瑞雪の 「親方日の丸」

とうとう日航が破産した。いろいろ理由はあるだろう。
その一つ、労使関係を指摘したい。

労使関係のいびつな関係は、国鉄、全銀連(大手銀行労組の団体)、
全日本海員組合、日本航空8組合など主なものである。

当時の経営者は、蝶ネクタイの紳士気取りで、泥臭い労働問題を担
当者に任せてしまう責任回避の傾向があった事は否めない。

例えば、「うちの労使関係はすごくうまく言っている」と発言の裏に、
組合の要求を満額経営側が飲めば、表面上非常に円満に見える。

その積み重ねが、その産業界の競争力を失った。
しかし、その弊害は、日本航空以外は、いろいろの形で克服してきた。

その中で、今日までのこっていたのは、日本航空8組合であるといえよう。
先般のテレビニュースでは、日航では、パイロットになると、管理職になる、
と同時に管理職組合に入る事になるという。

そうだとすれば、親方日の丸以外何者でもない。

管理職が相手にするのは部下の管理指導であり、
組合を作って経営者に対峙するのではない。
権力の中枢にある人間が、権力と戦うと公言する、形によく似ている。

いろいろ条件は違うが、全日空は頑張っている。
初代の若狭社長の手腕による労務管理の適正さの結果と私は見ているが、
間違いだろうか。
若狭は旧運輸省の事務次官で今で言う天下りかもしれないが、
このような立派な天下りもある。

日航の新経営陣が、従業員の意識をいかに変革していくか、
これが勝負のように思う。

今度のトップは、雇われマダムのような経歴の持ち主ではない。
苦労人である。

私は、声を大にしていいたい。企業は人なり。資材ではない。
安易に従業員を合理化の対象にする最近の経営者に疑問を持つものである。

新生日航はそうでない事を祈る。

(了)

*明日は「蒼海の『鈴木貫太郎の孫子観 3』 」をお届けいたします。

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