仙道の 「『私は日本を守りたい』 稲田朋美衆議院議員と 渡部昇一上智大学名誉教授 講演記事」 ③/7

◆司 会 
渡部先生有難うございました。続きまして稲田先生からお話を頂きます。テーマは「私は日本を守りたい」でございます。稲田先生ご登壇をお願いします。

◆稲田朋美衆院議員
皆さん今晩は。衆議院議員の稲田朋美です。今日は私が尊敬しております、また私の全国の後援会であります朋美組の組長でいらっしゃいます渡部昇一先生から御講演を頂きました。私も其処で聴いておりましたけれども、痛烈に我が党の批判を頂きました。私が此処にいるのは産経新聞にお支え頂いて来させているのだと思い、産経新聞を購読者している方々に来て頂いて有り難い気持ちで一杯です。私は、政治家になろうと思ったことは一度もありませんでしたけれども、子育ての傍ら雑誌「正論」の読者の欄に投稿致しまして、それが切掛けで産経新聞にも投稿しまして丁度私が選挙に出る年の初めに、産経新聞の「正論」欄の執筆者になり、そういった御縁で平成17年の選挙直前に、私が当時やっておりました小泉総理の靖国参拝関連の訴訟、南京大虐殺の象徴的事件と言われております百人斬り名誉毀損の訴訟について、自民党の若手の議連でお話する機会がありました。

そこに偶々安倍元総理がいらっしゃいましてそれが御縁で、平成17年8月15日、小泉総理が、大東亜戦争60年目の8月15日に、靖国神社参拝をするかのテーマで、雑誌「正論」の記者と取材をしているところに自民党本部からお呼びがありまして、其処に安倍元総理、当時幹事長代理でしたが居られまして、小泉総理の郵政民営化反対の総ての処に刺客を送らなければならないので私に福井から立ってほしいとのことです。

私は福井で生まれましたが、4歳までしか育っていないのです。そして1区ではなくて2区の生まれなのです。とそんなことまで安倍さんに話しましたら、福井で生まれているだけで上等だと言われました。そして又、「選挙に勝てる自信など全く有りません。」と言いましたら、「あなたが選挙に勝てるなど、誰も期待していません。」と。40数年振りに福井に帰って一回目の選挙を戦いました。「私は落下傘ではありません。国家観です。」と言って、373票の僅差で勝ったのが一回目の選挙でした。皆さんのお陰です。二回目の選挙は本当に厳しい選挙、でした。あの八十三名の小泉チルドレンが居てなんと七十三名が落選しました。詐欺とも言うべきマニフェストで政権を掠め取られた。

でも皆さん、政権を掠め取られた我が党は情けないですよ。だらしないですよ。でも下野して良かった。折角下野したのだから、本当の意味で立党の精神に立ち帰って、本当の保守政党に生まれ帰れば下野したことが良かったなあと思えると思います。然し、未だそれまでに至っていないのではないかと思います。それが我が党の情けないところだと思います。野田政権になった途端に、支持率が68%です。未だ何もやっていないのに68%です。何故こんなに上がったのか。菅さんが余りにも酷かったからです。菅さんが最低だったから、野田さんになって上がったのです。

菅さんの内閣不信任案が否決されましたね。これは前代未聞のことなのです。これは菅さんを信任したわけではないのです。辞めるという総理大臣を信任したのです。6月2日の民主党の総会を見ていて、民主党の本質を見ました。何故民主党が一致団結したか。3項目挙げています。一番目は民主党を壊さないこと、二番目は、自民党に政権を戻さないこと、三番目に漸く、復興復旧が大変だということを仰っている。重要なのは一番と二番、特に二番目の自民党に政権を戻さないことだけで一致しているのが今の民主党なのです。民主党は綱領の無い政党です。政党とは言えないと思っています。そのことを民主党の所信表明演説に対して、谷垣総裁は、代表質問で指摘したのです。

野田さんは何と仰ったか。「我が党にも綱領は有ります。立党時の基本理念と基本政策が在ります。」これが綱領なのだそうです。然し予算委員会で石破政調会長が、「民主党の綱領は何ですか?基本理念を三つ挙げて下さい。」と言いましたら、総理、閣僚、誰も手を挙げることが出来なかったのです。綱領の無い党なのです。ですから野田さんは、「自分は金魚にはなれません。」と誠実そうな演説で国民はコロッと騙されました。ですから私は、野田さんは、“泥鰌”ではない、正真正銘の“金魚”だと思っています。見せ掛けだけだと思います。

野田さんのことを、「保守」だと思っている方も多いと思います。何故そんな誤解をしたのかと申しますと、小泉さんが毎年、曲がりなりにも、靖国神社にお参りしていました。その後の談話で変なこと言うのです。日本侵略戦争したとか、A級戦犯は戦争犯罪人であるとか、盧溝橋に行って花輪を上げたとか、理屈は滅茶苦茶です。間違っている。でも行動は正しい。理屈が目茶目茶でも行動は正しい政治家と、理屈は正しくても、行動しない政治家のどちらを評価するかといいますと、私は理屈は目茶苦茶でも、行動の正しい政治家を評価します。ですから、幾ら高邁な理想を述べたところで政治家として全く価値が無いからです。

野田さんは、野党時代に立派な、立派な質問趣意書を出されています。立派なことを仰っておられました。小泉総理の靖国参拝は偽者だとか、あんな仕方ならしないほうが増しだとか、あんなパフォーマンスの参拝をする位なら保守の堕落だとまで言い切ったのです。そして物凄く立派な質問趣意書を出されたのです。私は今回予算委員会で質問する時に、野田さんが嘗て野党時代に出していた質問趣意書を大きなファイルにして2枚予算委員会に持ち込みました。一枚1万円で2万円掛かりました。

これは野田さん自身のお言葉です。一つ目に、A級戦犯と呼ばれた人達は戦争犯罪人ではない。二つ目、内閣総理大臣の靖国参拝は、国際的に非難される根拠が無い。そして三つ目、平和に対する罪、人道に対する罪に該当するA級戦犯とは、極東東京国際軍事裁判所当局が自己的に考えた戦争犯罪の分類であり、法の不遡及や罪刑法定主義を保証される包括的根拠を持たないものであると解釈出来る。」立派なものではないですか。こんな立派な質問趣意書を出しているのですよ。そして私が尊敬して止まない清瀬一郎先生のことも書かれているのです。

此処にいらっしゃる方々、百もご承知だと思いますけれども、清瀬一郎先生は、あの東京裁判の主任弁護人ですね。そして戦後は衆議院議長にもなった方です。敗戦国の一介の弁護士が、キーナン検事の冒頭陳述の直後に、管轄の動議を出しました。一体この法廷で被告人を裁く管轄が有りや無しやという堂々たる動議を出したのです。先生は罪刑法定主義という近代法の大原則に違反しているではないかと述べたのです。罪刑法定主義とは何か、一寸説明します。小宮山さんというトンチンカンな人が居るでしょう。今日作った法律で三日前の行為を裁けないというのが罪刑法定主義というのです。


(続く)


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