仙道の 「『私は日本を守りたい』 稲田朋美衆議院議員と 渡部昇一上智大学名誉教授 講演記事」 ④/7

(稲田朋美議員 前回からの続き)
国際法的には一応、侵略戦争してはいけないという法律は有りました。然し、侵略戦争か自衛戦争かは自分が決めることが出来ることになっていました。先程渡部昇一先生が仰っておられましたように、マッカーサー自身は、日本側の戦争は侵略戦争ではないと証言しているわけですから、あれは侵略戦争ではありません。

然し国際法では侵略戦争を禁じていたのですが、指導者の個人責任を問うなどという国際法は何処にも無かったのです。ですから、そんなことを事後的に作って処罰するというのは、正しく野田総理が仰るように罪刑法定主義に違反をしております。又、野田さんは趣意書の中で、ポツダム宣言のことも言っておられます。日本はポツダム宣言を受諾して降伏しました。然しドイツと違って無条件ではないのです。有条件降伏です。

教科書は嘘ついていますが、その中の一項目に、「われ等(連合国)の捕虜虐待をした戦争犯罪人を裁く」と書いてあります。然しその当時「侵略戦争を指導した指導者の個人責任を処罰する」というのは何処にも無かった。だから罪刑法定主義という近代法の大原則にも違反しているし、ポツダム宣言という連合国と日本との間の条約にも違反している、二重の意味で国際法違反している東京裁判だから、この法廷で被告人を処罰する管轄有りや無しやの管轄動議を出したのが清瀬一郎さんなのです。正しく、正しい動議です。

この動議について裁判官は答えることが出来ず、判決の直前になって、「この法廷は、東京裁判所条例で開かれたものなのでその管轄の動議について答える立場には無い」と全く以って答えにならない答えです。こんな形で却下されたのが東京裁判です。“東京裁判”などというからおかしいので、あれは裁判ではなくて、裁判の格好した”茶番“なのです。私達は「東京茶番」と言いたい。あの東京茶番で、あのA級戦犯は処刑されてしまったのです。野田さんは、「A級戦犯は戦争犯罪人ではない。A級戦犯が靖国神社に奉祀されることを何ら非難される筋合いは無い。にも拘わらず小泉総理が、A級戦犯は戦争犯罪人だと言いながら靖国参拝すれば、中国、韓国からの非難に対して答えられないではないか。そんなパフォーマンスの参拝は止めろ。」とそんな素晴らしいこと言っていたのです。

しかも質問趣意書は二回に分けて出されていて、先程、渡部昇一先生が指摘されていた、多分、渡部先生の本読んで野田さんは書いたのかもしれない。「東京裁判の判決の訳文が間違っている。諸判決とすべきだ。」と其処まで書いている。小泉さんの靖国参拝を批判して質問趣意書を出している。私はこの事を予算委員会で取り上げて、野田さんが質問趣意書の中で質問した総てのA級戦犯の名誉が国内的にも、国際的にも回復されれば、東條大将以下A級戦犯14人が靖国神社に合祀しているところに如何なる問題があるのか、また靖国神社に、内閣総理大臣が参拝することに如何なる問題があるのか、野田さんが野党であった時代に、小泉内閣に出した質問と同じ質問を、一万円かけて、パネルにして出したのです。

皆さん、何と答えたと思いますか。「自分は今、内閣総理大臣になって、政府の立場になりました。その時は一議員としての質問をしましたけれども、今、自分は政府の立場になったので、だから政府の答弁書に従って行動し靖国神社にも参拝しません。」と言ったのです。自分が批判して止まない小泉政権が出した政府のの答弁書に従って靖国神社に参拝しませんと言ったのですよ。私は呆れました。そんなこと言うのならあなたは、総理大臣でいる必要は全くありません。あなたが批判して止まない政府の答弁書を引き継ぐだけなら、官僚が総理大臣になったら良いのではないですか。一市民として言って来たことを、総理大臣になって実現する為に、総ての国会議員は、総理大臣を目指しているのではありませんか。総理大臣になれば可なりの事が出来るのです。

