ガラス瓶に手紙を入れて

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zoom RSS 一阿の 「友人の死」T

<<   作成日時 : 2012/10/30 07:00   >>

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木犀の香が懐かしい今朝、珍しく友人の奥様から電話があった。
友の急死の知らせであった。小学校以来、淡交80年お互い86才になってゐた。最後のメールは9月18日。これが彼の地上に残した最後の言葉となった。

「本日は柳条湖事件の記念日とかで中国は国辱の日として騒ぎ、日本は一言も云う事なく過ぎました。満州事変の本質は日本が日露戦争の結果、清国の承認の許に取得した遼東半島の租借権、及び南満州鉄道と周辺の鉱山の正当な利権を、清国に代わる中国、実際には張学良が認めず勝手な振舞いをした事、併せて満州地区の治安が危殆に瀕した為に、止むなく執った正当な行動である事を一言も言わない日本人の意気地無さを憂う者であります。」 私はすぐに返信した。

「 お説の通りです。黙々と国力を蓄え憲法を改正し再軍備をするより外ありません。国を護るにたる軍隊と国力なくしてなんの外交だ。左傾化した政府 マスコミ 学会そして祖国再建の為の 三権を放棄したままでは、樽俎折衝さへできません。

赤化された青二才が外交と称して国辱を晒すだけで恥ずかしき限りです。敵の衝を折らず酒樽と生贄を貢ぐだけの国に成り下がった現状は我々の生きてゐる時間内に保守のベクトルを上向きにすることは不可能です。三百万柱の英霊に申し訳なし。メールを感謝します」。

彼は軍人ではない。旧制高校の理甲を出て大学の航空科に席を置いた。ゼロ戦より更に強い戦闘機を設計したかったからだ。心ならずも敗戦になり、建築科に変わった。かれの御父君は神戸製鋼所時代「九三魚雷発射装置」の特許を取られた。昔話になるが当時帝国海軍の魚雷は世界で最も優れてゐた。世界中のどの国の海軍もその魚雷は水泡の航跡をひいた。

しかし九三魚雷だけは航跡がつかなかった。だが潜水艦からの魚雷発射時に水泡が出ては仕方がない。これを見事に消したのが彼のお父さんだったのだ。話がそれたがこんなことを話す時も彼は決して「ドヤ顔」をしなかった。30年も昔、ある夜銀座ヨーソロで飲んでゐた時「わしの親父も多少は海軍と関係があるんだ」 と言って語り出したのが前述の物語だった。

            

(つづく)


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