九太郎の 「時事問題-『売国宰相 菅直人』」
市民上りの菅直人は昨年6月に我国の宰相となりましたが早速に馬脚を表した末、
此の3月10日には遂に外国人からの献金問題が表面化して辞任必至の死に体となりました。
そこへ翌3月11日に東北地方で未曾有の災害に加えて原発問題が起き、日本中は恰も戒厳令下の如き非常体制となりました。
即ち凡ての権力は戒厳司令官・菅直人に集中し夫れまでの諸々は棚上げとなって「市民宰相菅直人」は一服を入れる事が出来たと云う事であります。
玆で私共は、菅直人の出身母体である「市民」とは一体如何なるものかを考えておく必要があります。
「市民」とは一口に申して「国民」と一線を画する、即ち「国民」になりたくない人種であります。
世界の民族は凡て国民国家として団結し、その宰相は国民によって選ばれ、その宰相は国民各々の意見を集約して一つに纏めて国家の意志形成を図ります。
所で「市民」の特質は物事を集約して纏め上げることではなく、物事を細分化しその一つ一つを限りなく大衆の討議の場に拡散する事であり、
その結果は物事が細分化され何時までも結論が出ないが討議そのものが市民社会に於ける民主化であると心得る集団であります。
そして之が民主党の中でも市民出身一派の「情念」の政治であり集約と云う意志形成理念を持たぬ政治であります。
玆で想起す可きは、菅直人と云う「市民」は嘗て「国民」の象徴である「国旗」と「国歌」を受け入れる事を拒んで来た者であると云う事であります。
此の激動の世に此の様な者に国を託するのは誠に危険極まりない事であります。
私は嘗て本稿で市民の事に触れましたが玆に再びその市民について詳しく述べて置きます。
我国に於いて「市民」と云う新しい社会階層が顕在化して来たのは昭和50年前後でありますが、
それはマスコミによる煽情に同調して衆論を起し之をしも世論であるとする集団で、
その原理はマルクスの云う「現実の市民生活の中に生じた諸矛盾は国家の手によって解決される事が出来ない。
それは現実の人間の手によって、即ち市民社会の人間(大衆)の手によってのみ解決できる」と云う信条を信奉し、
既存国家の枠組みを否定し社会主義、共産主義のみが矛盾の無い社会であると規定する集団であります。
因にその社会主義、共産主義の大衆討議とやらが諸矛盾の解決に行き詰まった結果は嘗てのソビエト、そして現今の中国、
そして北鮮の如く凡てが超独裁国家となって漸くに当初の主張の辻褄を併せ得たと云う事を銘記す可きであります。
玆で注意を申し上げて置かなければならないのは、昨今では今まで「庶民」と呼ばれていた人までが軽く市民と称される様になりましたが、
私共は此の「庶民」と「市民」を混同して考えてはならないと云う事であります。
嘗て自民党内閣の厚生大臣としての経験のある菅直人が大臣時代に残した只一つの足跡は、
永年に亘る薬害保証の裁判に於いて直ちに国家としての罪を認めて幕引きとし巨額の弁済保証を国の債務として認めた事であります。
そして戒厳指令宰相の只今の唯一の仕事は連日に亘り数千億、数兆の被災額を情念の背景の中でいとも簡単に決済している事であります。
而もその凡ては殆ど東電の責任、即ち自らの責任では無いという気軽な立場で決めている事であります。
此の莫大な金は国家の借金として将来に於いて、菅直人や民主党が補填する筈も無く凡ては全国民の負担となる金であります。
軈て終戦記念日を迎えるについて、今日は長崎の原爆記念日として菅直人総理が原爆の碑に花束を捧げるのをテレビで見ました。
民主党が特に心を致す沖縄の犠牲者の方々、そして原爆の犠牲者の方々に私共は充分な保証をしてきたでしょうか。
戦後生まれのオポチュニスト菅直人が幾ら申してもそんなものは聞くに耐えず、斯くて菅直人は最早や戒厳司令官の資格すらも無いと云う事であります。
先日は安全性が確認された原発の再起動を認めると云う国家の大方針の下で、通産大臣が現地知事に対し再稼働の認可を与え休止原発が再稼働の運びとなりました。
所で之を知った菅直人は突然に「ロ-ドテスト」なるハ-ドルを持ち出して取り敢えず再稼働路線に水をぶっかけて出端を挫いて置いた上で、
ロ-ドテストが他愛もない代物であった事か判明する間に新たに公聴会の操作問題とやらに論議を発展させ、斯くマスコミの世論を操縦して再稼働を不可能としました。
掛かる卑劣な手段を弄する菅直人に国家の重要基本問題たる日本のエネルギ-の将来を決めさせる訳には参らないのは当然であります。
私共は早くより国民国家の道を歩み、斯くて謂わば求心力と云う磁場の中で国家の繁栄を築いてまいりました。
之に対し市民社会の目指すものは何か、それは一口に申して遠心力と云う磁場の中で今までの国民国家としての礎をぶち壊す毎日であります。
斯くて私は、市民国家とは売国の輩の集合以外の何物でも無く一日も早く退治する必要があると申す者であります。
以上
(「時事問題-『売国宰相 菅直人』」 了)
*☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚゜゚*☆*
今後もこのブログをご支持下さる方は
人気ブログランキング と FC2ブログランキング のクリックをお願い致します。
※姉妹サイト【日本を】『日本解体法案』反対請願.com【守ろう】では、様々な活動を行っております。
