ガラス瓶に手紙を入れて

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zoom RSS 一阿の 「『信天翁』の『群青』を読んで。友人Aの手紙。」

<<   作成日時 : 2011/10/07 07:33   >>

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◆信天翁の 「群青」 http://si-tarou.at.webry.info/201109/article_12.htmlを読んだ友人Aの手紙。

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以下の二通の手紙は健全な保守の友人AとBのものです。Aは国家も軍隊も大切に思いながら、戦前の軍隊の過激な方向を改め反省し、保守としての新しい道を 模索しています。従って朝鮮併合までは、許容しうる政策としますが満州国建設、日支事変は疑問符をつけます。B は朝鮮合併は当然であり、満州国建設、日支事変は共産主義(コミンテルン)南下を防ぎ真の極東平和の為の聖戦であったとします。この考えは戦後「馬鹿野郎」 呼ばわりされ、今にいたるまて大声で言うのを憚られます。しかしB は 90 にかなっても100になっても日本は本当は侵略されたのだと言う信念を持っているやうです。では手紙を読んでみませう。

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◆友人Aの手紙。

「戦前に育った海軍の将校たちは、遠洋航海で、アメリカか、ヨーロッパか、多少なりとも、海外を観る機会がありました。また海軍、陸軍を 問わず、駐在武官として、海外勤務を経験した人たちがある程度はいて、それぞれの組織の中枢をなしていた筈です。

しかし、東アジアの島国で育ち、そこに住 んでいたこともあって、大国の総合的国力大きさを理解することはできず、またその総合的国力が、いざ戦いとなったとき、特に戦いが長期となったとき、どれ だけものをいうか、については、殆ど理解していなかったのでありましょう。理解していなかったのは、軍人だけではありません。一般国民はいうまでもありま せんが、政治家、報道関係者、外交官、官僚など、いずれもこれを理解していない者が多かったのでありましょう。

そうであるからこそ、これらの者の大多数 は、威勢のいい声、大きな声に引きずられ、「米国撃つべし」の世論を形成していったのであります。このような世論形成には、陸軍が関わっていたし、海軍も 無関係ではないとは思いますが、このような世論は、昭和の一桁の時代から、あるいは、支那事変が始まった当時から、形成されてきており、この当時においては、まだまだ軍の力だけで形成できるものではありません。

政党間での争い、政権党をやっつけようとする反対党の言論も、強硬論の形成に大きな力となり ますし、他方、陸軍の中にだって、宇垣大将のように、軍の改革、近代化をしなければ、到底近代戦は戦えないことを知っていた軍人も、ある程度はいたと思わ れます。また、海軍がやっていたのは、大正時代以来、アメリカが侵攻してきたとき、いかにしてマリアナの線で防衛するか、の研究であり、そのための艦艇、 航空機などの整備でありました。

 昭和に入って、アメリカとしては、日本が脅威であったと思います。日本がこれ以上に国力を拡大し、大陸に進出しては、アメリカの東アジア進出の妨げとなる。蒋介石は、立派な人物とはいえないし、私腹を肥すことが好きで、支那大陸を統治できる人物かどうかは 疑わしいが、今はこれを援助し、日本の力を弱めるよりほかはない。そして機会があれば、日本をやっつけてしまおう。これが支那事変当時のアメリカの基本的 アジア政策であったでありましょう。その延長で、アメリカは、日本に戦いを挑ませ、日本を潰しました。

しかし、これはアメリカにとっては、大失敗でありま した。日本を潰したため、中共が勢力を伸ばし、アメリカが援助した中華民国は大陸を追い出され、中華民国につぎ込んだ莫大な金と物は全部無駄になりまし た。日本を潰したため、共産国からの侵略によって朝鮮戦争が起こり、数多くの米国青年が戦死し、莫大な戦費を費やしました。もとの仏領インドシナ(ベトナ ム)も同じです。日本を潰さなければ、アメリカは、ここでも多くの人命を失わずに済み、莫大な戦費を費やさなくて済んだ筈です。これらすべては、明治維新以来、東アジアの静謐、安定を目指してきた日本、つまり、東アジアについては専門家であった日本を潰してしまったという、アメリカの失敗に由来するものです。

 もし、日本を潰さなければ、現在の支那大陸はどうなっていたでしょうか。少なくとも、大陸に、太平洋の半分は我が国の海洋だと主張するような大国が存在する事態には、なっていなかったのではないでしょうか。


(了)

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