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zoom RSS 一阿の 「神代曙」 3

<<   作成日時 : 2012/04/25 06:11   >>

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  石橋さんの450ページに及ぶ労作の中から一行だけ載せておきます。「・・・『笈の小文』にも「無能無芸にして只此一筋に繋る」 と書いており、芭蕉のお気に入りの文句であったと思われる。

これは徳充符篇の「老子曰ワク『胡ンゾ直チニ彼ノ死生ヲ以テ<一条>トナシ、可不可ヲ以テ一貫トナス者ヲシテ、ソノ桎梏ヲ解カシメザル』。」から来ている。と考えられる。(老子は言った。あの死と生の変化を同じ連続したものと考え、可いことと可くないことといふ価値の対立を一体のものとみなす万物斉同の立場に立つ人物に、その手枷足枷を解かしてみたまえ。)といふほどの意味でせう。

ここに、石橋筑紫男さんへの追悼文があります。「〜筑紫男先生を悼む〜猛暑の続いた今年(平成13年)の7月7日石橋筑紫男先生が亡くなられた。行年86才だった。〜俳誌(春燈)の先輩であった筑紫男先生にお願いしてみた。

(私達主婦も連句を巻いてみようといふことになり)〜先生の葬儀は無宗教でとり行わた。お経の代わりに御著書の中から<荘子>の<至楽篇>の一節が朗読された。荘子か妻の死を悲しむどころか、盆を叩いて歌ったといふ話である。(人間の肉体はもともとなかったもの、混沌から気が形となり、形が変化して生命が出来た。そして今また変化して死の混沌へと規則正しく循環してゆき天地自然の世界に眠ろうとしている。)とまことに先生の葬儀らしかった。

BGMにはショパンの別れの曲が静かに流れてゐた。先生の墓所は松林に囲まれた舞子霊園にある。墓石の表面に<入無窮之門以遊無窮之野ー荘子>と四行に刻まれ、裏面に< 用の無き貌曝しおり小春の日 筑紫男 > とある。無窮之門に入り、無窮之野に遊んでおられるそのお姿が彷彿とする。 合掌
 

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