九太郎の 『憂国の詞』-第八回- 「北方四島問題」2

そして何れにも日本の領土としては本州、四国、九州、北海道および周辺の島嶼と定められております。 そして南樺太、千島列島の放棄は規定されましたが帰属先は不明の儘となっております。

一方で昭和20年の2月に米、英、ソの首脳、即ちル-ズベルト、チャ-チル、スタ-リンがクリミア半島のヤルタに会しヤルタ協定なる密約を交わしましたが勿論我国としては関知しない事であります。

即ちソ連が対日戦争に参加するならばソ連に対し、南樺太は回復させ千島は「引き渡せらる可し」と云う事であり、掛かるが故に終戦の近い事を覚ったソ連は勝ち戦さの分け前を狙って慌てて対日宣戦布告をしたと云う次第であります。 

即ち連合国としては対日戦を早く終わらせたいとの焦りからの密約でありましょうが、その後の原爆の効果を見て終戦の間近い事を関知したソ連が逆に戦争参加に焦ったと云う事であります。

そしてソ連は満州や南樺太に侵攻して参りましたが、千島列島に侵攻して参ったのは何れも日本がポツダム宣言を受け入れて降伏した8月15日以降の事であります。 
以上の事実を踏まえ唯一大事な事は、「北方四島が(歴史的)に見て千島列島に属するか、或いは北海道の付属島嶼に属するか」と云う事に尽きる問題であります。

凡そ日本は北方四島に対してはロシアに先んじて19世紀の始め頃から実効支配しておりました事は、1854年(安政元年)に日露間で平和裡に日露和親条約が締結され、北方四島の択捉島とウルップ島の間を国境と定め、従って歯舞、色丹、国後、択捉の四島は日本の固有領土と確認された次第であります。 そして此の事は先日に米国の国務次官補のクロ-リ-氏も証言する所となりました。

斯くてロシアの北方四島支配の法的根拠は全く辻褄の合わない儘に過ごしておりました所、昨今の日本の外交姿勢の不安定さにつけ込んで開き直りの強盗の論理に変わった次第でありましょう。

即ち鳩山元総理には米中との等距離外交を称え、更に普天間基地問題では事態を掻き回して収拾不可能な状態にし、小沢元幹事長には国会議員の多数を引き連れての朝貢外交もどきの中国詣で、更には市民出身の菅総理の国家像なきふらつき外交に、他から軽視されても手も足も出せない日本になり下ったのでしょうか。 

此の混乱した日本をどうすれば良いのでしょうか。 真先に考える可き事は、日本は軸足を定かにする事であります。 そしてその後に敗戦後65年を経た今日に於いて下賜憲法を更め自前の憲法を造る事こそが根本の緊急事であります。 そしてその上で腰を据えて国家の堅実な将来像を造る事が肝要と固く信ずる者であります。 
この事が今の民主党に出来るでしょうか。  以上 



(「北方四島問題」」 了)

※九太郎の 『憂国の詞』 はまだまだ続きます

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