政府見解を変えることも、靖国参拝することも出来るのです。そして自分が野党議員として正しいと思っていること、国を良くする為にやりたいと主張していることを総理大臣になって実現する為に総理大臣になることを総ての国会議員は目指しているのです。それを昨日までの一野党議員としての見解で、今日から政府の見解に従いますと聞かされ私は唖然と致しました。

集団的自衛権も同じです。野田総理が総理になられる一ヶ月くらい前に、財務金融委員会で質問時間があったので、「あなたが総理になられたらという前提で、集団的自衛権の行使はどうしますか?」と質問しました。野田さんは「個人的には、認めるべきだ。」と仰った。立派な見解だと思います。総理になられて、或る時同じことについて聞きますと、「それは、個人的見解で、今は総理大臣だから違う。」と仰ったのです。こんな人総理大臣の資格がありますか。そうしたところを鋭く衝くべきだと思います。

小沢さんはA級戦犯を分祀して自分が総理になったら靖国神社に参拝すると言っている。麻生さんは宗教法人を外して靖国神社に参拝すると言っている。歴代総理は、A級戦犯の問題と憲法20条の問題をクリアして何とかして靖国神社参拝をしたい皆苦心しているのです。ところが野田さんは、理屈が正しくて行けない理由がないのに行かないのです。野田さんは、保守のような顔して、A級戦犯は戦争犯罪人ではないと言ってまた、東京裁判は国際法違反だと言って正しいことを言いつつも、靖国神社参拝をしないことの方が、私は罪が深いと思います。野田さんは総理として相応しくないと思いますし、もっと谷垣総裁には、こうした点を批判して欲しいと思いますがどうでしょうか。民主党のマニフェストについても、財源ですね。子供手当て、高校授業料無償化、など何もかも財源が足りないから出来ません。無銭飲食みたいなものです。

子供手当て、高速道路料金、個別保障とか勿論間違っていますし、私達の同志が落選していることもあり、大連立には大反対です。国内的ばら蒔き政策など間違った政策というのは政権交代して直すことが出来るのです。でも外交防衛政策となると取り返しがつかないのです。この前民主党の代表選で誰一人として代表候補者が外交防衛政策について語らない。総理大臣候補者が外交防衛政策について語らない代表戦なんて有り得ないです。でも語れない。余りにもやっていることが酷いから。日米関係をガタガタにするような事をやってしまって本来ならば切腹問題です。

谷垣総裁から腹を切れと言ってもらいたい。普天間で日米関係をガタガタにした上に、あれだけ失敗しておいて尖閣問題で弱腰外交をやって世界から足元見られているのです。こんな外交防衛上の失策をやっておいて、のうのうと総理大臣を変えていて未だに政権の座についていていいのか、“腹を切れ”と何故、自民党総裁は、総理大臣に対してもっと厳しく迫らないのか。全く取り返しがつきません。何時までこんなおめでたいことを続けて行くのか。菅さんは、次々と間違った指示をしました。浜岡原発を止めたり、最後になって高校授業料無償化を朝鮮学校に適用する手続きを始めたのです。北朝鮮が韓国との国境の延坪島への砲撃で、一旦止めました。そこは評価しましょう。それを自分が辞める直前になって解除したのです。おめでたい国ですね。

他所の国の領土を砲撃して、死者まで出して、時間が経ったから元に戻すなんてそんな国なんて何処にあるのですか。私は有り得無いと思います。然し問題は我が党なのです。例えばこの間、韓国に行って入国を拒否されましたね。悲しかったですね。私は始めて公用パスポートを取って意気揚々と出国して韓国に入れて貰えなかったのです。最初党の領土に関する特命委員会で、鬱陵島にある竹島の記念館を見て来ようということでした。7月20日頃から韓国で大騒ぎになりました。毎日大使館の前で、私と平沢先生、佐藤正久先生、進藤団長の4枚の写真が毎日焼かれるのです。

