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zoom RSS 一阿の 「関東大震災と永井荷風」(後編)

<<   作成日時 : 2011/03/30 07:27   >>

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永井荷風は戦前 戦後、一貫した態度を貫きました。傍観者と自由主義です。戦後は志賀直哉や正宗白鳥と一緒にいち早く文壇に返り咲きました。

彼の奇異な行動で有名なのは、日本の国語をフランス語に変えようとしたことです。こんな文人でも「断腸亭日乗」には、特に関東大震災の記述には、何か一種の覚悟と風格のやうなものが感じられます。

あの頃は第一次世界大戦を経て日本が経済的にも飛躍的に発展した時でした。マーシャル カロリン マリヤナの各諸島の委任統治権を得、上海に居留地を持っていました。「日乗」(日記)にはこうあります。「されどつらつら明治以降現代大正の帝都を見れば、いはゆる山師の玄関に異ならず。愚民を欺くいかさま物に過ぎざれば、灰燼になりしとてさして惜しむには及ばず。」「近年世間一般奢侈驕慢 貪欲飽くことん知らざりし有様を顧みれば、この度の災禍は実に『天罰』なりといふべし。」

この言葉は石原慎太郎でも後藤新平でもなく、あの永井荷風なのです。しかもこの言葉に対して共感こそすれ今のやうにテレビ朝日が真っ先にたって「どんなことがあっても天罰なんて言葉を使ってはならん」とわめき散らすやうなことはありませんでした。国民はそれこそ臥薪嘗胆で耐え抜いたのです。

然も山本権兵衛内閣は二時間後には臨時閣議を開き二日後には臨時救護費の即時支出を決定し内務省の後藤新平は「帝都復興の議」を提案しています。首相の急死、造船疑獄でのゴタゴタの最中での首都の壊滅的打撃です。それでも何故か政府も国民も凛としたものがありました。何故でしょう。

それは、日本の国に「国家」と言うものが厳存していたからです。天皇を中心に二千六百年続いたこの大和の国を命がけで守ろうとする心のつながりがありました。今は「国家」はありません。反戦 平和 人権 反日 国旗 国歌に反対してきた連中が内閣の半数を占め人命 人命 と騒いでなすすべを知りません。勿論人命は第一優先事項です。それ故にこそ、国家がちゃんとしていなければならないのです。

民主党のいまの政府は大地震発生直後から殆ど言い訳と後から追求されるであろう事象に対する責任逃れに終始しています。非常時の政府に必要な決死の覚悟というものがありません。ほうれん草を食べて良いのか、悪いのか、水を飲んで良いのか悪いのか、良いような悪いような、発表ばかりです。さらに一般国民には訳のわからん記号と数字の羅列です、火災保険会社の社員のやうな軽さで被害を発表する枝野さんも分かっていないのではないかとさえ思います。

福島県の原発近くの海からヨウ素131が基準濃度の1250倍検出されたと枝野は言うけれども、本来海にはヨウ素は0です。一体何の基準なのか。大体国難に当たっては、政府は国家と言うものを頭に置いて行動しなければならない。民主革命の名の下で鳴り物入りで天下を取った民主党、少数だが革命的マルクス主義のイデオロギーを腹の底に仕舞い込んだ精鋭に牛耳られている民主党は二度と政権を保守に譲りたくない。左翼に牛耳られていると言って良いマスコミ特にNHKや朝日の確信犯的な犯行によって天下を貰った民主党はいま何をやろうとしているのか、このどさくさ紛れに何をやるか知れたものではない。

中国共産党は菅達の動向をじーっと注視しているはずだ。国家意識が出ないように。僕達はみんな仲間、僕達は世界の中にいる。みんなで力を合わそう。この国はチームなのだ。テレビのコマーシャルは口を揃えて謳う。現政権を一応批判はするが、結論は擁護している。NHKは堂々とこんなことを言う。「原発は自民党が作っのだから、自民党に尻拭いさせたらよい」。

流石にNHKの口からでは無く視聴者の意見としてごまかしているが、何千とあるメールの中から、我が意を得たりと言わんばかりに声高らかに読み上げるのです。NHKの北京支局は中国共産党の国営放送局の中にあり中国共産党の国営放送の東京支局はNHKの中にあります。両者は意志も情報も持ちつ持たれつです。

中国共産党の対日心理工作の片棒を担いでいるかのごとき、朝日は自衛隊の決死の活動を殆ど伝えやうとはしませんし、「屋内待避の五キロ圏内の人は自衛隊の運ぶ僅かな食料で困り果てています。」と、言葉の魔術でまるで自衛隊が住民を困らせているごとき放映をします。民間人のご苦労は大々的に長時間写しますが、放射能を浴びながら必死に活動を続ける自衛隊の汗も血も 決して写そうとはしません。まさか、自衛隊を仙谷と同じ様に「暴力装置」と考えているのではないと思いますが。

よくマスコミは言います「こんな時は政府を批判せず、与党も野党も一致協力して国難に当たるべきだ」と。この一言で、国民は何も言えなくなるのを彼らは計算しています。ごもっともです。しかし、それは関東大震災の時の日本のやうに国家がちゃんとしている時に言うことで、今のやうに国家が溶けて亡くなろとしている時は全く当てはまりません。

国民は菅や枝野達が内閣で何を考え何をしやうとしているかを監視しなければなりません。その上での史上希有の震災被害と放射能被害に対処しなければならないのです。二重苦です。しかし私達はマスコミに騙されてこんな政府を選んでしまったのです。我々は政府の誰兵衛が物を言う時彼の思想を考えて聞く要があるしマスコミは悪知恵が発達しているから特に気をつけねばならない。

何かにつけて支那や朝鮮に気を使い自らのイデオロギー故に自国の国益を損じてゆく政府を加藤友三郎や山本権兵衛や後藤新平はなんと言うでせうか。早く今の日本を元の在るべき姿に戻さなければなりません。この心を抱いて国難に老骨を捧げたいと思っています。

ある日あるテレビで避難所の光景が写しだされ、そこに若いお母さんが赤ちゃんを抱いてテレビの取材に応じていました。彼女は淡々と言うのです。「私はお陰様で助かりました、然しまだ大勢の方が助けを待っていらっしゃいます。どうぞその方を助けてあげて下さい。」 私は聞いていて目頭が熱くなりました。そして思いました。この方こそ明治も大正も昭和も平成も同じ我らの心の中の本当の日本人なのだと。



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