蒼海の 「敬語」 2
地下鉄網が発達すると、後から敷設された路線は、他の路線との関連で、
大江戸線のように、地下深く敷設されるようになる。
そんな関係で、地下のプラットフォームまで、
長いエスカレータを使った駅にも屡々遭遇したが、そのような場合、
人は左に立ち、右側をあけるルールが確立されていたようで、
あいている右側を、先を急ぎ歩いて上がって行く人も多くみられた。
先を急ぐこともない筆者は、常に左側に立っていたが、
右側を、”パードン パードン”と繰り返しいいながら
すり抜けて行く人が多いのに気が付いた。
初めは、体に触れたわけでもないのに、
”パードン”を繰り返すことが、奇異に思えたが、
なれるにしたがって、”お先に失礼”に匹敵する挨拶だと思うようになり、
フランス人の礼儀正しさを実感した。
敬語を持たなくても、礼儀正しさを表現のできるこの短い言葉が、
懐かしく思えてならない。
翻って、今日の日本で、礼儀をわきまえない人が、多く跋扈している。
国語審議会で、敬語の使い方について、
ガイドラインを出すことが決まってようであるが、
筆者は、それ以前に、礼節を守ることを、
徹底的に思え込ませることが先決だと思えてならない。
東洋の守礼の国として、復活するためには、
官民一体となった努力の必要なことを痛感する昨今である。
(「敬語」了)
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大江戸線のように、地下深く敷設されるようになる。
そんな関係で、地下のプラットフォームまで、
長いエスカレータを使った駅にも屡々遭遇したが、そのような場合、
人は左に立ち、右側をあけるルールが確立されていたようで、
あいている右側を、先を急ぎ歩いて上がって行く人も多くみられた。
先を急ぐこともない筆者は、常に左側に立っていたが、
右側を、”パードン パードン”と繰り返しいいながら
すり抜けて行く人が多いのに気が付いた。
初めは、体に触れたわけでもないのに、
”パードン”を繰り返すことが、奇異に思えたが、
なれるにしたがって、”お先に失礼”に匹敵する挨拶だと思うようになり、
フランス人の礼儀正しさを実感した。
敬語を持たなくても、礼儀正しさを表現のできるこの短い言葉が、
懐かしく思えてならない。
翻って、今日の日本で、礼儀をわきまえない人が、多く跋扈している。
国語審議会で、敬語の使い方について、
ガイドラインを出すことが決まってようであるが、
筆者は、それ以前に、礼節を守ることを、
徹底的に思え込ませることが先決だと思えてならない。
東洋の守礼の国として、復活するためには、
官民一体となった努力の必要なことを痛感する昨今である。
(「敬語」了)
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