瑞雪の 「『平和』を軽々に口にする無礼」
表題の言葉は、国際情報誌サピオの新春特大号(1/27号)の年頭エッセイの曾野綾子さんの「お子さまの時代」という名文の見出しの一部です。興味があったので、それを引用します。
* * *
「『平和』を軽々に口にする無礼」
確かに今の日本人は、恐ろしく幼児化している。精神も幼稚になりつつある。私は年末の一時期をシンガポールのホテルにいて、日本からのテレビはNHKだけで、あとはインドやマレーシア系のテレビを含めて、イギリスのBBC、アメリカのCNNなど外国で製作された番組を見るほかはなく過ごした。すると否応なく、比べてみるという機能が働くのである。
すると明らかな特徴が出てくる。日本のNHK番組は、奇抜な衣装、着ぐるみの氾濫、ジェスチャーの多発、女性アナウンサーの甲高い声、可もなく不可もない万人向きの文句のつけようのない平凡なコメント、子供番組でもないのに必ずキャラクターが登場する、などという点において際立っている。
他国の局はもう少し大人だ。ニュースは事実のみを伝えて「早く平和になってほしいですね」式の当り前すぎる感想を口にするアナウンサーやパーソナリティはめったにいない。「早く平和になってくれ」とは、今日買い物や水汲みに行くにも危険が伴い、息子や孫の命が道傍で消えることを恐れ続ける母や祖母だけがほんとうに口にできる呟きだということを知っていれば、第三者が軽々に言うのは無礼に当るのである。
日本人の多くは、もはや個性を持たなくなった。すべて人の言う通りの型通りの価値観にしがみつき、同じ時間のつぶし方をする。哲学もなく、気概もなく、本を読んで人生を考える努力もしない。与えることは一切考えず、「弱者に優しい世界」を要求する。子供がお菓子や玩具を買ってもらえないと、地団太を踏んで泣き喚くのと同じだ。
*引用終わり* * *
この文章を読んだとき、私ははっとしました。
日本の社会の幼児化に、本当に思い知らされたのです。特に民主党の一年生議員にそれを感ずるのです。個々人はそうではないだろうが、団体としてみた場合は、まさにヒットラーユーゲントを思い出します。各々の地方の選挙民に選ばれてでた筈であるのに、全く個人の意見が聞かれません。憲政上、異常ですね。
「常時駐留なき安保」を望むといいながら、そのロードマップはないばかりか、今はその考えを封印するなど、全く幼稚きわまりない首相です。その幼稚さは、先の同じサピオの記事に佐野真一ノンフィクシュン作家が「鳩山家を取材して」の中で、由起夫の略奪婚の場合に、母親安子が相手側に挨拶にいったと、あきれた報道をしています。
我が国の幼稚性は、この辺に根源があるのかもしれません。
やはり、曾野綾子さんが言うように「哲学もなく、気概もなく、本を読んで人生を考える努力もしない。与えることは一切考えず、『弱者に優しい世界』を要求する。子供がお菓子や玩具を買ってもらえないと、地団太を踏んで泣き喚くのと同じだ。」なのだろうか。
昔の言葉ではないが「一号は悲しくて、悲しくて、涙も出ない」この頃です。
注:一号とは昔の海軍兵学校の最上級生です。この言葉は下級生を説教するときの常套句です。(半分ユーモアを含んで)
(了)
※明日は蒼海さまの記事をご紹介いたします
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「『平和』を軽々に口にする無礼」
確かに今の日本人は、恐ろしく幼児化している。精神も幼稚になりつつある。私は年末の一時期をシンガポールのホテルにいて、日本からのテレビはNHKだけで、あとはインドやマレーシア系のテレビを含めて、イギリスのBBC、アメリカのCNNなど外国で製作された番組を見るほかはなく過ごした。すると否応なく、比べてみるという機能が働くのである。
すると明らかな特徴が出てくる。日本のNHK番組は、奇抜な衣装、着ぐるみの氾濫、ジェスチャーの多発、女性アナウンサーの甲高い声、可もなく不可もない万人向きの文句のつけようのない平凡なコメント、子供番組でもないのに必ずキャラクターが登場する、などという点において際立っている。
他国の局はもう少し大人だ。ニュースは事実のみを伝えて「早く平和になってほしいですね」式の当り前すぎる感想を口にするアナウンサーやパーソナリティはめったにいない。「早く平和になってくれ」とは、今日買い物や水汲みに行くにも危険が伴い、息子や孫の命が道傍で消えることを恐れ続ける母や祖母だけがほんとうに口にできる呟きだということを知っていれば、第三者が軽々に言うのは無礼に当るのである。
日本人の多くは、もはや個性を持たなくなった。すべて人の言う通りの型通りの価値観にしがみつき、同じ時間のつぶし方をする。哲学もなく、気概もなく、本を読んで人生を考える努力もしない。与えることは一切考えず、「弱者に優しい世界」を要求する。子供がお菓子や玩具を買ってもらえないと、地団太を踏んで泣き喚くのと同じだ。
*引用終わり* * *
この文章を読んだとき、私ははっとしました。
日本の社会の幼児化に、本当に思い知らされたのです。特に民主党の一年生議員にそれを感ずるのです。個々人はそうではないだろうが、団体としてみた場合は、まさにヒットラーユーゲントを思い出します。各々の地方の選挙民に選ばれてでた筈であるのに、全く個人の意見が聞かれません。憲政上、異常ですね。
「常時駐留なき安保」を望むといいながら、そのロードマップはないばかりか、今はその考えを封印するなど、全く幼稚きわまりない首相です。その幼稚さは、先の同じサピオの記事に佐野真一ノンフィクシュン作家が「鳩山家を取材して」の中で、由起夫の略奪婚の場合に、母親安子が相手側に挨拶にいったと、あきれた報道をしています。
我が国の幼稚性は、この辺に根源があるのかもしれません。
やはり、曾野綾子さんが言うように「哲学もなく、気概もなく、本を読んで人生を考える努力もしない。与えることは一切考えず、『弱者に優しい世界』を要求する。子供がお菓子や玩具を買ってもらえないと、地団太を踏んで泣き喚くのと同じだ。」なのだろうか。
昔の言葉ではないが「一号は悲しくて、悲しくて、涙も出ない」この頃です。
注:一号とは昔の海軍兵学校の最上級生です。この言葉は下級生を説教するときの常套句です。(半分ユーモアを含んで)
(了)
※明日は蒼海さまの記事をご紹介いたします
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