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zoom RSS 一阿の 「年始の言葉」 3

<<   作成日時 : 2012/01/09 08:44   >>

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この詩は昭和40年教官の第二詩集「音楽」の中にあります。那珂太郎を詩人名鑑でひいてみると「ー第一詩集ETUDE(50年)から15年を経た音楽 (65年)では日本語の音韻性を追求、響き合う頭韻や脚韻、掛け詞を駆使して現代詩の新領域を拓き・・・誠実で官能的な一つの哲学で貫かれており、かって清岡卓行は(虚無の優しい保留)といみじくも評した。

ほかに萩原朔太郎研究書がある。新仮名遣いを拒否して執筆している。」としてゐる。この23日で90 才、萩原朔太郎研究会の会長でもある。昔、「選択」と言う雑誌の「古典からのメッセージ」なるコラムで小島直記がこんなことを書いた。「詩人と称する輩 (やから)とはつきあわぬ。」と心に決めたのは50年前、同人雑誌をだしていた頃である。詩人A は、同人会にきて、各自注文した飲み物の代金を払う段になると、コーヒー代自弁とは書いてなかった。とイチャモンをつけて絶対払はなかった。

もっとも早く家を新築したのは、この詩人Aである。詩人Bは、仲間の間に論争が起きると、すぐ行司役に回る。一段高いところから、両者を批判するので ある。そのくせ、自分には、命をかけて護らねばならぬ思想、立場はなかったのだ。詩人Cは、雑誌の校正などのある時は、必ず遅刻した。慰労の酒を出すころ、「一言もありません」といいながら姿を見せ最後まで残って酒肴を平らげる。

同人ではなかったが、学友の詩人那珂太郎は、人柄、詩作品ともに立派で、敬服したただ一人の詩人である。それからの長い歳月、私は萩原朔太郎 三好達治 伊藤静雄 那珂太郎の作品を愛読してきた。」 私は那珂さんの生徒でもあるし贔屓の引き倒しと言うこともあるので、敢えて口の悪い小島直紀の言葉を載せたのです。丁度20年前の9月19日(土)朝日新 聞西日本版に載った「語らい」なるコラムの那珂太郎さんの言葉を書きます。

*****

「(日本語の音韻大事にしたい)・・・
記者:針尾島にいたのは・・・

那珂:土浦 海軍航空隊を経て江田島の海軍兵学校の国語の教官になりました。20年4月に江田島の分校が針尾に開校し、そこに移ったのです。ここでは 珍しく英語教育に力を入れていました。どうも、戦後の人材教育を考えていたようです。江田島では阿川弘之さんがかいた井上成美が一時、校長をしていまし た。すぐれた教育者だったから、その人の影響もあったのでしょう。・・・


記者:詩作を通じて日本の言葉を見直すと言うお仕事をされているようですね。・・・

那珂:戦後の現代詩は、日本の古典の全否定から出発したとも言えますが、私は生まれ育った日本とその言葉から離れられない。伝統や過去とつながる必要があると思っています。詩は観念ではありません。言葉で成り立っています。日本語を自覚的に現代に生かす姿勢が欲しい気がします。・・・


記者:具体的には・・・

那珂:日本語の音韻性でしょうか。和歌の掛け詞(ことば)、響き合う頭韻や脚韻を大事にしたい。それを意識したのが萩原朔太郎ですね。/はか なくて過ぎにし方を数ふれば花に物思ふ春ぞ経にける/(式子内親王) 「は」という音で女性のためいきを感じさせる、と音韻分析をしています。・・・」



(続く)


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