船のなかでふとカリアッパ師と目か合い「You had better follow me (ついておいで)」 と誘はれて 「Certainly sir (ハイ)」 と 瞬間に答えて 三年 遂に 心身癒えクンバハカを悟り得た。

「わしが岩の上で座禅を組んでゐると豹が近づいて来て膝を舐めよる。大根おろしを逆にこする感覚だったな。この時クンバハカを知らないとガブリとやられるんだ。」天風哲人は昔を懐かしむやうに話されるのでした。ただ、この秘法は「ウント モント ギャヴァレ(自ら悟れ)」 で絶対に口伝で他人に教へてはならない。とされてゐる。ヒンズー教ではもしこの掟を破ったら当人は元より親子孫一族全てに亘って災いが罹るとされる。

天風先生は言はれる。「俺は日本人だ。インド人には災いが罹るかも知れんが、日本人には罹る訳がない。」 そうしてこの難しい秘法を子供でも出来るやうに解きほぐされるのでした。日本人の為に!

ただいくら、天風先生がやさしいといっても、この秘法はサプリメントではないので、これだけを飲んでも?効き目が薄い。心身統一法の三つの実行と兼ねて行うと効果が高い。柳川藩主 橘家の血を引く旧華族であり、戦前は皇室講演の一員であった天風先生は己の身はどうなっても、常に日本国の事を考へ、日本人の幸せを祈られたのであった。

私は天風先生をこの地上で出会へた唯一の師と思ってゐる。それは高邁な哲学故でもない。深い人格故でもない。またその神秘的な力故でもない。天風恩師の優しさからだ。救われた家内はやがて亡くなったが、一介の安サラリーマンに温情あふるる慰めの手紙を賜ったのだった。


(つづく)


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