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zoom RSS 一阿の 「澎湃寄する海原の」 14(最終回)

<<   作成日時 : 2017/06/30 07:00   >>

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敗戦によって、わが国は 帝国海軍聯合艦隊と同じやうに教育の中枢まで撃破され、東京大学はGHQの連れて来たCIE(Civil・Information・and・aducationSection)の共産党どもにより、左傾化して行きました。

頭だけ優秀な人材は、司法 行政 立法の枢要な地位につき、実業・マスコミ・研究機関、また教育畑にばらまかれ、若者の教育に携わりました。戦後72年、今でも、この左傾化は止まりません。害虫が草木の芯深く卵を産みつけるやうに彼等は我が国体の髄に観念の卵を産みつけたのです。五十年や百年でこの卵は死に絶えません。かっての敵(連合国)はわが国の解体が目的ですから当然のことです。

われわれは、もっともっと自分の国が戦争に負けたのだと腹に据えてかからなければ国家の再建は難しいのです。国は元に戻さなければなりません。昔は野党と言っても天皇陛下を中心にしたリベラリスト達であり、マルクス・レーニンを頭に頂く反日集団とは違います。そのことは「昭和精神史」(桶谷秀昭)
や産経新聞の「独立不羈・河合栄治郎とその後の時代」 によく書かれています。

それに日本の国籍を持っていても、台湾や朝鮮半島の血脈を受け継いだ人間が我が国政に関与し、日本国の皇統を論ずる危ふさは、身の毛がよだちます。もっとも、他国の人間であれ、日本国籍を取れば日本人ですから、職業は自由です。問題は彼等の皇統観に在ります。ワールドスタンダードや人権団体の土俵で相撲を取ってもらっては困るのです。私が昨年12月10日 「澎湃寄する海原の・1」を書きましたのは、丁度8月に 今上陛下が御宸襟を国民に垂れ賜うた直後であり、有り難い日本に生を受けて90年、祖国の変わり果てた姿を見るにつけ、この悲しみを少しでも言葉に残したいと思ったからです。

「江田島健児の歌」は兵学校創立50周年記念に50期の在校生徒が作詞したと言いましたが、52期に高松宮宣仁親王がいらっしゃいます。「高松宮日記」は国宝級の歴史資料ですが、宮が大正10年海軍兵学校に入学されてから27年間、市販の日記帳20冊に誰にも知られることなく書き綴られたものです。中央公論社から出版されたこの書籍の編纂には、阿川弘之(予備学生2期)大井篤・豊田隈雄(51期)千早正隆(58期)野村実(71期・一阿の分隊監事)等11人が参画してをられます。

日記について云々する能力を持ちませんが、ただこの中に、マッカーサーによって廃絶された11の宮家の名前が出て来ますので挙げてをきます。伏見宮:閑院宮:久邇宮:山階宮:北白川宮:梨本宮:賀陽宮:東伏見宮:朝香宮:竹田宮:東久邇宮。皇統を断とうとしたGHQが施した施策の一つです。としたら何故日本国民は宮家を元に戻さないのか?。それは彼等が施した教育改革や神社の弱体化や歴史の軽視や極東裁判史観やありとあらゆる巧妙な悪巧みによって国民の本心良心の圧力が低くなっていることに起因すると考えられます。

そして今や、女性宮家の創設とか、女系天皇への議論とか、二千六百年続いた高貴な日本国の解体へのベクトルが固定化しつつあります。民進党の党首や共産党や市民と称するサヨクの人達が皇室典範を変えろと声高に叫びます。しかも国際的な力まで借りて典範の改変を目指します。そう言えば、昔外務官僚だった小和田氏は国際司法裁判所の長官をしていましたね。このチャイナスクールの長老は宮内庁にも力を持っているのは当然です。

私は宮内庁の左傾化が最も危険だと思っています。日本の皇室は人徳があるとか富があるとか至高の美術品の所有とか、西欧の王室、メヂチ家やハプスブルク家と言った方々とはわけが違うのです。御存在そのものが至高の価値であり国の象徴です。二千六百七十四年間続いた男系男子の皇統は世界にはありません。ただ、過ぎ去ったことにだわり、くよくよするのはイケマセン。逆境の中、自らの力で祖国の本質を悟り、力強く進んでいる若い人達と一緒に、明るく勇ましく進むべきは当然です。

何度も言いますが、「有史悠々数千歳皇謨仰げば弥高し♪」(江田島健児の歌)にも歌われているやうに、萬世一系の皇統を70年や80年の浅薄な観念で変えてしまってはならんと言うことです。変わってしまった国体は二度と元にもどりません。 「もろこし我がてうに、もろもろの智者達のさたし申さるる、観念の念ニモ非ズ。又学問をして念の心を悟リテ申念仏ニモ非ズ。ただ往生極楽のためニハ、南無阿弥陀仏と申て、疑なく往生スルゾト思とりテ、申外ニハ別ノ子さい候ハず。但三心四修と申事ノ候ハ、皆決定して南無阿弥陀仏にて往生スルゾト思フ内ニ籠リ候也。此外ニをくふかき事を存ぜバ、二尊ノあハれみ二ハズレ、本願二もれ候べし。念仏ヲ信ゼン人ハ、たとひ一代ノ法ヲ能能学ストモ、一文不知ノ愚とんの身二ナシテ、尼入道ノ無ちノともがなニ同しテ、ちしやノふるまいヲせずして、只一かうに念仏すべし。」。これは、法然上人の一枚起請文の原本です。

