ガラス瓶に手紙を入れて

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zoom RSS 一阿の 「神代曙」 1

<<   作成日時 : 2012/04/23 07:00   >>

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 武蔵野、深大寺の裏に神代植物公園がある。花見で賑わってゐる大芝生の少し手前に、「神代曙」 は佇っている。牧野富太郎博士が命名した美しい新種の桜だ。花びらの先へゆくほどに紅が深まり、染井吉野とすこし違った風情を見せる。その味は、夜桜に極まる。照明に照らされた染井吉野は、花雪崩とでも表現しやう。しかしそのよこに佇つ「神代曙」にはポット頬を染めた乙女のやうに「清々しい」風情がある。私はしばし現実を離れ、西行や俊成や定家の時代にあった。

「またや見む交野(かたの)のみ野の桜がり花の雪ちる春のあけぼの 俊成」 見上げる夜桜の枝の間に今散った花びらのやうに金星が光ってゐた。ちる花を詠んだ一首に上田三四二の絶唱がある。「ちる花はかずかぎりなしことごとく光をひきて谷にゆくかも 。 」 三四二(みよじ)はまた俳人飯田龍太と親しかった。龍太は 「ねむる嬰児 水あげてゐる薔薇のごとし」と歌った。

「しりとり」のやうてあるが、ガラス瓶子が伝へたいのは、日本人には西欧人や中国人にはない優れた美意識があるといふことです。「丹想」といふ連句同人誌の同人で石橋筑紫男といふ俳人がゐました。彼は「芭蕉の中の『荘子』」なる名著を残して世を去ります。彼は大学の工学部を出て重工業会社に奉職しますが、連句に惹かれ芭蕉の研究を始めます。会社を退いてから、大学の文学部で勉強を始め、深奥のところで「芭蕉」 と 「荘子」にたどり着きます。


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