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zoom RSS 一阿の 「花筏」 3

<<   作成日時 : 2011/06/02 09:04   >>

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子供の頃、お盆やご先祖の命日になると、旦那寺の和尚さんが訪ねて来て、お経をあげて帰りました。夏は和尚の後ろに座って団扇で風を送るのが役目でした。 何回、何十回と重なると訳の分からんお経を覚えてしまひます。門前の小僧みたいなものです。

私は熱心な仏教徒ではありませんが時々短いお経が口をついて出 ます。「法然上人」の「一枚起請文」です。とてもなめらかで流れるやうな調子の言葉です。「唐土(もろこし)わが朝にもろもろの智者たちの沙汰し申さるる観念の念にもあらず。」 「また学問をして念の心を悟りて申す念仏にもあらず。」 一番大切なことは、中国やわが国の偉い人達が言っている観念や思想ではない。また中国や日本で学問をしてこれが物事の本質だとか悟りの境地だとか言ってゐる教えではない。13世紀の初頭、今から800年以上前のことです。

今の言葉で言うと、平和や人権が一番大事だ。国家は貧しい人や芸術家やスポーツマンを 戦争に駆り立てて心ならずも死ななければならない羽目に追い込む。日本は軍国主義だった。マルクスレーニン主義こそが人類を救う。そして壮大な実験の末、何千万もの人間を虐殺したあげく、やっぱりこの思想は間違っていたと元の政治体制に戻した国がありす。ロシヤ(ソ連)です。この思想の尻尾をつけ て、人の良い美しいこころを持った国民の上に座り、権力を我がものにした政党があります。日本の民主党です。

これは外からでは分かりません。と言うのは今の極左の連中は薄絹のやうな「平和の偽而非衣」を纏い、敗戦直後の徳田球一や野坂参三や浅沼稲次郎のやうに天皇制反対、国家解体を叫びません。日本人は 「平和」と言う言葉にとても弱い。昨日の新聞にも「丸岡受刑者(元日本赤軍幹部)死去の記事が出ていました。彼は「べ平連(ベトナムに平和を!市民連合) の活動をしました。その後昭和48年7月パリ発東京行き日航機をパレスチナゲリラと一緒に乗っ取り、最終的にリビヤの空港で爆破します。

更に昭和52年9 月またまたパリ発東京行き日航機を仲間四人と乗っ取り、ダッカ空港に着陸させ日本政府に身の代金として900万ドルを支払わせた上、仲間を含む受刑者4人 を釈放(超法規措置)させるのです。拡張型心筋症での死の影を自覚した彼は「過ちを墓場まで過ちを持ち込むわけにゆかない」として自分が関与した 旨の遺書を書き残しました。それまでは、全く関与を否定していたのです。あの頃はまるでべ平連ブームでした。

「平和」と言う字が付いていたのです。しかし べ平連だった丸岡達によって北鮮の工作員が何人日本へ送り込まれどれほど多くの拉致被害者をつくったことでせう。経営学者までがべ平連に心酔し「経営の一 番強固な組織はべ平連の組織だ。中心はぼやけていてそれを取り巻くシンパが網の目のやうに複雑に絡み合って組織を守ってゐる。社長を中心としたヒエラルキーはもう古い。」とのたもうたものです。シンパには所謂進歩的知識人が多かったのです。どこかの国の政府に似てゐませんか。正に「学問をして念の心を悟りて申す念仏にもあらず」です。

敗戦直後共産党や極左が宮城前で「米よこせ」デモをやり、三菱重工を爆破してゐたころ、小泉信三(当時、慶應塾長)が「マルクス死後五十年」を書きましたが、「反動」の名の下に一瞬に消されてしまひました。あれからもう65年も経ってゐます。この本は分かり易くマルクス主義の欠陥を突いてゐました。本屋には「英国労働党のイデオロギー」もありました。日本の社会党は英国労働党の道を歩むべきだと言うのです。しかし誰も振り返りませんでした。

日本には共産主義と社会主義を混同してゐる人がとても多いのです。東大には左右の全体主義と闘った「河合栄治郎」がいましたが、 戦後追放され替わりに共産党員や左翼の教授どもがGHQと一緒になって日本人の思想を変へるのに大童でした。東大以外の大学も程度の差こそあれ大同小異です。カルカチュアライズして言えば、日本の知識層は子供の頃は「日教組」に教育され憧れの最高学府では共産党や左翼の教授によって洗脳されて行ったのです。

だから知識人の集まる「国会図書館」や「NHK」や「朝日」を中心とするマスコミには共産党員や左翼の人間が多く集まるのです。勿論官僚にも司法界に もです。戦後66年もたって未だに憲法の一つも変へられないのです。左翼政権が天下を取ってマスコミが巧妙にこれを守り国民を総掛かりで左へ左へ誘導して いる現況は
予想以上に国家崩壊の危機なのです。

マスコミは、菅内閣が如何に失敗をしても、かって自民党の森、安倍、麻生各内閣の時の叩き方とは決定的に違ひます。それは仲間うちの批判の仕方です。国会討論をつぶさに聞いてゐて夜のNHKのニュースを見ると非を突かれないやうに細心の注意を払ひながら可笑しいくらい民主党に体重をかけてゐるのが分かります。しかもこれが国民を導いてゆく国家の放送なのです。一党独裁の中国放送と大して変わりません。

今日の新聞に「国歌斉唱 起立命令は合憲」と大きな字が一面に踊ってゐて、久しぶりに明るい気持ちになりました。しかし当たり前のことに喜んでいる寂しさをつくづく感じます。日本はここまで来てしまったのです。もうこのくらいを底にして、沈んで来たのと同じ時間をかけてでも日教組を退治し教育を改革してゆかねばなりません。

日本に はまだ二大政党はないのです。民主党は英国労働党や独逸の社会民主党とは決定的に違ひます。サッチャーがフォークランドを取り戻し大英帝国の威信を据えた 後労働党が天下を取っても国を売ったり崩壊に導いたりしません。国家に対する誇りの元で左右に分かれてゐるからです。独 も仏も米も同じです。

しかし日本は違います。それは敗戦によって戦勝国から憲法が与えられ、共産主義も社会主義も分からず混同したまま今日に来たからです。民主党に天下を与えると本当に国を潰されてしまひます。彼等の祖国は世界であるからです。或は中国かロシアかも知れないのです。日本の国体を信じては ゐません。800年前、法然上人が注意されたやうに「観念」の世界を生きてゐるのです。そう言う風に戦勝国に持って行かれたのです。

日本人は日本人らしく 125代見事に継承された天皇をお守りして世界で唯一の美しい独立文化をもつ祖国を孫・子に繋いで行きたいものです。

散る花のひとひらひとひら光りつつ 黙魚(那珂太郎・詩人)

(了)


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