韓国大統領も4人の入国は認めないことを通告してきて、我が党にも圧力が掛かって来て、参議院議員は行っても良いが、衆議院議員は国会日程が迫っているのでいけないといって少しぶれたのです。それでも私達は行きました。入国拒否をされました。理由は私達の身の安全が計れないということでした。では証拠を示せということで、書いてあったものを見ますと、韓国の公共の安全を害する怖れのある人物つまり、私達はテロリストになった。本当のこと言って呉れと言いました。列挙している理由以外の理由で入国を拒否すると同じ理由でこちらも拒否出来るのです。韓国が拒否した真の理由は、私達は竹島が日本の領土であることを主張する日本の国会議員であるから入国を拒否したのです。だとすれば、韓国は大臣が竹島に行っています。国会議員も竹島に行っています。

そしてあろうことか、韓国は、国会議員がロシヤのビザを取って我国の固有領土である北方領土に行っているのです。こんなことを我国が許して良いのですか。私はもっと怒らなければいけないと思います。私はそんなことで9時間閉じ込められました。そして窓からデモが見えるのです。空港敷地内でデモが出来るということは政府が許しているということです。4枚の大きな写真が持ち込まれています。可哀想なのは平沢先生です。来ていないのにですよ。棺桶が用意される、唐辛子をかけられる大騒ぎです、「帰れ」のシュプレヒコールなどを見ながら韓国は変な国だなと一寸思いましたが、韓国が正しい。日本は地元に行きますと、「竹島のようなちっぽけな島、呉れてしまえ」なんて言うのですよ。そんなことを日本人は言う。韓国は歴史認識の問題であり、民族の自尊心の問題だから絶対譲れないと言って写真を焼いている。どっちがおかしい。私は日本の方がおかしいと思います。

私は弁護士出身ですから、厄介な訴訟の一つに境界算定?訴訟があります。10センチ位の境界で隣同士が争い最高裁まで行くのですが、土地価格の10倍位の弁護士料を払っても最高裁まで行き、それでも絶対に和解出来ない。というのも歴史認識の問題です。これを譲るということは、家の自尊心を傷つけられる名誉の問題だと言って争うのに、領土の問題となると、何故そんな大盤振る舞いをするのですか。「呉れてやれ」などおかしいと思いませんか。私は法学部の学生であったので一年生の時読んだ本に「権利の為の闘争」がありました。

1行目からぐっと心に魅かれるものがありました。その一行目に、「権利の目標は平和である。然しその手段は闘争である。」と書いてあり、次いで「辺境の1平方哩の領土を奪われ、それを奪い返せないような国民は、何れは総ての領土を失い、国であることを止めてしまうだろう。然しその様な国民はその様な運命にしか値しないのだ。」と書いてあります。

正しく我が日本がその状態に在るのではないですか。そこから目覚めることが戦後レジームからの脱却の第一歩だと思います。本当に日本は危ない状況にあると思います。冷戦は終わったと言うけれどもアジアでは寧ろ帝国主義が復活しております。人のものでも、取ろうとしている、尖閣を取りに来ている中国、そしてロシヤ、プーチンさんは、北方領土は第二次世界大戦の成果であり、これを返還する理由は全く無いと広言して憚らない。

北方領土は一回たりともロシヤの領土になったことのない我が国固有の領土であり、ソ連が日ソ不可侵条約を破り、戦争が終わってから我が国を侵略して来て、60万人の同胞をシベリアに抑留して6万人以上を殺害した極悪非道の国が近くに在り、領土返還の意思が全くないと広言しているということを考えれば、私は民主党政権に一日たりともこの愛する国を任せることは出来ないという思いで一杯です。本来の保守に立ち戻って此の国を守る強い国民運動を広げて参りたいと思います。本日は誠に有難うございました。


(続く)


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