何卒皆さまの温かいご協力をよろしくお願い申し上げます。
此の3月10日には遂に外国人からの献金問題が表面化して辞任必至の死に体となりました。
そこへ翌3月11日に東北地方で未曾有の災害に加えて原発問題が起き、日本中は恰も戒厳令下の如き非常体制となりました。
即ち凡ての権力は戒厳司令官・菅直人に集中し夫れまでの諸々は棚上げとなって「市民宰相菅直人」は一服を入れる事が出来たと云う事であります。
玆で私共は、菅直人の出身母体である「市民」とは一体如何なるものかを考えておく必要があります。
「市民」とは一口に申して「国民」と一線を画する、即ち「国民」になりたくない人種であります。
世界の民族は凡て国民国家として団結し、その宰相は国民によって選ばれ、その宰相は国民各々の意見を集約して一つに纏めて国家の意志形成を図ります。
所で「市民」の特質は物事を集約して纏め上げることではなく、物事を細分化しその一つ一つを限りなく大衆の討議の場に拡散する事であり、
その結果は物事が細分化され何時までも結論が出ないが討議そのものが市民社会に於ける民主化であると心得る集団であります。
そして之が民主党の中でも市民出身一派の「情念」の政治であり集約と云う意志形成理念を持たぬ政治であります。
玆で想起す可きは、菅直人と云う「市民」は嘗て「国民」の象徴である「国旗」と「国歌」を受け入れる事を拒んで来た者であると云う事であります。
此の激動の世に此の様な者に国を託するのは誠に危険極まりない事であります。
私は嘗て本稿で市民の事に触れましたが玆に再びその市民について詳しく述べて置きます。
我国に於いて「市民」と云う新しい社会階層が顕在化して来たのは昭和50年前後でありますが、
それはマスコミによる煽情に同調して衆論を起し之をしも世論であるとする集団で、
その原理はマルクスの云う「現実の市民生活の中に生じた諸矛盾は国家の手によって解決される事が出来ない。
それは現実の人間の手によって、即ち市民社会の人間(大衆)の手によってのみ解決できる」と云う信条を信奉し、
既存国家の枠組みを否定し社会主義、共産主義のみが矛盾の無い社会であると規定する集団であります。
因にその社会主義、共産主義の大衆討議とやらが諸矛盾の解決に行き詰まった結果は嘗てのソビエト、そして現今の中国、
そして北鮮の如く凡てが超独裁国家となって漸くに当初の主張の辻褄を併せ得たと云う事を銘記す可きであります。
玆で注意を申し上げて置かなければならないのは、昨今では今まで「庶民」と呼ばれていた人までが軽く市民と称される様になりましたが、
私共は此の「庶民」と「市民」を混同して考えてはならないと云う事であります。
嘗て自民党内閣の厚生大臣としての経験のある菅直人が大臣時代に残した只一つの足跡は、
永年に亘る薬害保証の裁判に於いて直ちに国家としての罪を認めて幕引きとし巨額の弁済保証を国の債務として認めた事であります。
そして戒厳指令宰相の只今の唯一の仕事は連日に亘り数千億、数兆の被災額を情念の背景の中でいとも簡単に決済している事であります。
而もその凡ては殆ど東電の責任、即ち自らの責任では無いという気軽な立場で決めている事であります。
此の莫大な金は国家の借金として将来に於いて、菅直人や民主党が補填する筈も無く凡ては全国民の負担となる金であります。
軈て終戦記念日を迎えるについて、今日は長崎の原爆記念日として菅直人総理が原爆の碑に花束を捧げるのをテレビで見ました。
民主党が特に心を致す沖縄の犠牲者の方々、そして原爆の犠牲者の方々に私共は充分な保証をしてきたでしょうか。
戦後生まれのオポチュニスト菅直人が幾ら申してもそんなものは聞くに耐えず、斯くて菅直人は最早や戒厳司令官の資格すらも無いと云う事であります。
先日は安全性が確認された原発の再起動を認めると云う国家の大方針の下で、通産大臣が現地知事に対し再稼働の認可を与え休止原発が再稼働の運びとなりました。
所で之を知った菅直人は突然に「ロ-ドテスト」なるハ-ドルを持ち出して取り敢えず再稼働路線に水をぶっかけて出端を挫いて置いた上で、
ロ-ドテストが他愛もない代物であった事か判明する間に新たに公聴会の操作問題とやらに論議を発展させ、斯くマスコミの世論を操縦して再稼働を不可能としました。
掛かる卑劣な手段を弄する菅直人に国家の重要基本問題たる日本のエネルギ-の将来を決めさせる訳には参らないのは当然であります。
私共は早くより国民国家の道を歩み、斯くて謂わば求心力と云う磁場の中で国家の繁栄を築いてまいりました。
之に対し市民社会の目指すものは何か、それは一口に申して遠心力と云う磁場の中で今までの国民国家としての礎をぶち壊す毎日であります。
斯くて私は、市民国家とは売国の輩の集合以外の何物でも無く一日も早く退治する必要があると申す者であります。
以上
(「時事問題-『売国宰相 菅直人』」 了)
*☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚゜゚*☆*
今後もこのブログをご支持下さる方は
人気ブログランキング と FC2ブログランキング のクリックをお願い致します。
※姉妹サイト【日本を】『日本解体法案』反対請願.com【守ろう】では、様々な活動を行っております。
何卒皆さまの温かいご協力をよろしくお願い申し上げます。