1212年 1月25日に80才で入寂される2日前、衰弱の極致にあって夢に現れた母(韋提希夫人)の求めた浄土ゑの道を諭された言葉です。一般には愛弟子源智に残したものと言われていますが、梅原猛は夢に出てきた母に残した言葉と言っています。母の秦氏は賀茂神社と関係があり、今の百万遍知恩寺の境内には他の浄土宗の寺にはない賀茂神社が祀られています。母は難しい漢字は読めなかったので、分かり易いカタカナを使いました。(「法然の悲しみ」:梅原猛) これは入寂の2日前に示した法然の凝縮した分かり易い教えです。 他力本願とか浄土宗と言った宗教界だけの物語ではなく、我が国の底にある「心」の基本です。「観念」が大切なものを知るのに如何に邪魔になるか、その両刃の愚を説いています。「支那や我が日本国の色々な識者が議論している観念の念ではなのだよ、また学問をして大切なものが何かを研究してわかった観念ではないのだよ。」 と優しく語りかけます。

今やわが国は先進国の仲間入りをし、民主主義国と言われます。戦前は軍国主義で独裁国家と思っている人が殆どです。テレビなんかでは、北朝鮮批判の番組で解説者の落語家が「もっとも、日本も戦前は同じやうなことをやっていたんだから・・・」と鼻でせせら笑いします。彼は戦前生きていたわけではなく、全て聞きかじりか戦勝国(マッカーサー)が施した教育を受けた結果なのです。決してそうではありません。そんなに長くはありませんが、90年生きたこの身体が戦前の方が、静かで豊かで和やかであったと言っています。頭が理解しているのではありません。萬世一系の皇室と共に国家の底に流れて来たそれは潜在意識と言ってもよいものです。

市民の意識の左傾化は戦後だけの物語ではなく、明治維新に西欧から流入した近代意識の害毒の部分とも関連しています。戦後、勝者の文化であった民主主義の上澄の観念と合体してわが国を犯しているのです。勿論徳川時代の末期に洗礼を受けた西欧の文化は、わが国にはかけがえのないものでした。然しこの中にはちゃんと消化しなければ中毒を起こす「観念」が寄生していました。外来文化に内在する害毒を本居宣長は悟っていました。そして69才で「古事記伝」を著します。「観念」の念にもあらず。・・・ 法然上人が諭した言葉は、本居宣長にも受け継がれ、やがて我が国の最高の知性と言われた小林秀雄が
戦後の観念の泥沼の渦の中で、「本居宣長」を書いて生命を終えます。「観念」は共産主義に結びつき、浅はかなマスコミの煽動 に結びつきます。

我々の心の底には観念を超えた日本人の血(潜在意識)が流れています。しかしこれは自覚出来ません。いよいよの時に初めて力を出します。でもそれでは遅いのです。日本人には西欧の「観念」にもまして優れた「何か在るもの」を持っています。それは本居宣長が愛した古事記や日本書紀や万葉集の中に現れています。日本人の誇りを捨てて、共産党の言うやつな平等とか階級とか人間と言った「観念」の麻薬に犯されないやうにしなければなりません。そこには皇室もなければ日本国家もないのです。

ヘーゲルの例の「アウフへーべン」の餅つきの末に出来た「共産主義」 。この観念は地球上の何億の人を殺し、どれだけの国を破滅させたか?まだ分からないのか、と言いたい。その共産党がニコニコしながら、世界の平和と人々の幸せを叫ぶ不思議さ。資本論なんて読んだこともない蓮舫がこの共産党と握手し、自分の嫌いな議員に罵詈雑言を浴びせかける図は正に応仁の乱です。彼等にとって「皇統」なんてどうでもよいのです。これを面白可笑しく好意を以て報ずるマスコミには特に注意したいものです。

こういった集団にとって安倍内閣は生命を犯す天敵です。今の状態は第一次安倍内閣に対する攻撃方法ととてもよく似ています。外交 国防 経済 治安と殆ど関係のないことばかりを取り上げて、共産党的に憲法と結びつけて毎日攻撃するのです。我々は衆愚です。かれらは衆愚をごまかす方法に長けています。前回は見事成功して天下を取りました。しかしこの四年間の恐ろしいまでの国家の衰退ぶりと生活の困窮振りはまだ我々の胸に新しいものがあります。又、そんな世界へ誘い込もうとするのか?と怒りさえ感じます。

やがて世界は一つになるかも知れない。それは神のみぞ知る。人類の心の中の中が本当に一つになった時、世界は一つになる。少なくとも、物理的に一つになっても世界平和とは言わない。そんな時が来るのだろうか。来るかも知れないし、来ないかも知れない。それまで世界の国はそれぞれの国体を信じて進むのが良い。急いで疑わしい観念に飛乗ってはいけない。大怪我をする。日本は日本の国体を鎮るのが一番。それには国を鎮る軍隊が要る。

戦争をしない軍隊。そんなものがあるのだろうか。ある。それは、大日本帝国海軍の条約派の信念だったのです。

淡交とふ / 言の葉に添ひ/ 水温む
先日の産経新聞に載っていた和歌山のある女性の句です。段の一番最後にありました。「これは水交会のロビーだな。」と思いました。山梨勝之進提督の「君子の交わりは淡きこと水の如し」の額書が掛かり、ふと目を落とすと、温い水を湛えた池があります。きっとこの方はご家族かご先祖に海軍の方がをられたんだと和やかな気持ちになりました。



― 終わり ―


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